世界の自動車メーカーが作った流線型デザイン
昨年、ロールスロイス社(航空機エンジンメーカーでもある)が、2020年代前半にも「空飛ぶタクシー」の実用化を目指すと発表し、米配車大手ウーバー・テクノロジーズのCEOも「5年後にも空飛ぶタクシーが実用化される可能性がある」とコメント。
昭和の少年が憧れた! スーパーカーブームでヒーローとなった名車5選
ボーイングやドイツのベンチャー企業、その他数社も空飛ぶタクシーの実用化を目指している。しかし、空飛ぶクルマといえば、かつてのスーパーカーブームの頃のカロッツェリアが生み出したコンセプトカーたちも、地上を走る乗り物というより、空に舞い上がりそうな革新的なスタイルのクルマが多かった。そんな未来を先取りしたクルマたちを、いくつか振り返ってみることにしよう。
ランチア・ストラトス ゼロ
1970年代のスーパーカーの中でも、ひときわ高い人気を誇るランチャ・ストラトスHF。ストラトスHFのデビューは1974年だが、その4年前にもう一台の元祖ストラトスがお披露目となっている。それが1970年のトリノショーに出展されたコンセプトカー「ストラトス・ゼロ」だ。
デザイナーは、ベルトーネ時代のマルチェロ・ガンディーニ。いかにも空気抵抗が小さいスーパーカーらしいウェッジ・シェイプで、なんとこのクルマにはドアがない。戦闘機のキャノピーのように、水平近くまで寝かされたフロントウィンドウを上方向に開けて乗降するというスタイル。マイケル・ジャクソンが主演・原案・製作総指揮のミュージカル映画「ムーンウォーカー」にも登場し、空を飛ぶシーンが描かれている。
マツダRX500
1960~70年代の速い乗り物のイメージは、先の尖ったボディと後方から火を噴くジェットエンジン。この二つのイメージを完璧に持ち合わせていた日本が誇るコンセプトカーといえば、マツダRX500だ。コスモ・スポーツの後継車として企画され、マツダ創立50周年モデルとして1970年の東京モーターショーに登場。
ランボルギーニ・カウンタックの発表よりも早く、ガルウイングドア(正式には「バタフライウィングドア」)を取り入れ、ロータリーエンジンを積んだ本格的なミッドシップスポーツを目指していた。
ランボルギーニ・マルツァル
1967年のジュネーブショーで発表されたマルツァルは、ランボルギーニ社としても伝説の一台。低く流麗なデザインを持つミウラの兄弟車と言われている。ミウラは4リッターV型12気筒をミッドシップにマウントした2シーターモデルだったが、マルツァルは4シーターのガルウイングドアを採用し、エンジンは2リッター直列6気筒をリアに横置き搭載。
デザインはベルトーネ時代のマルチェロ・ガンディーニで、エクステリアにもインテリアにも六角形を多用していることが大きな特徴。室内がほぼ丸見えのスケルトンな感じが、ヘリコプターのコックピットのようで、飛行体的に見える。量産化は実現せずコンセプトカーで終わっているのが残念だ。
マセラティ・ブーメラン
ブーメランは、1971年のトリノショーで発表されたマセラティのコンセプトカー。プラットフォームは、マセラティ・ボーラを流用し、実走可能なプロトタイプまで作られている。デザインを担当したのは、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロ。ステアリング内側にすべてのメーターとスイッチ類が円型にレイアウトされているのが大きな特徴で、非常に“未来”を感じさせる一台だった。
デロリアン(バックトゥザフューチャー仕様)
空飛ぶクルマといえば、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン。第1作目の最後の場面で、1985年から30年後の2015年10月21日にタイムトラベルしようとするシーンで、ドクことエメット・ブラウン博士が「道? これから行く場所に道など要らん」と言って、デロリアンが宙を駆けるシーンとなるが、現実の2015年には空飛ぶクルマは普及していない……。
しかし、そのさらに10年後の2025年には、いよいよ「空飛ぶタクシー」が登場するかも、と思うとワクワクしてくる。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?