現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の参】】オシャレな「PLaY」は装備がてんこ盛りのトップofヴェゼル!

ここから本文です

【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の参】】オシャレな「PLaY」は装備がてんこ盛りのトップofヴェゼル!

掲載 4
【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の参】】オシャレな「PLaY」は装備がてんこ盛りのトップofヴェゼル!

2024年4月25日、ホンダの人気コンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジが実施されました。3つのグレード設定、それぞれにお勧めのポイントあり。ということで、今回はそのなかでも最上級仕様に位置付けられる「e:HEV Z PLaYパッケージ」について、詳しくご紹介します。

アクセントカラーがレッドからブルーに変わってより精悍な印象に
今回ご紹介する「PLaY」は「e:HEV Z」をベースに、専用の内外装デザインが施されているほか、PLaYでしか装着できないレアアイテムなどが用意されます。上級グレード+αということで、すなわちヴェゼルの最上級グレードに位置するモデルです。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

と、マイナーチェンジ前にヴェゼルのグレード構成をご存知の方は少し戸惑うことでしょう。というのも、従来用意されていたPLaYというと、装備は「Z」ベースながらも、なぜかいくつかの装備がZから省かれており「PLaYを選びたいけど、Zには用意されている装備がないなんて・・・」というジレンマに襲われたかたも少なくないはずです。

今回のPLaYはそれを解決してきたことが大きなトピックとなります。従来と何が変わったのか、今からそれを中心に、Zグレードとの違いも合わせて解説していきます。

PLaYのエクステリアは、まずアクセントカラーがパッションレッドからライトブルーへ変更されたことが大きな変更点です。従来のPLaYはドアロアーガーニッシュにレッド加飾が施されていましたが、こちらがブルーになりました。ずいぶんと印象が変わりましたね。

またフロントグリル内に配された特徴的なカラーバーオーナメントは、従来がホワイト/ブルー/レッドのトリコロールカラーが採用されていたうえ、それぞれがグリルに平行して3本あしらわれていました。一方新型のPLaYでは、ホワイトブルー/ライトブルー/オレンジにカラーリングが変更され、その加飾が1本で繋がるように配されました。

そのほかPLaYで特徴的な2トーンルーフは、新たに3色のニューカラーをお迎えするにあたりリフレッシュされ、ブラックルーフが3色から、シルバールーフが2色から選択できるようになりました。今回実際に確認することができた「シーベットブルー・パール」と呼ばれる新色はホンダの他モデルにはない色なので非常に新鮮な雰囲気を感じました。

このように新しいPLaYのエクステリアは、従来のレッド基調のポップで明るい印象から、ブルー基調の精悍でクールな印象になったことで「最上級グレード」としての存在感を高めた気がします。

ちなみにフロントライトは今回の改良に合わせて、従来Zグレードにのみ採用されていた「オートレベリング機構」がPLaYにも装着されたり、右左折の際に目指す方向を照らしてくれる「LEDアクティブコーナリングライト」も装備されたのは朗報です。

インテリアもブルーが輝くPLaY。ガラスルーフはオプション扱いに
続いてインテリアに目を向けると、エクステリア同様に鮮やかなライトブルーが目を惹きます。鮮やかすぎて「アンビエントライト!?」と思ってしまったほど。グレージュカラーの合成皮革「プライムスムース」とブラック色のファブリックが織りなす質感高きシートにも、ライトブルーのステッチが施されています。

ただ少し残念と思われたのが、従来のPLaYではステアリングホイールのステッチにオレンジの差し色が採用されていましたが、今回のPLaYは他のモデルと同じ仕様が使われています。といっても、ここにもライトブルーのステッチが入っていたら、少々やり過ぎ感があったかもしれませんので、逆に英断だったかもしれません。

他グレードとの違いを細かく見ていくと、ギアセレクター横のガーニッシュはZのシルバー塗装と異なりピアノブラック塗装になっています。このようなグレードに合わせて細かい違いが見受けられる「品質の良さ」を感じられるのはヴェゼルならではです。またPLaYの魅力のひとつに、車内の天井がブラックカラーになっていることが挙げられます。全体に包まれ感が増した印象で、最上級グレードとしての特別感も生まれます。

そして今回、装備が上級グレード「Z」と同じ装備内容になったことも新型PLaYの大きな特徴です。これまでなぜか採用されていなかった「左右独立温度コントロール式」のオートエアコンがついに備わったほか、オプション扱いだったトランクルームのパーセルカバー(トノカバー)が標準装備となりました。またかなり細かいですが、間欠ワイパーが雨滴検知式になったのも嬉しいポイントですね。

ちなみに、これまで標準で8スピーカーを装備していたPLaYですが、今回からZグレード同様に6スピーカー仕様になりました。具体的にはリアドアの上部に配備されていた部分が無くなりました。といっても、オプションでプレミアムオーディオを装着すれば10スピーカーを手に入れられますので、音響装備に気を遣われる方はぜひ装着をおすすめします。

こうした魅力あるPLaYですが、人気グレードだったうえ、従来ガラスルーフを標準装備していたことで供給不足が発生、納期の遅延が問題となっていました。そこで今回から、そのガラスルーフをPLaYのオプション設定とすることで、それを求める人だけ選択できるようになりました。個人的には是非ともつけたいところですが、このオプション化でどのくらい納期が縮められるかは要注目です。

最上級グレードとして憧れの存在になれると感じた新しいPLaY
さて、新型ヴェゼルの最上級グレードであるPLaYを本日はご紹介しました。実は今回からPLaYはパッケージオプション扱いとなっているので、正式なグレード名は「e:HEV Z PLaYパッケージ」です。つまり、あくまでベースはZで、そこにオシャレなエッセンスや特別感を演出した内外装デザインをみにまとったパッケージというわけです。

気になるPLaYの価格ですが、ベースとなるZに対して「35万7500円」高の355万6300円です。ただしこの価格差の中には、上記のお化粧代に加えてホンダコネクト対応のナビゲーションディスプレイやETC2.0車載器、さらにワイヤレス充電器がZに加えて標準装備されていることがポイントです。これ、27万5000円相当のオプションとなるので、実質の価格差は8万2500円となります。

この特別感あるエクステリア、オシャレなインテリアを考えるとずいぶん良心的な価格と認められます。自分なら、ここからさらにガラスルーフを足して、プレミアムオーディオを足して・・・と、ややもすると400万円に迫る価格、すなわちZR-Vを越す価格になってしまいます。なので決して手放しで誰にでもおすすめできる、とは言えないでしょう。

ただしこの高級仕立てのヴェゼル、最上級グレードとして憧れの存在になれるのではないでしょうか。頑張ってPLaYを選んだあかつきには、後悔の無い選択だったと思える満足感が待っている気がします。

ホンダ ヴェゼル e:HEV ZPLaYパッケージ(FF)
●全長×全幅×全高:4340×1790×1590m
●ホイールベース:2610mm
●車両重量:1380kg
●エンジン:直4DOHC+モーター
●総排気量:1496cc
●最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
●最大トルク:127Nm/4500-5000rpm
●モーター最高出力:96kW(131ps)/4000-8000rpm
●モーター最大トルク:253Nm/0-3500rpm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:25.3km/L
●タイヤサイズ:225/50R18
●車両価格(税込):355万6300円

[ アルバム : ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の参 はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
くるまのニュース
 今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
バイクのニュース
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
AUTOSPORT web
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Auto Messe Web
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
レスポンス
神童アントネッリ……実は普通の18歳。好物は和牛!? 「鈴鹿を走るのは楽しみだけど、東京とか日本の色々な所に行ってみたい!」
神童アントネッリ……実は普通の18歳。好物は和牛!? 「鈴鹿を走るのは楽しみだけど、東京とか日本の色々な所に行ってみたい!」
motorsport.com 日本版
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選 
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選 
WEB CARTOP
路面電車にも「スピード違反」はあるのか 最高速度制限の法律と運用どうなっている?
路面電車にも「スピード違反」はあるのか 最高速度制限の法律と運用どうなっている?
乗りものニュース
わずか全長4m! マツダ「ベリーサ」に反響多数!「まさに小さな高級車」「エンジンが良く回って楽しい!」 コンパクトカーに“豪華内装”実現した「プレミアムハッチ」は今注目の1台!
わずか全長4m! マツダ「ベリーサ」に反響多数!「まさに小さな高級車」「エンジンが良く回って楽しい!」 コンパクトカーに“豪華内装”実現した「プレミアムハッチ」は今注目の1台!
くるまのニュース
死亡リスク大!! 楽しいバイクライフに潜む事故の原因とは?
死亡リスク大!! 楽しいバイクライフに潜む事故の原因とは?
バイクのニュース
F1日本GPアンバサダー、市川團十郎親子が鈴鹿サーキットに見参! レースの世界を満喫……スポーツ走行のエンジン音にも興奮「すごい緊張感」
F1日本GPアンバサダー、市川團十郎親子が鈴鹿サーキットに見参! レースの世界を満喫……スポーツ走行のエンジン音にも興奮「すごい緊張感」
motorsport.com 日本版
マイナーチェンジで2代目はついに「完成形」へと進化! 新型ボルボXC90は北欧プレミアムSUVの決定版
マイナーチェンジで2代目はついに「完成形」へと進化! 新型ボルボXC90は北欧プレミアムSUVの決定版
WEB CARTOP

みんなのコメント

4件
  • pa8********
    Playはパッケージのひとつなので、それをtop of VEZELと評価するものなのかどうか…
  • kbg********
    リアのドアノブはもう普通にドアパネルに着けて前後ラインを揃えた方がカッコイイと思うけどねー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0495.0万円

中古車を検索
ヴェゼルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0495.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村