迫力の走行イベント以外にも魅力的なコンテンツが多数!
2022年12月4日、静岡県にある富士スピードウェイにて「NISMOフェスティバル」が開催されました。新旧さまざまな日産のレーシングカーたちによる走行も魅力的ですが、パドックやイベントエリアのブース出展、イベントも面白い注目コンテンツです。今回はレーシングコース以外で見つけた、NISMOフェスティバルの面白ポイントを紹介していきます。
3年ぶりに「NISMOフェスティバル」が帰ってきた! 3万人の日産ファンが富士スピードウェイに集った1日とは
ピットには歴代レーシングマシンが目白押し
レーシングコースを走行した以外にも、ピットには多くの歴代レーシングカーが展示されていました。最新マシンはもちろん、日本モータースポーツ黎明期の名車から、グループCやJTCCといった懐かしのカテゴリーなどが一堂に会する機会は貴重であり、レーシングカーマニアにはたまらない並びと言える光景でした。
そのなかでも目立ったのが歴代「フェアレディZ」の展示です。2022シーズンはSUPER GTのGT500クラスに新型が投入され、モータースポーツシーンのトップカテゴリーにフェアレディZが久々に復活したシーズンとなりました。そのため今回のNISMOフェスティバルでは歴代レーシングカーが集結。さらに、セーフティカーや西部警察で活躍したスーパーZなども展示され、まさにZづくしのピットになっていました。
ココだけしか買えないアイテムたちにファンも歓喜
NISMOフェスティバルにおいて、走行イベント以外でファンが楽しみにしているのが、当日限定で販売されるアイテムの数々です。1番人気と言ってもいいのが、日産系チームのブースが行うガレージセールでしょう。実際にレースで使用されたホイールを持って歩いている人を見かけると「NISMOフェスティバルらしい光景だなぁ」と感じます。
そんな定番アイテムのホイール以外にもブレーキローターや、大きなものではSUPER GTやスーパーフォーミュラのマシンに使われるカウルが販売されていました。購入した人は一体どうやって持って帰ったのかが気になるところですが、ファンにとってはお宝であることは間違いないでしょう。
そのほかにも各ショップが中古パーツのほか、すぐに使えそうなスタッドレスタイヤといった実用的なアイテムを販売。多くのクルマ好きが自身の愛車に装着可能なパーツを探していました。
そしてレーシングカーの中古パーツと並ぶくらいの人気アイテムが限定ミニカーです。チョロQやトミカなど定番ミニカーの限定バージョンが用意されていましたが、人気のミニカーは早いタイミングで完売となり、あらためて人気の高さを感じました。
少し歩けばすぐに魅力的なアイテムが限定価格で販売しているので、ついつい財布の紐が緩んでしまうのが、NISMOフェスティバルの魅力なのです。
大人も子どもも一日満足のボリューム
NISMOフェスティバルのイベントは、買い物を自由に楽しめる大人たちだけのものではありません。子ども向けのコンテンツも多く用意されています。レーシングカーのコクピットに座ることができる「レーシングカーコクピットライド」は、子どもでも体験OKとなっていますし、工具メーカーや自動車大学校のブースでは、工具の使用や整備体験が行われていました。
そのほか、NISMO、AUTECH、GT-R、フェアレディZとそれぞれのオーナーが愛車を並べる「オーナーズパーキング」などが行われて親睦を深める光景も見られました。イベント広場やパドックもコース同様、1日では回りきれないような盛りだくさんの内容となってファンを魅了したNISMOフェスティバル。2023年の開催が、今からとても楽しみです。
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