現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > プジョーの人気MPV「リフター」 ついに3列7人乗りロングボディ仕様が日本市場で追加導入決定! いつ上陸?

ここから本文です

プジョーの人気MPV「リフター」 ついに3列7人乗りロングボディ仕様が日本市場で追加導入決定! いつ上陸?

掲載 更新 15
プジョーの人気MPV「リフター」 ついに3列7人乗りロングボディ仕様が日本市場で追加導入決定! いつ上陸?

■シトロエン「ベルランゴ」とともに3列7人乗りロング版が同時登場

 2022年3月1日に、FCAジャパンとグループPSAジャパンが事業を統合、新たに登場したのがステランティスジャパンです。

【画像】国産ミニバンとガチンコライバル!? プジョー「リフター」7人乗り仕様を画像でチェック(31枚)

 その設立発表の記者会見の際に明らかになったのが、「シトロエン」ブランドの人気MPV「ベルランゴ」に3列7人乗りロングボディバージョン「ベルランゴXL」を追加、2022年中に日本市場に導入されるということです。

 この際に、兄弟車となるプジョー「リフター」については言及されていませんでしたが、ベルランゴ同様にロングボディバーションの日本市場導入が明らかになりました。

 リフターは1996年に欧州で登場した「パートナー」を起源とするMPVです。パートナーはシトロエン・ベルランゴの兄弟車という関係性で、商用車および乗用車がありました。

 そして、現行のリフターは2018年3月に開催されたジュネーブモーターショーで世界初公開されたモデルです。パートナーという車名は商用車としてそのまま残り、乗用車はリフターという名で、現行リフターが初代モデルとなります。シトロエン・ベルランゴのほか、欧州市場で展開されるオペル「コンボ」、トヨタ「プロエースシティ」と兄弟車という関係になります。

 日本では2019年10月に特別仕様車の「デビューエディション」がオンラインで予約注文を開始。2020年11月にはカタログモデルが登場しました。

 全長4405mm×全幅1850mm×全高1880mm、ホイールベースは2785mmというボディサイズで、Cセグメントの大きさながら広大な室内が特徴です。荷室も5名乗車時で597リッター、2列目シートを倒すと最大2126リッターと、SUVであるプジョー「5008」の1862リッターを大幅に上回ります。

 搭載されるエンジンは130馬力・300Nmを発生する1.5リッターディーゼルターボで、8速ATの「EAT8」を組み合わせるFFモデルです。

 兄弟車のシトロエン・ベルランゴにはない機能として「アドバンスドグリップコントロール」が挙げられます。これはトラクションコントロールの進化版といえる機能で、路面状況に合わせてパワートレインやブレーキを統合制御し走破性を高めるもので、5つのモードを備えるものです。

■ピュアEVの「E-リフター」の導入は未定

 今回、2022年中の日本導入が明らかになったリフター・ロングとはどんなモデルなのでしょうか。

 リフター・ロングは全長4753mm×全幅1848mm×全高1879mm、ホイールベース2975mm(欧州仕様)というボディサイズで、通常のリフターよりも全長が約350mm、ホイールベースが190mm長くなっています。全幅・全高は変わりません。

 全長が長くなった恩恵は室内スペースの広さにつながっています。リフター・ロングは3列目シートを用意、乗車定員7名を実現しています。

 3列目シートは折りたたむと完全に収納されます。また、さらに3分割で折りたためる2列目シートをすべて倒すと、広大でフラットな荷室が広がります。

 欧州では110馬力・205Nmを発生する1.2リッター直列3気筒ターボガソリンエンジン「ピュアテック110」搭載モデルや6速MT仕様も用意されますが、日本に導入されるモデルは、現行リフターと同じ1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン+8速ATとなりそうです。

 さらに欧州では2021年に、ピュアEVの「E-RIFTER(E-リフター)」が登場しています。これはリフターをベースにした電気自動車で、最高出力136馬力、最大トルク260Nmを発生するモーターを搭載。

 搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は50kWhで、1充電航続可能距離はWLTPモードで最大280kmを実現しているといいます。

 リフター・ロングの日本上陸のタイミングで、このE-リフターも登場するかどうかは未定ですが、今後日本市場に導入を検討している段階だといいます。

※ ※ ※

 リフター・ロングの日本導入は「2022年中」とだけ発表されており、詳細な時期については未定ですが、シトロエン・ベルランゴのロング版と同じタイミングで登場するとのことです。車両価格はまだ発表されていません。
 

こんな記事も読まれています

フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
AUTOSPORT web
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
佐藤万璃音、2025年もユナイテッド・オートスポーツからWEC世界耐久選手権にフル参戦
AUTOSPORT web
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
やっぱたまらんなV型エンジン!! [スカイラインNISMO]とレクサス[IS500]の[パンチ力]にひれ伏した件
ベストカーWeb
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
エバンスとの実質的な一騎打ちもタナクはトップ譲らず。ヌービルは7番手に挽回【ラリージャパン デイ3】
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
【角田裕毅F1第22戦展望】ファクトリーと現場の連携で活きたレッドブル製リヤサスペンション。改善の継続が7番手に繋がる
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

15件
  • とても欲しい
  • フランス車は後付けのオプションがほとんどいらないから、ノア/ヴォク、セレナ、ステップワゴンよりも安く買えるかもしれない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

448.0468.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0410.0万円

中古車を検索
リフターの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

448.0468.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0410.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村