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カローラマニアが現行セダンの改良前から改良後へと買い替え! 感動すら感じた「異次元」の進化っぷりとは?

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カローラマニアが現行セダンの改良前から改良後へと買い替え! 感動すら感じた「異次元」の進化っぷりとは?

 この記事をまとめると

■昨年10月にカローラは大幅な改良を行っている

かつてタクシーの信号待ちは「N+サイドブレーキ」が主流も事故多発! いまどきの「便利装備」は安全面でも役だっていた

■筆者は歴代カローラを買い続けており改良前から改良後へと買い替えた

■納車後にロングツーリングを行ったら異次元レベルの進化だった

 マイナーチェンジしたカローラでロングツーリングに行ってみた

 今年2月末に一部改良を行なった、トヨタ・カローラセダン1.5Gが納車された。納車直後に取材で往復400kmほどならし運転を行ったのだが、それ以降は海外出張などもあり、自宅の近所をフラフラするぐらいしか乗る機会がなく、走行距離が伸び悩んでいた。そんななか、ようやく5月末に時間ができたので、福島県の会津若松を経由し、山形県山形市、宮城県蔵王などをめぐり、総走行距離で750kmほどのドライブに出かけた。

 まずは東北自動車道を北上し福島県郡山市方面をめざした。東北自動車道は岩槻IC(インターチェンジ)から佐野藤岡ICの間は最高速度制限が120km/hとなっている。とはいうものの、この区間を朝の通勤時間帯に通ったためにそこまで速度を出すことはできなかったものの、90km/hぐらいで巡航可能だったので、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールを使い快適に走ることができた。

 この区間は関東平野の真ん中ということもあり、ほぼフラットな道路が続くことになるが、この前に乗っていた1.8リッターガソリンエンジンを搭載していた、改良前現行カローラセダンと比べても、新搭載された1.5リッター3気筒エンジンはストレスなく走ってくれた。ときおりレーダークルーズコントロールを解除して、アクセルを踏んで加速してみたが、高回転になると軽自動車の3気筒エンジンのようなややうるさいエンジン音になるが、そのほかでは車内においては静粛性能が高いこともあり、とくに気になることはなかった。

 ただこれは筆者のカローラだけの話ではなく、多くのトヨタ車に共通しているとも聞くが、レーダークルーズコントロール作動中に、追い越しなどのため車線変更した際の再加速においてもたつくようなイメージが強くなるので、ついついアクセルを踏んである意味加速をアシストすることになっていたのが気になった。

 内装色はシートやダッシュボードは黒となるのだが、W×Bを除くG及びXでは、Aピラー内側と天井はホワイトとなっており、ダッシュボードやシート、ドア内張が黒でも車内はピラーや天井まで黒くなるよりは車内が明るめになっているところが、個人的には運転していて快適であった。

 信じられないほどの進化に感涙

 郡山JCT(ジャンクション)から磐越自動車道に入り会津若松をめざす。会津若松ICをおりて国道121号に入るとほどなく山道となった。山道でもとくに非力感も感じることなくスイスイと山を上っていってくれた。

 山形自動車道に入り蔵王方面をめざしていると、道路は山の間を抜けるようにクネクネしていたのだが、レーントレーシングアシストにより、クルマが勝手に道路のカーブにトレースするようにステアリング操作をアシストしてくれ、レーダークルーズコントロールと併用したときに、”なんちゃって自動運転”のような様子になると、歴代カローラを30年乗り継いでいる筆者は、乗り換える前の改良前モデルのころから、「カローラも立派になったなあ」と、カローラ愛がますます深まっていく瞬間を感じていた。

 改良により、ガソリン車はリヤサスペンションがダブルウイッシュボーンからトーションビームへと変更されており、絶対的な走行性能ではレベルダウンしている印象は否めないものの、今回走ったコースは目立って路面が荒れていたり、高速道路では高架などで継ぎ目が多いということもなかったので、大きく気になることはなかったのは幸いというところといえるだろう。

 納車直後の400kmぐらいの走行では、燃費計で約19km/Lとなっていた。今回も燃費を計測してみると、ドライブ開始時にリセットした燃費計では22.9km/L、満タン法(走行距離÷給油量)では、約20.6km/Lとなったので、カタログ数値(WLTCモード)19.4km/Lを超える結果となった。高速道路メインということが大きく影響したようだ。

 過去にも1.5リッターエンジンを搭載するカローラセダンにはよく乗っていたのだが、そのパフォーマンスは進んで遠乗りしようと思えるものではなかった。ただ、カローラシリーズのユーザー年齢がアップしていることもあるのか、以前に比べシートも格段に良いものとなり、さらには現行モデルでは3ナンバーワイドボディとなり安定感も増したこともあり、遠乗りしても目立って疲れるということもなく楽しく運転することができるようになった。

 現行モデルではまさに異次元レベルでカローラは進化したと感じている。そしていまでは、「次はどこへ行こうかな」と、遠乗りをするのが待ち遠しくなるクルマになっていた。

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