ネオレトロバイクとは、ネオ=新しさと、レトロ=古さという言葉の組み合わせです。つまり、レトロバイクの面影を残しながらも、最新の開発技術が組み合わさっているという、大きな特徴があるモデルを指します。
そして昨今、昭和を連想させるものがブームであり、「ネオレトロバイク」がひとつのトレンドとなっています。2021年11月現在、カワサキからはどんなネオレトロバイクが販売されているのでしょうか。
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最初にピックアップするモデルは、カワサキの「Z900RS」です。ネオレトロバイク特有のクラシカルなスタイルに加え、シンプルで洗練されたデザインが特徴的な一台です。
また、テールカウルやティアドロップフューエルタンクは、カワサキ製バイクの伝統的なモデルとして知られる「Z1」からインスピレーションを受けています。
さらに、「Z900RS」専用に開発されたキャストホイールには、スポークホイールスタイルを採用しています。このキャストホイールにより、レトロスポーツなデザインに磨きがかかっています。
エンジンには並列4気筒を採用し、低中回転域でのトルクによりパワフルさと扱いやすさが両立させました。街中での走行はもちろん、ツーリングやスポーツ走行など、さまざまな場面で活躍できる点が魅力です。
ボディカラーには、キャンディトーンブルーとメタリックディアブロブラックの2種類を展開しており、それぞれメーカー希望小売価格は138万6000円で販売されています。
ふたつ目の車種は、カワサキのネオレトロバイクを語る上で、「メグロ K3」を外すわけにはいきません。メグロは、カワサキが吸収合併した目黒製作所に由来するブランド名で、かつては大型バイクをけん引する存在でした。
「メグロ K3」は2021年2月に発売されたばかりのネオレトロバイクで、「メグロ」の名に恥じぬ美しいエンジンや、流れるような燃料タンクの形状などが形づくる、クラシカルなスタイリングが特徴的な一台です。
もちろん、現代のバイクとして優れた開発技術も惜しみなく投入されており、高剛性のダブルクレードルフレームや、路面追従性の高いサスペンションなどが、快適なライディングをサポートします。
そのベースとなったのは、2021年モデルの「W800」で、フレームやエンジンなどのパーツが共通しています。一方、デザインには随所にメグロブランドのこだわりが散りばめられており、燃料タンク横のエンブレムや、速度計に記載されたメグロの文字が高い個性を示しています。
ボディカラーには、ミラーコートブラック×エボニーをラインナップしており、メーカー希望小売価格は132万円に設定されています。
3つ目の車種は、「美しいモーターサイクルを作りたい」というカワサキの想いを具現化した、Wシリーズのひとつである「W800」です。
大きな特徴である直立した2気筒エンジンは「W」の由来ともいわれており、ダブルクレードルフレームや大径スポークホイールなど、前身にあたるW650との共通点も多い一台です。
2011年に誕生した「W800」は、2016年のファイナルエディションで一旦その歴史に幕を閉じますが、新たな排ガス規制に対応する、空冷エンジンを搭載したモデルが2018年に再び登場しました。当初は「W800 STREET」と、レーシーな方向性をもつ「W800 CAFE」が発売されていましたが、2020年モデルから「オリジナルの」W800も遅れて登場しています。
ネオレトロバイクとして、クラシカルなスタイリングをもつ「W800」ですが、ゆったりとしたハンドリングや、快適なライディングポジションを実現させただけでなく、空冷ならではのエンジンサウンドという魅力も備わっています。
2021年12月17日に発売される2022年モデルでは、キャンディファイアレッド×メタリックディアブロブラックのボディカラーをラインナップしており、メーカー希望小売価格117万7000円に設定されています。
また、「W800 STREET」のメーカー希望小売価格が108万9000円、「W800 CAFE」はメーカー希望小売価格121万円で販売されています。
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実に半世紀以上にわたり、多数の名バイクを生産し続けているカワサキですが、その伝統を現代に蘇らせたバイクとして、現在は数々のネオレトロバイクも生産しています。今回は排気量の大きいモデルを中心にピックアップしましたが、いずれも「現代に蘇る名車」として、ライダーたちから愛されています。
また、単に古さを感じさせるだけでなく、モデルごとに与えられたネーミングにふさわしいスタイルや走行性能など、それぞれの個性が際立っています。本記事を参考に、自分が求める方向性に最適な一台を選び、カワサキ製ネオレトロバイクの魅力を存分に味わうのも、良いかもしれません。
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みんなのコメント
ゼファー1100のエンジン載せるくらいならまだこの方がいいか。
特に、ツーリングなど年に数回、友人の家へ行く手段だったのと、横浜、横須賀じゃ、茨城や千葉のような改造など、すぐ捕まるので、近所迷惑でもあるし、ほんの少し、カッコだけ。
それより、麻雀や花札の方が、面白かったし、インベーダーゲームも流行っていた時代だ。
彼女は、固定すると、他の女性と仲良く出来なくなるので、広く浅い付き合いで十分だった。
バイクは足だったことは、確かな事。性能より見た目。そんな時代だった。