現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【いまや日陰の存在!】ターボやモーター全盛のいまだが「それでもイケてる」現行国産NA車4選

ここから本文です

【いまや日陰の存在!】ターボやモーター全盛のいまだが「それでもイケてる」現行国産NA車4選

掲載 更新 52
【いまや日陰の存在!】ターボやモーター全盛のいまだが「それでもイケてる」現行国産NA車4選

 やっぱりNAと思わせてくれるモデルも少数ながら存在!

 最近の主流といえば、排気量を小さくしながらターボを使って出力をカバーするダウンサイジングターボや、モーターでパワーをアシストするハイブリッドが一般的だ。環境問題に目を向ければやむを得ない話ではあるが、そのなかでもNAエンジンで頑張っているモデルも少数ではあるが存在している。さすがに昔のようにノーマルで8000回転オーバーまでブン回るような高回転型エンジンは存在しないが、回転の上昇とともにパワーが出てくるエンジンらしいエンジンを搭載したモデルをご紹介しよう。

もはや絶滅危惧種で乗るならいま! 大排気量NAエンジンを楽しめる国産モデル4選

 1)トヨタ86/スバルBRZ

 フロントエンジンリヤドライブでNAエンジンを搭載するという、ある意味古典的なレイアウトを採用するのが86/BRZだ。スバル製のFA20型2リッターの水平対向4気筒エンジンは7000回転で207馬力を発生するもの(MT車)で、ハイパワーなターボ車に比べると大人しく思えるスペックではあるが、リッター100馬力を達成しているれっきとしたスポーツエンジンと言えるだろう。

 登場からまもなく8年が経過し、チューニングも熟成の域に入りつつあり、ターボ化やスーパーチャージャーといった過給機チューンだけではなく、NAのままメカチューンを進めていくにも面白いモデルとなっている。これだけ幅広いチューニングがあるのも愛されている証拠なのかもしれない。

 2)日産マーチ NISMO S/ノート NISMO S

 日産のベーシックなコンパクトカーであるマーチやノートをベースに、本格的なスポーツモデルへと昇華させたのが、NISMO Sシリーズとなる。もともと1.2リッターエンジンを搭載する両車だが、マーチには1.5リッター、ノートには1.6リッターのNAエンジンを搭載し、ベース車にはラインアップされない5速MTと組み合わせている。

 車検証に「改」の文字が入ることからもわかるように、メーカー純正ながらエンジンを載せ替えたモデルとなっており、車体のプレートには「HR12DE」の文字が残っている。もちろん、ただエンジンを載せ替えただけではなく、専用のチューニングが施されており、まさにディーラーで買えるゴリゴリのチューニングカーと言っても過言ではない。

 3.7リッターの大排気量NA車が400万円未満!

 3)マツダ・ロードスター

 世界でもっとも売れたコンパクトオープン2シーターであるマツダ・ロードスター。4世代となる現行モデルは、排気量を1.5リッターへとダウンさせ(海外モデルやRFは2リッターだが)、より使いきれるエンジンを搭載したモデルとなっている。

 パワーこそ132馬力と特筆すべきものではないが、レッドゾーンまで淀みなく吹き上がる感覚は「気持ちいい」の一言に尽きる。持て余す大パワーよりも使い切れるエンジンのほうが乗っていて楽しいということを改めて実感させてくれる1台だ。

 4)日産フェアレディZ

 使い切れるエンジンの楽しさを力説した後で紹介するのは少々心苦しいが、大排気量NAエンジンの醍醐味というのもまたいいものだ、と思わせてくれるのがフェアレディZに搭載されるVQ37VHR型エンジンである。

 3.7リッターという大排気量ながら、最高出力の336馬力を7000回転で発生する高回転寄りのエンジンは、回転の上昇と共にパワーが盛り上がる典型的なもの。

 すでに登場から10年以上が経過しているが、国産車のなかでは直接的なライバルが不在ということもあり、未だに高い魅力を放っている。何より、ここまでハイスペックなモデルが400万円を切る価格で購入できるという点が驚きだ。

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024の来場者数が発表。4日間合計54万3800人で前年を上回る
ラリージャパン2024の来場者数が発表。4日間合計54万3800人で前年を上回る
AUTOSPORT web
おじさん気軽に投票!! 今年の10台からどれを選ぶ!?  [クルマ総選挙 新車編]最終選考開始
おじさん気軽に投票!! 今年の10台からどれを選ぶ!? [クルマ総選挙 新車編]最終選考開始
ベストカーWeb
燃費はプリウス超え???? [次期型カローラ]は内燃機関の未来を背負って2026年に登場か!!!!
燃費はプリウス超え???? [次期型カローラ]は内燃機関の未来を背負って2026年に登場か!!!!
ベストカーWeb
2025年MotoGP暫定エントリーリストが発表。ヤマハは3年ぶりの4台体制、國井がMoto2へ参戦
2025年MotoGP暫定エントリーリストが発表。ヤマハは3年ぶりの4台体制、國井がMoto2へ参戦
AUTOSPORT web
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
ベストカーWeb
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
ベストカーWeb
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
Auto Messe Web
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
AUTOSPORT web
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
AUTOSPORT web
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
くるまのニュース
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
AUTOCAR JAPAN
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
Auto Messe Web
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
AUTOSPORT web
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
AUTOSPORT web
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
AUTOSPORT web
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
くるまのニュース
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
VAGUE
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

52件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.9368.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8586.0万円

中古車を検索
ロードスターの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.9368.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8586.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村