■走行性能を向上した新「キャブコン」シリーズが初公開
2024年7月20日から21日まで東京ビッグサイト(江東区有明)で開催された「東京キャンピングカーショー2024」には、100社・220台以上の車中泊モデルが集結しました。
なかでもバンテック(埼玉県所沢市)は新型キャンピングカー「ASTRARE(アストラーレ) GX4」を初公開し、来場者から多くの注目を集めていました。
【画像】めちゃカッコいい! トヨタ新型「“2階建て”ハイラックス」を画像で見る(30枚以上)
キャンピングカー大手のバンテックは、キャブコンタイプ(トラックの荷台に架装するタイプ)をラインナップの主力としています。
その多くは、キャブオーバー型トラック用シャシを用いたキャンピングカー専用モデルのトヨタ「カムロード」をベースとしています。
ところが今回発表された新型アストラーレ GX4は、ピックアップトラック「ハイラックス」をベースに開発されました。
ASTRARE(アストラーレ)シリーズではこれまで、ワンボックスバンの日産「キャラバン」をベースにしたユニークな成り立ちのキャブコンモデル「アストラーレ CC1」がラインナップされています。
アストラーレ CC1のサイズは全長5m以内、全幅2m級で、キャブオーバー型トラック用シャシを用いたキャブコンに比べ重心の低い設計のため、走行性能の高さが最大の特徴となっています。
新型アストラーレ GX4は、これに続く第2弾モデルとなります。
今回ベースとなったハイラックスは、1968年に誕生以来55年以上にわたって製造を続け、世界各国で広く販売されるトヨタのグローバルモデルです。
日本では2004年に一度販売を終了しましたが、2017年からタイで製造される現行型(8代目)で導入を再開しました。
搭載エンジンは最高出力150ps、最大トルク400Nmを発揮する2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボで、6速ATと組み合わされ、駆動方式はパートタイム式4WDのみの設定です。
新型アストラーレ GX4は、そんなハイラックスをベースとしたユニークなキャブコン型キャンピングカーに仕立てられました。
■価格は1210万円から! 上質な内外装にも注目
東京キャンピングカーショー2024で公開された新型アストラーレ GX4の実車は、かなりの存在感でした。
ボディサイズは、全長5640mm×全幅2100mm×全高2890mm。ベース車のハイラックス(Zグレード)は全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mmなので、大幅にサイズ拡大していることが寸法からもわかります。
会場の担当者によると、開発は2019年に始まったといいます。
コンセプトは「世界の様々なフィールドを制覇するクロスカントリーキャンパー」。“GX4”の車名は「Grand Explorer 4×4」を表しています。
道なき道を進みながら旅をする「オーバーランドスタイル」に対応するタフな仕様を目指し、走破性の高さからハイラックスが選ばれました。
実はこのモデル、2023年4月にタイでおこなわれた第44回「バンコク国際モーターショー」で世界初公開されていました。
タイでの車名は「Alpha(アルファ)」。バンテックはタイにおいても製造工場を持っており、現地での販売もおこなわれていましたが、ようやく国内向け仕様として日本初披露されました。
外観は、堅牢さを表現したというキャビン部の先進的なデザインが印象的です。空力性能を考慮したことで、走行性能にも好影響を与えているといいます。
室内に入ってみると、大人がしっかりと立てる十分な空間が確保されていました。
ドライビングポジション、エクストラソファポジション、エクストラベッドポジションと、3つのレイアウトにアレンジ可能です。
乗車定員は4人ですが、運転席上部にもバンクベッドが備わっており、就寝定員は3+2人となっています。
室内の質感も高く、リビングスペースのほか、給水機能をもつシンクのほか電子レンジやクーラー、FFヒーター、外部シャワー、さらにはトイレまでが機能的にレイアウトされています。
新型アストラーレ GX4の車両本体価格(消費税込み)は1210万円。
ただし東京キャンピングカーショー2024に展示されたのはプロトタイプモデルで、オーバーフェンダーやオフロードタイヤ&アルミホイールなどでカスタマイズが施されていました。
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