「ポルシェフェスティバル’23」がポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催
ポルシェの75周年を祝うアジア最大のポルシェコミュニティイベント「ポルシェフェスティバル’23」が2023年6月3日(土)~4日(日)の2日間にわたって、千葉県木更津市にある「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」で開催されました。台風の影響が懸念されたものの全国からポルシェファンやオーナーが大集結。しかも、天気は75周年を祝うかのように回復し、奇跡と感動にあふれるイベントになりました。
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75周年を祝福するかのような晴れに恵まれ、2日間で合計3019人が大集結
ポルシェAGの創業者フェルディナント・ポルシェの長男であり、「911」の生みの親としても知られるフェリー・ポルシェが「ポルシェ356 No.1ロードスター」を1948年6月に製作してから今年で75年。くわえて「911」も生誕から60周年を迎えた、まさに記念すべき年であり、「ポルシェフェスティバル‘23」は「ハウスオブポルシェ」をテーマに、ポルシェファンやオーナーとともに盛大に祝うイベントとして開催された。
会場は、スポーツドライビングおよびブランド体験施設として2021年夏にオープンした千葉県木更津市の山中「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)」だ。
PEC東京といえば、アメリカ・ラグナ・セカのコークスクリューやドイツ・ニュルブルクリンクのノルトシュライフェ(北コース)名物カルッセル(カルーセル)など世界の有名コーナーを再現した全周2.1kmのトラックをはじめ、ドリフト走行用サークル、オフロードエリア、レストランやラウンジを備える、まさにポルシェ乗りのためのホーム的存在。イベントではエントランスからトラックまでほぼすべての場所をイベント会場として開放し、さまざまなポルシェたちが会場を埋め尽くした。
AMW取材班が参加したのはイベント2日目の6月4日(日)。前日の3日は台風の影響が残っていたものの、午後からは奇跡的に晴れ間が広がったというからまさに奇跡。一方、2日目はまるで台風一過のように素晴らしい晴天に恵まれ、周囲の緑がキラキラと光り、心地よい良い風がそよぐ中での開催となった。
朝10時のスタートから会場はすでにポルシェファンの熱気でムンムン。実際、発表によればイベントへの参加者数はのべ3019人(初日:1381人/2日目:1638人)、参加台数は618台(初日:278台/2日目:340台)と大盛況。遠方からやってきたエントラントも多く、なかには嵐の中を走ってきたという方や高速道路の通行止めに遭い、開通を待ってようやくたどり着いたという方もいた。貴重なモデルだろうが土砂降りの中でも駆けつける姿やその情熱は、さすが走ってなんぼのポルシェ乗り! の姿を垣間見たのだった。
サプライズの連続! 豪華でマニアック(?)なプログラムが目白押し
さて、会場に踏み入れた瞬間からポルシェファンにはたまらない空間が待っていた。エントランスの広場(駐車場)には「911」の60周年を記念して、神奈川県警で使われたパトカー仕様の「912」を筆頭に各世代の「911」がずらり勢ぞろい。知ってはいても、あらためてさまざまな911があるなと感心するとともに、その数に圧倒されてしまった。
「ドリーマーズラウンジ」と命名されたPEC東京のメイン棟の館内に入ると、またしても驚いた。館内中央には、なんとスパ・フランコルシャン1000kmレースで優勝したガルフカラーの「917KH」がお出迎え! 屋外には「904カレラGTS」や1979年にル・マン24時間レースで優勝したイェーガーマイスターカラーの「クレーマー935K3」、伝説のグループCマシン「ADVAN alpha 962C」、ル・マン24時間レースで3連覇を果たしたLMP1-Hマシンの「919ハイブリッド」など、貴重な歴代レーシングカーが、その栄光の軌跡を示すかのように展示されていたのだ。
また、夢を追い続けるアーティスト達による「タイカン」のアートカーも展示され、ただ歴史を振り返るだけでなく、マニアックなカルト感とともにユースカルチャーな香りを掛けあわせた内容で、参加者を深く、しかし、スタイリッシュにポルシェの世界へと誘っていた。
イベントの中心は、強制的にスピン状態を作り出すキックプレートの体験エリアに設けられた豪華な特設ステージ。両日ともにイベントのプログラムはポルシェファンにとってうれしい内容の目白押しで、「BEDWIN&THE HEARTBREAKERS」の設立者でクリエイティブディレクターの渡辺真史さんやモデル・女優として活躍する浦浜アリサさんなど豪華なMCによる進行のもと、ポルシェジャパンの代表取締役社長フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏の挨拶をはじめ、新進気鋭のアーティストのトークショーや人気DJによるパフォーマンスが展開された。しかもその内容はサプライズの連続だった。
「日本には大変多くのポルシェのヘリテージがあります。これほど素晴らしい状態のクラシックポルシェがあるのは世界でも稀なことです。世界のポルシェのアンバサダーとして、みなさまにお礼を申し上げます。本当にありがとうございます」(ポルシェジャパン代表取締役社長フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ)
祝福の主役はポルシェファンとオーナー! 普段使いから超貴重モデルまで大集結
ポルシェオーナーやポルシェファンにとって大きな魅力のひとつ、交流することを目的としたミートアップスタイルのイベント「ポルシェガレージ」も開催された。今回は、PEC東京のトラックとスラロームなどを体験する広大なダイナミックエリアに、オーナー自慢のポルシェがずらり並んだ。
オリジナルのハードトップを備えた「356」や「912」、あるいは「993GT2」「カレラGT」など数々の珍しいモデルから、使い込まれた歴代911やチューンド911、「944」や「968」に新旧「ケイマン」や「ボクスター」、「パナメーラ」や「カイエン」、「マカン」など、個性やストーリー豊かなオーナー車両が集まった。皆さんそれぞれの世界観を表しながら、チェアなどを持ち込み心地よい天候の下、オーナー同士の交流を楽しんでいた。
このポルシェガレージは、出展者の中からテーマ別に選考し、賞が与えられるプログラム。今回のテーマは主催者であるポルシェジャパンが選ぶ「エキサイティング/パフォーマンス/ヘリテージ」の3部門と、観客投票によって選ぶ「パッション/カラフル」の2部門の計5部門を設定。2日間にわたり10台の受賞車が選ばれている。
* * *
今回のイベントは、天候も奇跡的に回復。数々のプログラムにサプライズも重なってポルシェファンやオーナーにとって、思い出に深く残る特別なイベントとなったのではないだろうか。それにしても参加者の皆さん、そして主催運営側の皆さんも台風にはやきもきされたに違いない。でも参加したすべての人の熱量が台風をも退けたように思えてならない感動的なイベントであった。本当にご苦労様でした!
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