この記事をまとめると
■新型ホンダ・シビックタイプRの発売が開始された
いま買っても乗れるのは5年先ってマジか! 半導体不足だけじゃない「新型シビックタイプR」の納期遅延の理由
■注目度が高く、多くのユーザーが購入を検討していることだろう
■購入を検討している人が前もって注意、覚悟しておくべきポイントを紹介する
前もって注意しておくべきポイントを紹介!
ついに発売がスタートした新型シビックタイプR。純粋な内燃機関(エンジン)のみのタイプRとしては最後のモデルとなる可能性が高いため、多くのユーザーが購入を検討していることだろう。
言うまでもなく圧倒的な動力性能を持ちながらも、市販車として一般的なホンダ車と同じ保証やメンテナンスが受けられる車種ということで、モータースポーツ活動やサーキット走行をしない場合でも検討している人もいるかもしれない。
そこで今回は新型シビックタイプRを購入するにあたって前もって注意、もしくは覚悟しておくべきポイントをピックアップしてみたい。
1)乗り心地がハード
5ドアハッチバックボディを持つシビックがベースということで、ファミリーカー兼用で検討している人も多いかもしれないが、鈴鹿サーキットで市販FF車最速のタイムを記録するほどのスペックを誇るモデルだけに、乗り心地は決して安楽ではないことを覚悟しておきたい。
さすがにかなり厳しい意見も聞かれたFD2型よりはいく分マイルドで、コンフォートモードで走行するならば足まわりを交換したスポーツモデルレベルの乗り味なので、決して乗っていられないレベルではないが、同乗者からクレームが出る可能性は低くないだろう。
2)じつは4人乗り
ベースとなったシビックは後部座席が3人掛けの5人乗りとなっているが、シビックタイプRは後席中央にカップホルダーが備わることで乗車定員は4人となっている。
後席スペース自体のサイズは変わっていないものの、車検証上の定員も4名となっているため、4人以上乗車することが多いユーザーにはオススメできないのだ。
現在のシビックはCセグメントに位置するモデル
3)意外とデカい
古くからのシビックを知る人にとってはシビック=コンパクトカーというイメージが強いかもしれないが、現在のシビックはCセグメントに位置するモデルとなっており、決してコンパクトではない。
それに加えてタイプRはベースのシビックよりも90ミリも全幅が広い1890ミリとなっており、ワイドトレッド化の影響もあって最小回転半径も5.9メートル(ベース車は5.7メートル)となっているので、取り回しに苦労するシーンも出てくるかもしれない。
4)ランニングコストもそれなりにかかる
シビックベースということで、一般的なスーパーカーや日産GT-Rのように定期メンテナンスで多額の費用が掛かるということはないものの、タイヤサイズは265サイズの19インチ、しかも専用コンパウンドを採用したミシュランとなっており、カタログ燃費はWLTCの市街地モードではリッター8.6kmと決して低燃費とは言えない数値となっている。
そのため、ランニングコストは一般的な乗用車に比べると高めとなってしまうことを頭に入れておきたいところだ。
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サーキット走るのにアホファード買うヤツいないのと同じ