現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「クラウンエステート」2023年に登場へ 「正統セダン」に続き「SUVワゴン」もデビュー? 歴代「クラウンワゴン」との共通点は

ここから本文です

トヨタ新型「クラウンエステート」2023年に登場へ 「正統セダン」に続き「SUVワゴン」もデビュー? 歴代「クラウンワゴン」との共通点は

掲載 34
トヨタ新型「クラウンエステート」2023年に登場へ 「正統セダン」に続き「SUVワゴン」もデビュー? 歴代「クラウンワゴン」との共通点は

■新型「クラウンエステート」は「ワゴン」にSUVの要素をプラス?

 クラウンは長年トヨタの上級車種として、日本車のなかでも高級車としてのポジションに位置づけられているクルマです。
 
 2022年7月に世界初公開された16代目の新型は歴代初のグローバルモデルとなり、合計4タイプのボディが展開される予定ですが、そのひとつである「クラウンエステート」はどのようなモデルになるのでしょうか。

【画像】国産高級車の王者「クラウン」はどうなる? 「正統派」に加え復活の「ワゴンボディ」を画像で見る(45枚)

 クラウンが誕生したのはおよそ70年前の1955年。以来、日本を代表する乗用車であるとともに、トヨタのラインナップでも高級車としてのポジションに立ち続けています。

 現行型は16代目となり、2022年7月15日に世界初公開されました。

 公開時にはセダンに加え、エステートとクロスオーバー、スポーツの計4タイプのバリエーションが登場。まずはクロスオーバーが同年9月に発売されました。

 そして、2023年にはセダン、エステート、スポーツの3タイプが投入されることになっています。

 そのなかでも「クラウンエステート」は、機能的なSUVとして大人の雰囲気で余裕のある走り、アクティブライフを楽しめる「ワゴンとSUVのクロスオーバー」と説明されています。

 初公開時は、ブロンズのボディカラーにブラックのルーフをまとい、隣り合った「クラウンセダン」に比べ、車高が大幅に高められていることも確認できます。

 開発目標値のボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mmとなり、先代クラウンや「カムリ」と同等の全長、SUVの「カローラクロス」とは同じ全高を持つようです。

 デザイン上の特徴は、SUVらしい力強さを感じさせる張り出した前後フェンダーや、ダイヤモンド形を複数組み合わせたダクトデザインのフロントロアグリルが目を引きます。

 リアは同じSUVの「ハリアー」や「ハイランダー」などとも共通のイメージを持つテール形状となり、タフさではなく上質な雰囲気を持っていることも特徴です。

 2023年4月上旬現在、新型クラウンエステートに関する詳細な情報は明らかにされていませんが、「大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV」であると明言されていることは大きな特徴と言えます。

 なお歴代クラウンでは、後部に大きな荷室空間を持つステーションワゴンモデル「クラウンエステート」および「クラウンワゴン」が存在しています。

 初代はクラウンから派生したタクシー向けモデル「マスターライン」が登場し、さらにその派生車がワゴンシリーズの先祖ともいえる「マスターライン クラウン バン」です。

 2代目以降は「カスタム」としてステーションワゴンが用意され、3代目には折りたたみ式の機能的な3列目を設けた8人乗り仕様も登場。

 以降「クラウンワゴン」「クラウンステーションワゴン」などという名称が用いられ、8代目でいったん進化が止まります。

 セダンのクラウンは9代目・10代目と進化した一方で、8代目のクラウンワゴンは1999年まで販売され、その後1999年登場の11代目で全面刷新され「クラウンエステート」としてデビューしました。

 11代目クラウンのエステートに3列シートは用意されませんでしたが、スポーティグレードの「アスリート」も設定し、一部モデルでは最大出力280馬力・最大トルク38.5kg mを発揮する直列6気筒ターボエンジンを設定するなど、余裕のある走行性能を備えています。

 クラウンワゴンやエステートの歴史を振り返ると、クラウンらしい上質で大人の雰囲気をベースに、余裕のある走りと機能性の高さを兼ね備えており、新型クラウンエステートのキャラクターともつながる思想を持っていることがわかります。

 これらのことから、3列シートや強力なパワートレインの搭載も可能性としてはゼロではなく、さらに「SUV」という新しい要素が加わることで、クラウンのコンセプトである「革新的」なモデルとなりそうです。

 エステート以外にも、ラインナップに追加されるセダンやスポーツに関してもユーザーからは様々な予想がなされており、今後の展開についてますます注目されます。

こんな記事も読まれています

トヨタ最強「6m超え×9人乗り」バンに大反響! 「MT欲しい」「ハイエースよりオシャレ」「アルファードより好き」の声も! ラインナップ豊富な欧州「プロエース」に熱視線!
トヨタ最強「6m超え×9人乗り」バンに大反響! 「MT欲しい」「ハイエースよりオシャレ」「アルファードより好き」の声も! ラインナップ豊富な欧州「プロエース」に熱視線!
くるまのニュース
「なんで“鳴らした”!?」 後続車の「クラクション」に“イラ”っと! 一度は感じる「ブレーキ問題」! 見直すべき“ブレーキ技術”とは
「なんで“鳴らした”!?」 後続車の「クラクション」に“イラ”っと! 一度は感じる「ブレーキ問題」! 見直すべき“ブレーキ技術”とは
くるまのニュース
BMW「G 310 GS」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「G 310 GS」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
軽だけど広い! フラットスペースが魅力のスズキ エブリイがベースの軽キャンパー
軽だけど広い! フラットスペースが魅力のスズキ エブリイがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
えぇ!? 攻めたワゴンの高級車!? 懐かしきホンダ[アヴァンシア]
えぇ!? 攻めたワゴンの高級車!? 懐かしきホンダ[アヴァンシア]
ベストカーWeb
豊田章男会長、トヨタの大逆転王座に歓喜。戦友ヒョンデへ「来年もいい勝負しましょう!」/ラリージャパン後コメント全文
豊田章男会長、トヨタの大逆転王座に歓喜。戦友ヒョンデへ「来年もいい勝負しましょう!」/ラリージャパン後コメント全文
AUTOSPORT web
ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表
ラリージャパン主催者に対し2400万円の罰金通告。FIA/WRCがSS12一般車進入事案のさらなる詳細を発表
AUTOSPORT web
ベストカー三人衆に内乱勃発!? 国沢さん、なぜ[ランクル300]じゃなく250にしたんですか!!
ベストカー三人衆に内乱勃発!? 国沢さん、なぜ[ランクル300]じゃなく250にしたんですか!!
ベストカーWeb
くるまりこちゃん OnLine 「バックブザーの音」第124回
くるまりこちゃん OnLine 「バックブザーの音」第124回
ベストカーWeb
「君はその一瞬一瞬すべてにふさわしい」レッドブル代表がフェルスタッペンの戴冠を称賛。懸命に作業に取り組んだクルーにも感謝
「君はその一瞬一瞬すべてにふさわしい」レッドブル代表がフェルスタッペンの戴冠を称賛。懸命に作業に取り組んだクルーにも感謝
AUTOSPORT web
[ダイハツ]に期待しかないよ!? 今後作ったらアツい[クルマ]を語ってみた
[ダイハツ]に期待しかないよ!? 今後作ったらアツい[クルマ]を語ってみた
ベストカーWeb
フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
フェルスタッペン、王座確定のため、マネジメントモードで5位フィニッシュ「自分のレースを心掛けた。最高の気分」
AUTOSPORT web
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝福「4連覇をサポートし続けられたことは誇り。さらなる高みを目指し支援する」
AUTOSPORT web
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
角田裕毅9位、選手権6位争いにおいて価値ある2点を獲得「強力なレースペースを示せた。シーズン最後まで全力で戦う」
AUTOSPORT web
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
サイズも価格も近い禁断の兄弟対決!! [ランドクルーザー250]と[ランドクルーザー300]の違いって??
ベストカーWeb
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
【ポイントランキング】2024年WRC最終戦ラリージャパン後
AUTOSPORT web
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
無冠の帝王が汚名返上。苦節13年で初王者のヌービル「本当に長かった。大変な努力へのご褒美だ」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
フェルスタッペンがドライバーズ選手権4連覇【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP 決勝
AUTOSPORT web

みんなのコメント

34件
  • この5年間、コツコツお金を貯めて来ました!
    全てはクラウンを買うためです!
    昨年、クロスオーバーになるというニュースを聞いて、とてもガッカリというかビックリしたのですが、セダンも登場することが分かり、一安心しました!
    お金の準備は出来ています!
    トヨタさん、早くクラウンセダンを売ってください、待ちきれません!!!!!!!!
  • アンチに負けるな

    で普通に検索
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

372.8441.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.0288.0万円

中古車を検索
クラウンエステートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

372.8441.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.0288.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村