■なんで日本にはないの!?
スズキのインドネシア法人は2024年6月12日、首都ジャカルタでインドネシアの国家経済成長を支援するイベント「ジャカルタフェア2024」のテーマにあわせ、コンベンションホール「ジャカルタ インターナショナル エキスポ(JIExpo)」に6月12日から7月14日まで、新型SUV「グランドビターラ」を展示しています。
日本では売られていないグランドビターラに対し、SNSなどではさまざまな声が集まっています。
【画像】めちゃカッコいい! スズキ最上級SUV「グランドビターラ」を画像で見る(30枚以上)
グランドビターラは、スズキとトヨタの協業に基づいて開発されました。
2022年7月、スズキのインド子会社マルチ・スズキがグローバル向けのフラッグシップSUVとして発表されています。
グランドビターラの開発はスズキが、生産はトヨタのインド現地法人であるトヨタ・キルロスカ・モーターがそれぞれ担当し、2022年8月より製造が始まっています。
インドネシアでは2023年2月に発表され、ボディサイズは全長4345mm×全幅1795mm×全高1645mmです。
外観は、タフさと質感を兼ね備えたデザインが印象的です。
フロントは、特徴的な3灯式LEDヘッドライトやメッキ加飾で上質さを表現。リアは左右の3灯式テールランプを結ぶガーニッシュが備わるほか、バンパー下部にはスキッドプレート風のガーニッシュを装備します。
ボディサイドは、ワイルドな前後フェンダーなどの造形で力強さを強調します。
内装も外観同様にタフさと上質さが表現され、インパネ・トリムにボルドーとブラックの2トーンカラーにシルバーステッチを施した合皮を採用するほか、ヘッドアップディスプレイ、コネクテッドサービス「スズキコネクト」や全方位モニターに対応するマルチディスプレイを備えます。
また上級グレードではワイヤレスチャージャーや前席のシートベンチレーション、パノラミックサンルーフ、後部座席のエアコン吹き出し口などの快適装備も搭載します。
搭載されるパワートレインは、103馬力の1.5リッターガソリンとISGを組み合わせた「スマートハイブリッド」(マイルドハイブリッド)。トランスミッションは6速ATです。
他国向けには、約92馬力の1.5リッターガソリンエンジンに79馬力のモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせる「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」(フルハイブリッド)もありますが、インドネシアではラインナップされていません。
インドネシアにおけるグランドビターラの販売価格は、3億6200万ルピア(約350万円)から3億8840万ルピア(約375万円)です。
※ ※ ※
日本にはない新型SUVに対し、SNSなどでは多くの反響が寄せられています。
多かったのは「これはカッコイイ」「リアのデザインも良い」「エスクードクラスのSUVって丁度イイサイズだなあ」など、グランドビターラのデザインやサイズ感を好ましく思う声でした。
国内のスズキにおける小型車のSUVは、現在「ジムニーシエラ」と「クロスビー」しかラインナップがありません。
そのため「エスクードもいつの間にかなくなってしまったから、後継車として日本にも来ないかな」との意見もみられ、今後のスズキの展開に期待したいところです。
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みんなのコメント
でも、車自体はカッコいいよ