今はもうほとんど見られなくなったキャブ車、なぜなくなったのか

かつては主流だった「キャブ車」は絶滅危惧種？なぜ数が減ったのか...

　ひと昔まえは、キャブレター式のエンジンを採用したいわゆる「キャブ車」と呼ばれるバイクが主流でした。

　キャブレターとは、エンジンへ燃料を供給するための燃料噴射装置を指します。バイクのエンジンは、シリンダー内に入れるガソリンを霧状にして空気と混ぜて混合気をつくり燃焼させますが、この量を適切に調整するのがキャブレターの役割です。

　またキャブレターは、エアクリーナーから吸い込んだ空気の流れを利用して作動します。

Comments

[zuq********]

キャブレターは完全機械式、シンプルなジェットやニードルだけで空気と燃料の混合比をコントロールするメカに感心するし、そのボディの造形にも魅力を感じる。それが4つも並ぶと微妙な調整が必要だが排気音や吹き上がりやアイドリング、プラグの焼け具合からカンの勝負になるのも面白い。そんなバイクで調子良く走り再スタートもセル一発だと嬉しくなる、インジェクションは全てコンピューター、環境にも良いし楽ではあるが今一つ面白味に欠けるのは贅沢な悩みでしょうか。

[syo********]

昔、父親が冬場のエンジン始動でキャブにヤカンのお湯を掛けてた光景が頭に浮かびます。