トライアンフの250ccモトクロスバイク スーパーモトクロスワールドチャンピオンシップ決勝で初公開

トライアンフ入魂の新型モトクロッサー

　英国のバイクブランド「トライアンフ」は、9月23日に米国カリフォルニアのロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで開催されたスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップ最終ラウンドで新型250ccモトクロスバイクを初披露しました。

　トライアンフはこれまで開発中のオフロードモデルのエンジンやフレームなどに関する動画を公開してきましたが、2023年9月上旬には1997年以来、10年連続タイトル獲得やAMA（全米モーターサイクル協会）モトクロスシリーズ全カテゴリー優勝など数々の記録を打ち立ててきたライダー、リッキー・カーマイケル氏によるテスト走行の模様を収録した最新動画を公開。

　アマチュアモトクロス界で注目を集めているエヴァン・フェリー氏もテストに参加し、開発の最終段階を迎えていることを発表しました。

　なお、スーパーモトクロスワールドチャンピオンシップ最終ラウンドではレジェンドライダーであり、現在アメリカでトライアンフのアドベンチャーエクスペリエンスのマネージャーを務めるジェフ‘シックスタイム’スタントン氏がリッキー・カーマイケル氏と共に待望の市販仕様の新型バイクにライドイン。

　スタジアムのスクリーンには2023年11月28日に全貌が明かされると映し出されました。

　走行を終え、2人のライダーは次のようにコメントしています。

■リッキー・カーマイケル氏「この4年間取り組んできたことを、ようやくファンの皆さんにお見せすることができて本当にうれしいです。バイクのフィーリングは最高だし、見た目もいい。11月28日に最終的なディテールを発表できるのが待ちきれないです」。

■ジェフ・スタントン氏「コロシアムは僕にとって特別な場所であり、トライアンフに乗ってここに戻ってくることは、僕にとって本当に光栄なことです。新しいグラフィックはパドックでは他に類を見ないもので、バイクにシャープで個性的な新しい外観を与えています」。