現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 実はラゲッジスペースが狭かった! 後悔しない中古SUV購入の注意点とは

ここから本文です

実はラゲッジスペースが狭かった! 後悔しない中古SUV購入の注意点とは

掲載 7
実はラゲッジスペースが狭かった! 後悔しない中古SUV購入の注意点とは

ルックス重視で購入すると意外と荷物が積めないSUV

  SUVと言えば、アウトドアや荒野を目指すグランドツアラー的キャラクターの持ち主であり、ゆえにホテルライフとは違い、荷物も増えるというものだ。しかし、過去にはボディサイズから想像するよりちょっと狭めのラゲッジルームを持つクルマもあった。これから中古車のSUVを選ぶ際、そのあたりをしっかり把握し、実際に自身の荷物の積載に適しているかを確認してから購入すべきである。

フル乗車でも荷物を積みたい! クラスを超えた「下克上ラゲッジ」を持つコンパクトカー6選

日産ジューク

 まずは今はなき日産のジューク。デザイナーズカーと呼べるスタイリッシュさと引き換えに、クーペライクなボディゆえ、ラゲッジルームの広さにはあまり期待できない1台だ。そもそもジュークは全長4135×全幅1765×全高1565mm、ホイールベース2530mmと車幅は広めだが、短いボディの持ち主。

 扱いやすさや走りやすさでは文句なしなのだが、やはりラゲッジルームは広くない。具体的には奥行き670mm、実用幅970mm、高さ680mmと、2010年当時のライバルである三菱RVRの同820mm、990mm、820mmに対して勝ち目はない。だが、後席を格納すればフラットな拡大ラゲッジスペースが出現。デザイン性や後席格納時のラゲッジルームの使い勝手に注目して購入すべき中古SUVと言っていい。

トヨタ・イスト

  コンパクトSUVのなかには、ボディサイズから想像できないほどラゲッジルームが広い車種がある。その一方で、まったく見た目通りの広さしかないクルマもある。ヴィッツベースの初代トヨタ・イストがまさにそうした1台と言っていいだろう。

 コンパクトクロスオーバーモデルのハシリのような1台で、その後、世界のコンパクトクロスオーバーモデルに影響を与えたとされるが、後席使用時のラゲッジスペースは幅1000mmと、幅方向は問題なし。しかし、荷物の積載力にかかわる奥行きは600mmと最小限となる。よほどこのクルマに思い入れがない限り、アウトドアで使用するにはあまりお勧めできない中古車である。

スズキ・ジムニーシエラ

  新車で手に入るものの納車待ちが長く、中古車ですぐに乗りたい……と思わせてくれるのが、スズキのジムニー・シエラ(過去のモデル含む)。ジムニーは軽自動車で、シエラは普通車だからラゲッジルームはより広いはずと思うかもしれないが、現行モデルを例に挙げれば、じつはジムニーとシエラのラゲッジルームの寸法は一緒である。

 スクエアなフロアの幅は1300mmと余裕があるものの、むしろ積載性の優劣につながる奥行きは200mmでしかない。ワイルドなキャラクター、走破性の高さから、アウトドアに仲間と繰り出し、アウトドアライフやキャンプを楽しむ……という使い方としては、後席使用時の荷物の積載性は厳しいということをお忘れなく。

 シエラはジムニー同様に、後席格納前提でアウトドアに繰り出すべき本格クロカンと言える(先代以前のモデルも同様)。後席を格納すれば、ラゲッジルームの奥行きはいきなり1070mmに達する。車中泊にも対応しており、アイテムが揃っているところも付け加えておきたい。

スズキ・クロスビー

 新車購入も可能だが、納期や価格を考えると中古車でもいいかな……と思ってしまうのが、スズキ・クロスビーだ。デビュー当時、デカ・ハスラーとも言われたコンパクトクロスオーバーモデルだが、ラゲッジルームはフロアが地上795mm(先代ハスラー685mm)とかなり高く、小柄な人にとっては重い荷物の出し入れに少々難があった。

 フロアも後席使用時だと奥行き最大525mm(後席スライド位置による)、幅1080mm、高さ800mmと、高さと幅方向ではライズ&ロッキーよりも余裕があるものの、荷物の積載力に大きくかかわる奥行き不足が難点。もっとも、カップルズカーと考えれば後席格納で奥行きはフロア長で1000mm、後席背後までで1420mmもあり、床下収納もあるからかなり使い勝手のいいラゲッジルームになりうるはずだ。

ミニクラブマン

  輸入SUVというか、クロスオーバーモデルでは、ミニクラブマンのラゲッジルームも広くない。テールゲートの観音開きとなるスプリットドアの使い勝手は抜群で、車体後部にスペースがない場所でも荷物の積み下ろしに有利とはいえ、過去の計測では、奥行き530mm、フロア幅910mm、高さ630~800mm。

 もちろん、後席を格納すれば奥行きは1550mm程度まで拡大できるから、アウトドアやキャンプでオシャレに使うなら、前席乗車+拡大ラゲッジルームで使うのが正解だ。ちなみにラゲッジルームの容量比較では、同じミニの派生車でもクロスオーバーのほうが広めである。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
アプリリアの新型スポーツバイク『RS 457』、日本上陸 85万8000円
レスポンス
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
100kg軽い車重580kgのベーシック軽[新型アルト]が2026年に登場!? 軽量化と48Vスーパーエネチャージで勝負!!! 燃費は30km/L到達か!?
ベストカーWeb
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
くるまのニュース
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ベストカーWeb
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
WEB CARTOP
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
motorsport.com 日本版
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
motorsport.com 日本版
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
乗りものニュース
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
バイクのニュース
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
VAGUE
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
くるまのニュース
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
レスポンス
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
motorsport.com 日本版
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
ベストカーWeb
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
Auto Messe Web
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
モーサイ
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
Webモーターマガジン
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

7件
  • 後部座席を格納すればラゲッジスペースが
    広くなるという、そんな当たり前なことを
    偉そうに言うことしか出来ない自動車メディアに
    愕然とする。
  • 狭い車はダメなのですか?
    文句ばかり言うならハイエース乗っとけ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

173.8346.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.7256.3万円

中古車を検索
ジュークの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

173.8346.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.7256.3万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村