『所有』から『使用』へ。ボルボの電気自動車『C40』のサブスク第2弾が1月18日より受付開始

　2030年までに新車販売の100％を電気自動車にすることを目標としているボルボが、2021年に初めて日本国内で発売を開始した電気自動車『C40リチャージ』だが、その導入時に好評を博したサブスクリプションの第2弾として、おなじくC40を対象とした希望者の申し込み受付を開始。2023年1月18日より、特設オンラインサイトにて先着順で受付が開始される。

　ライバルメーカーに先んじて、フル電動ラインアップの拡充と「電気自動車メーカー」への変貌を急ぐボルボは、日本市場でのBEV初導入となった全輪駆動ツインモーターモデル『C40リチャージ・アルティメット・ツインモーター』に続き、2022年4月にはシングルモーターの前輪駆動モデルとして600万円を切る価格を実現した『C40リチャージ・プラス・シングルモーター』を追加していた。

　クーペとSUVが融合したスタイリッシュなクロスオーバーのデザインや、完全なレザー（本革）フリーのインテリア、リサイクル素材の積極的な採用を特徴とした、新たなボルボ像を提示するモデルとなった同車だが、今回の対象車両は408PS／660Nmを誇るC40リチャージ・アルティメット・ツインモーターとなり、ボディカラーはクリスタルホワイトに。インテリアはテイラード・ウール・ブレンドシート、クリスタル・シフトノブやピクセルLEDライトを装備した同一仕様のみが用意される。

　前回となる初回導入時には100台限定でサブスクリプション対応が実施され、約6倍となる575件と予想以上の応募を集めた。そのうち、ボルボ所有者以外の応募が6割を超え、さらにはクルマ自体を保有していないユーザーが1割に達するなど、従来までのボルボの購入者とは異なる層の興味を喚起したという。

　またボルボは現在グローバルで電気自動車（BEV）の販売をオンラインで行っており、日本でも『C40』『XC40』の2モデルを販売。ボルボのホームページ上で、いつでも、どこからでも、好きな場所から、好きな時間に、購入希望車の仕様選定から見積もり、購入リクエストまで進むことができ、車両のカラーやオプション等を選択し、金額を確認したうえで購入リクエストを送ることが可能となっている。

　最終的な購入契約は最寄りのディーラーで行うことになるものの、サブスクリプション以外の購入方法を希望する場合は、常設のオンライン販売サイトより申込み可能としている。

　こうしたオンライン販売への移行に合わせ、ボルボ・カスタマーリレーションセンター（CRC）も稼働しており、9時から21時まで年中無休でユーザーの質問に回答し、オンラインでの購入体験をサポート。下取り車の査定や購入契約、登録や納車等、ディーラーで行われる、いわゆるオフラインの購入体験がスムーズに進められるよう支援するという。

　これらの施策を踏まえつつ、今回のサブスクリプション申し込みは先着順となり、2023年1月18日より特設オンラインサイトにて実施される。申し込みを行ったユーザー対し、5日前後のスケジュールで審査結果をメール連絡し、納車は2023年3月以降が予定される。

　申込金や頭金は不要で、車両保険を含む任意保険、通常のメンテナンスプログラムに加え、サブスクリプションオリジナル補償、ドライブレコーダーを装備。契約期間は最長36カ月で、最大の特徴として利用者の都合に合わせ、3カ月前の申し出によりペナルティなしで解約することが可能に。

　サブスクリプション価格は月額16万5千円（消費税込）で、今後もサブスクリプションプランを通年ラインナップとすべく検討が進められるという。

サブスクリプション第2弾申し込みオンラインサイト：https://jp.volvocars.com/jp/electric/2023-c40-electric-campaign/
ボルボ・カスタマーリレーションセンターTEL：0120-019-270 （9時から21時まで、年中無休）

Comments

16万5千円を毎月払える日本人がどれだけいるんだろう

サブスクってユーザー側にとってメリットほとんどないよな。