現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産「次期型シルビア」!? 超パワフルな“後輪駆動”搭載した「和製スポーツカー」を本気で開発! ド迫力“ワイドテール”採用する「試作モデル」が凄い!

ここから本文です

日産「次期型シルビア」!? 超パワフルな“後輪駆動”搭載した「和製スポーツカー」を本気で開発! ド迫力“ワイドテール”採用する「試作モデル」が凄い!

掲載 19
日産「次期型シルビア」!? 超パワフルな“後輪駆動”搭載した「和製スポーツカー」を本気で開発! ド迫力“ワイドテール”採用する「試作モデル」が凄い!

■日産が「後輪駆動スポーツカー」を本気で開発!

 日産は、様々なスポーツカーを提案してきた自動車メーカーです。
 
 中でも、独特のスタイリングで大きな注目を集めた「ブレードグライダー」は、今なお市販化を求める声が絶えません。

【画像】超カッコイイ! これが日産の「斬新スポーツカー」です!(20枚)

 2013年の「東京モーターショー」で日産は2台のコンセプトカーを出展しました。

 1台は、3代目「ブルーバード」を彷彿とさせるクラシカルなデザインのスポーツクーペ「IDx」で、もう一台が今回紹介する「ブレードグライダー」でした。

 ブレードグライダーは、「新たな価値を創造する次世代EV」をテーマに生み出されたスポーツカー。

 そのため、「滑空するように走るクルマ」というこれまでにない独自のコンセプトが掲げられ、既存のクルマにはない特徴を有していました。

 それはまずボディ形状に見られ、サイドから見ると日産のスポーツカー「シルビア」や「フェアレディZ」を小型化したような、伸びやかなロングノーズのスタイリングを採用。

 その一方で、フロントの車幅は極端に狭められており、“グライダー”という名前が示すとおり、上から見ると三角形のような姿を採用しています。

 この独特の形状により、空気抵抗を大幅に減らし、なおかつ強烈なダウンフォースを生み出すことに成功。

 また、重量配分を「フロント3/リア7」とすることで、フロントトレッドが狭くとも安定した走行性能を実現させていました。

 パワートレインは、5個の電池モジュールから構成する220kWの高性能リチウムイオンバッテリーを動力源とし、後輪それぞれに搭載された130kW×2の電気モーターにより駆動する後輪駆動レイアウト。

 後輪に備わる2つのモーターのシステム出力は268馬力・最大トルクは707N・mと強大なもので、1300kgほどの重量の車両を、なんと5秒で100km/hまで到達させる加速力を持ち合わせていました。

 こうした独自の機構により生み出されたのが、先述の「滑空するように走る」というドライビング・フィールです。

 当時の資料にも「グライダーを操縦しているようなフィーリングを想起させる」と記載されているように、独自の運転感覚がブレードグライダー最大の魅力となりました。

 また東京モーターショー出展時は、自走しないディスプレーモデルだったブレードグライダーでしたが、日産が「市場への導入も検討している」とアピールしていたこともあり、市販化の期待が寄せられます。

 その後、日産は2016年にブレードグライダーのプロトタイプを発表。いよいよ市販化が現実味を帯びてきます

 このとき発表されたモデルは走行可能なレベルにまで仕上げられており、同年にブラジルで開催された「リオデジャネイロオリンピック」の関連イベントではデモ走行も実施。

 さらに、メディア向けの走行会も行われました。

 このときの発表によると、プロトタイプの最高速度は190km/hで、0-100km加速は5秒以下。

「オフ」「アジャイル」「ドリフト」といった3種類の走行モードを搭載し、好みに応じて切り替えることで異なる走行性能を発揮していました。

 このように、プロトタイプとはいえ、あまりも高い完成度を誇ったブレードグライダー。

「もうこれで市販してもいいのでは?」と話題になったほどで、いかに日産が市販に向けて本腰を入れていたかが伝わります。

 しかし、残念ながらその後の動きはなく、ブレードグライダーはプロジェクト自体が立ち消えとなってしまいました。

※ ※ ※

 斬新なスタイルと独自のドライビングフィールが話題となったブレードグライダー。

 非常に魅力的なクルマだったため市販化を求める声も多く、今でも「受注生産でもいいから売って欲しい!」というコメントが寄せられます。

 しかし同車の開発によって日産が獲得した新たな技術は確実に蓄積されており、今後の新型車に何らかの形で活かされているのかもしれません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産「次期型シルビア!?」 斬新“ツルツル顔”&「Vモーション風ボディ」がカッコイイ! “画期的システム搭載”のスポーツクーペ「エスフロー」とは?
日産「次期型シルビア!?」 斬新“ツルツル顔”&「Vモーション風ボディ」がカッコイイ! “画期的システム搭載”のスポーツクーペ「エスフロー」とは?
くるまのニュース
レクサス新型「高級ミニバン」発表! パワフルな「ターボ×ハイブリッド」搭載! すごい「超豪華インテリア」採用したファーストクラス仕様の「新型LM500h」尼国登場!
レクサス新型「高級ミニバン」発表! パワフルな「ターボ×ハイブリッド」搭載! すごい「超豪華インテリア」採用したファーストクラス仕様の「新型LM500h」尼国登場!
くるまのニュース
マツダ「“軽”RX‐7!?」まもなく登場! まさかの「スズキ製」な「斬新マシン」は市販化も? 完成間近の上野美装製「エフディーノ」制作工程を公開
マツダ「“軽”RX‐7!?」まもなく登場! まさかの「スズキ製」な「斬新マシン」は市販化も? 完成間近の上野美装製「エフディーノ」制作工程を公開
くるまのニュース
トヨタが新型「アルファード/ヴェルファイア」発売!? 4人乗り追加&画期的システム採用!? さらに「安いグレードも」 改良版は12月末登場か
トヨタが新型「アルファード/ヴェルファイア」発売!? 4人乗り追加&画期的システム採用!? さらに「安いグレードも」 改良版は12月末登場か
くるまのニュース
マツダの最高傑作ロードスター! これほど日本が世界に誇れる[クルマ]って他にある?
マツダの最高傑作ロードスター! これほど日本が世界に誇れる[クルマ]って他にある?
ベストカーWeb
ホンダ最強「スポーツカー」がスゴイ! これぞ究極の「タイプR」! 大排気量“VTECエンジン”&斬新ボディ採用! 専用装備マシマシの「NSX-R GT」とは?
ホンダ最強「スポーツカー」がスゴイ! これぞ究極の「タイプR」! 大排気量“VTECエンジン”&斬新ボディ採用! 専用装備マシマシの「NSX-R GT」とは?
くるまのニュース
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
VAGUE
トヨタ「セリカ」復活へ! 世界初の「画期的ユニット」&日本初の「ターボエンジン」に「斬新システム」採用! “スペシャルティカー”を支えてきた革新的技術とは?
トヨタ「セリカ」復活へ! 世界初の「画期的ユニット」&日本初の「ターボエンジン」に「斬新システム」採用! “スペシャルティカー”を支えてきた革新的技術とは?
くるまのニュース
「新型“セレナ顔”SUV!?」実車公開! 10年ぶり全面刷新!? 唯一無二のVCターボ×9速AT搭載! 「ムラーノ」何が変わった? LAで展示
「新型“セレナ顔”SUV!?」実車公開! 10年ぶり全面刷新!? 唯一無二のVCターボ×9速AT搭載! 「ムラーノ」何が変わった? LAで展示
くるまのニュース
洗車したのに「なんか曇ってない?」フロントガラス内側の汚れを“劇的に”取る方法とは 洗剤も要らない?
洗車したのに「なんか曇ってない?」フロントガラス内側の汚れを“劇的に”取る方法とは 洗剤も要らない?
乗りものニュース
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
くるまのニュース
なぜ高級車は「数千万円」もするのか? 製造工程から見る、一般車との決定的な違いとは?
なぜ高級車は「数千万円」もするのか? 製造工程から見る、一般車との決定的な違いとは?
Merkmal
全長4.1mで600馬力! 日産「超“コンパクト”GT-R」がスゴい! 「V6ツインターボ」×4WDでまさかの“市販化”実現! 4ドアボディの「スーパースポーツSUV」どんなモデル?
全長4.1mで600馬力! 日産「超“コンパクト”GT-R」がスゴい! 「V6ツインターボ」×4WDでまさかの“市販化”実現! 4ドアボディの「スーパースポーツSUV」どんなモデル?
くるまのニュース
クルマの「スペアタイヤ」なぜ廃止? パンクしたらどうするの? かつての標準アイテムが“オプション装備”に!? 応急用タイヤが減少した理由とは
クルマの「スペアタイヤ」なぜ廃止? パンクしたらどうするの? かつての標準アイテムが“オプション装備”に!? 応急用タイヤが減少した理由とは
くるまのニュース
落札予想は18億円超え!? 出品されること自体がレアな 特別なパガーニ「ゾンダ」がオークションに登場 どんなハイパーカー?
落札予想は18億円超え!? 出品されること自体がレアな 特別なパガーニ「ゾンダ」がオークションに登場 どんなハイパーカー?
VAGUE
約2億円で落札されたルーフ「SCR 2018」とは? 964型「911」の外観を意識したカーボンボディと自社開発カーボンモノコックで驚異の1250キロ!
約2億円で落札されたルーフ「SCR 2018」とは? 964型「911」の外観を意識したカーボンボディと自社開発カーボンモノコックで驚異の1250キロ!
Auto Messe Web
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
くるまのニュース
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
くるまのニュース

みんなのコメント

19件
  • kno********
    またもやクソ記事、書いてるやつって同じなの?
  • anm********
    10年以上前の記事持ち出して相変わらず詐欺ニュース
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.1262.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.0510.0万円

中古車を検索
ブルーバードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.1262.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.0510.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村