MotoGP日本GPのMoto3クラス予選が行われ、ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)がトップタイムを計測。ポールポジションを獲得した。チームメイトの鈴木竜生も3番手フロントロウを獲得した。
今年のMotoGPも、いよいよ日本にやってきた。舞台はツインリンクもてぎのロードコースである。ただ予選日は生憎の空模様。前日からの雨が残り、Moto3クラスの予選Q1は完全なウエットコンディションで始まった。
■「僕の“ホーム”になった」鈴木竜生、チームの地元で“運命”の初勝利
ワイルドカード参戦の長谷川聖(Team Anija Club Y's)は、フリー走行でトップから107%以内のタイムを記録できず、予選に出走することができなかった。
Q1のセッション序盤、マーカー・ユルチェンコ(BOE Skull Rider Mugen Race)は、セクター1と2で最速タイムを記録し、好調な走りを見せていた。しかしターン10で転倒。ラップをまとめきれなかった。
セッションのタイム表示がゼロになった段階でトップに立っていたのは、ニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)。しかし勝負はここからだった。
各車最終ラップでタイムを更新。その中でもアロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)が2分9秒680までタイムを縮めトップでQ1突破を決めた。以下アントネッリ、セルジオ・ガルシア(Estrella Galicia 0,0)と続いた。4番手には、序盤に転倒があったユルチェンコが入り、Q2進出となった。
ジャウメ・マシア(Mugen Race)は当初は上位4台に入っていたが、最後のアタックに入る直前にまさかの転倒。これによりアタックを行うことができず、5番手に落ちてQ1敗退となった。ワイルドカード参戦の山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は6番手、真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)は10番手でQ2進出を逃した。
続いて行われた予選Q2。そのセッション序盤にまさかのシーンが展開された。午前中に行われたフリー走行3回目でトップタイムを記録していた小椋藍(Honda Team Asia)が、ターン4で激しく転倒してしまった。マシンはカウルが変形しており、小椋はコースに復帰することを諦めた。
セッション序盤、速さを見せたのはSIC58 Squadra Corseの2台。アントネッリが首位、鈴木竜生が2番手でセッション中盤を迎えた。
各車次々と自身のタイムを更新していく中、残り5分という段階で鈴木がトップに立つ。しかしガルシアがこれを上回り、首位に立った。ただまだ2分10秒台。各車ポテンシャルを隠し持っているのは明らかだった。
アロンソ・ロペス(Estrella Galicia 0,0)、ユルチェンコ、アントネッリらが2分9秒台に入れ、予選は最終盤に入った。
チェッカーが振られた際にトップに立っていたのは、Q1同様アントネッリだった。ただ、このタイムを上回る者はおらず、アントネッリがポールポジションを獲得した。2番手にはロペス。鈴木は最後のアタックに入る前にピットロードをスルーして、クリアラップを取ることに成功。これをまとめてタイムアップを果たし、3番手フロントロウを獲得した。明日の決勝レースに向け、好位置をキープしたと言えるだろう。
そのほか鳥羽海渡(Honda Team Asia)は16番手、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)は17番手で予選を終えた。
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