巨大カタツムリ!? トヨタ「ハイラックスキャンパー」がカッコいい！ 注目度高い「トラキャン」の特徴とは

■巨大カタツムリのような「ハイラックスキャンパー」とは

　近年、アウトドアの人気が急増していることにともない、車中泊やキャンピングカーにも大きな注目が集まっています。
　
　様々な種類が存在するキャンピングカーですが、そのなかでピックアップトラックをベースにする「トラキャン」とはどのようなものなのでしょうか。

　キャンピングカーには、様々な種類が存在します。

　昔から定番とされていたトラックの荷台部分を架装した「キャブコン」や、トヨタ「ハイエース」日産「キャラバン」などの商用バンを架装した「バンコン」。

　近年では、手軽に手に入れられることから軽自動車を架装した「軽キャンパー」も人気です。

　そうしたなかで、キャブコンと同じような種類としてトヨタ「ハイラックス」などの荷台に取り外し可能なキャビンを備えたものが「トラキャン」となり、他のベース車両よりも悪路走破性が高いことが特徴です。

　トラキャン自体にもキャビンの構造によって様々な種類が展開されており、なかでも「MYSミスティック」は複数のトラキャンを販売しています。

　そのひとつとなるのが、ハイラックスをベースとした「Desierto-01（デシエルト）」です。

　ベースとなる現行ハイラックスのボディサイズは全長5320-5340mm×全幅1900mm×全高1840mmとなり、荷台に全長3360×全幅1720mm×全高1530mmのキャビン（ガラス繊維強化プラスチック）を搭載しています。

　内装はホワイトとミント色を合わせたインテリアカラーが採用されており、ダイネットソファーベッド（ベッド展開時1600mm×965mm）やバンクベット（スライド展開時2000mm×1350mm）を搭載することで大人3名の就寝が可能です。

　また対座4人掛けダイネットソファーやポータブルトイレ、蓋付バーナーシンクといった装備も備わっています。

　デシエルトの制作経緯について、MYSミスティックの担当者は次のように話します。

「近年、ハイラックスをベースとしたキャンピングカーが注目を集めています。

　そのなかでも、デシエルトは『ポップアップタイプのキャンピングカーがほしい』というお客様の声から制作が始まりました。

　ボディは定番のガラス繊維強化プラスチック素材で頑丈な作りになっています。

　ハイラックスがベースとなるので、走行性が非常に高く、長距離移動にも使えます。

　また、デシエルトはポップアップになっているので、車高が低く、運転に支障が出づらいのが特徴です」

　加えて、ナンバー区分にについては以下のように話します。

「希望があれば8ナンバー登録ができることも特徴です。

　もちろん1ナンバー販売も可能ですが、車検が2年に1度で済む点や、高速道路料金が安くなるなどのメリットがあります。

　そのため、ランニングコストが比較的安価で抑えられる8ナンバー登録も人気になっています」

※ ※ ※

　デシエルトは307万3000円から販売されており、本格オフロードとアウトドアを楽しみたいユーザーにとっては、非常に魅力的な1台として仕上がっています。

Comments

このタイプは昔からあるんだけど、日本のニーズには一番合ってない気がするんだよね。

うん。カッコ悪い。