■雪道以外でもパワフルさを感じられる4WDモデル
日産のコンパクトカー「ノート」の4WDモデルが2021年の3月中旬に発売されていたことが明らかになりました。2WDモデルは2020年12月23日に発売されていたノートですが、4WDモデルはいったいどんな特徴があるのでしょうか。
日産が「e-POWER」に続く技術を発表! その名も「e-4ORCE」ってなんて読む?
現行モデルで3代目となるノートは、先代モデルから設定された電動パワートレインの「e-POWER」仕様が好評だったことから、ガソリン仕様を廃止。全車e-POWER仕様となりました。
搭載されるe-POWERのシステムは刷新されて第二世代へと進化。第一世代のシステムと比べてサイズは40%小型化し、30%の軽量化にも成功しています。
またモーターもトルクが10%、出力が6%向上し、よりパワフルな運転感覚を味わえる仕様としています。
そして今回発売された4WDモデルでは、先代モデルのノートe-POWER 4WDモデルと比べて、リアのモーター駆動力が50kWと約14倍も向上。
日産が電気自動車づくりで培ってきた前後モーターの緻密な制御技術を活用することによって、幅広い路面状況において安定感のある走りを実現します。
ついに発売された新型ノートの4WDモデルについて、販売の現場ではどのように受け止められているのでしょうか。北海道地区の日産販売店スタッフに話を聞くと、次のようにコメントします。
「新型ノートの4WDモデルは、2020年12月の2WDモデルの発売時に存在が明らかにされていました。
しかし『2WDモデルと同時発売』だと勘違いしていたお客さまも少なくなかった状況で、当時は『まだ買えないの?』という旨の問い合わせを複数受けました。そういう意味で注目されているとは感じます」
一方、首都圏にある別の日産販売店スタッフに話を聞くと「数年に一度の“ドカ雪”レベルの雪が降らなければ、個人的には降雪量の少ないエリアであれば正直2WDモデルにスタッドレスタイヤの組み合わせで街中は走れると思います。
ただ、頻繁にスキーに行くなどお客さまの使い方によっては4WDモデルの方が適している場合も十分あるのでヒアリングをしますし、実際に『4WDモデルが気になる』という問い合わせが当店のお客さまからもありました」と話します。
日産によるとパワフルなリアモーターを備えた4WDモデルの新型ノートは、雪道・アイスバーン・濡れた路面など滑りやすい路面状況だけでなく、乾いた舗装路でも威力を発揮するといいます。
例えば高速道路での追い越しなど力強い加速が必要な場面でリアモーターのトルクが活用されるほか、カーブでの安定感向上、リアモーターの回生によるフラットな姿勢を維持した減速など、前後輪どちらも完全電動駆動であることを生かした走行感覚を実現しています。
前出の日産販売店スタッフも、新型ノートの4WDモデルについて「やはり、パワフルな走行感覚になったり安定感が増す点は、ひとつのメリットといえるのではないでしょうか」と話します。
※ ※ ※
競合車種となるトヨタ「ヤリス」やホンダ「フィット」のハイブリッド仕様を見ると、どちらの車種にも4WDモデルの設定があります。
今回、4WDモデルが発売されたことで同じ土俵に乗ることになった新型ノートですが、今後どれほど人気を伸ばしていくのか、注目されるところです。
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