■日産「スカイラインGT-R」のカスタマイズとは
日本を代表するクルマといっても過言ではない日産「スカイラインGT-R」。
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とくに3代目スカイラインGT-R(BNR32型)は、国内外でファンが多く中古車市場でも高値で取引されています。
海外では手に入れられないけどもデジタルで自分好みのカスタマイズを施したレンダリングイメージも公開されており、今回はそのうちのひとつを取り上げます。
スカイラインの歴史は、1957年に誕生した4ドアセダンのプリンス「スカイライン」から始まります。
その後、前述の3代目となる通称「ハコスカ」から初代スカイラインGT-R(PGC10型/KPGC10型)が設定されました。
その後、2代目(KPGC110型)、3代目(BNR32型)、4代目(BCNR33型)と代を重ねましたが、5代目(BNR34型)を最後にスカイラインGT-Rの歴史は幕を閉じ、2007年に「GT-R(R35型)」としてスカイラインから独立する形で現在も販売され続けています。
今回、SNSで公開されたカスタマイズ仕様は、初代スカイラインGT-Rです。
ベースとなるのは、1970年に発売されたKPGC10型と見られ、このモデルは、旋回性能向上と軽量化のためにホイールベースを70mm短縮した2ドアハードトップとなります。
リアに純正オーバーフェンダーを装着したハードトップの姿は、「ハコスカGT-R」という愛称で呼ばれ、海外でも定着しています。
プリンス「R380」用エンジンの技術を用いた2リッター直列6気筒DOHC24バルブエンジンを搭載し、レースでは通算52勝を達成しました。
そんな伝説的なハコスカGT-Rのカスタマイズは、ボディをベージュにすることで、どこかレトロな印象があります。
フロントでは丸目ヘッドライトはクリア化、ウインカーなどはブラック化しています。
さらにバンパー下部には前方に張り出した通称「チンスポイラー」も存在感を際立たせるポイント。
サイドでは、前後に黒い樹脂製オーバーフェンダーを装着。タイヤやホイールも変更されてスポーティさが強調されています。
リアは、トランクエンドに小型のスポイラーを装着。マフラーは片出し2本となり、やや上向きになっているのも印象的です。
SNSでこのカスタマイズを見たユーザーは「今まで見たこと無いハコスカ」「夢のクルマ」「美しい」というコメントが寄せられています。
※ ※ ※
ハコスカGT-Rは「GT-R伝説」の始まりということもあって、日本以上に海外で注目される存在です。
カーアクション映画の「ワイルドスピード」シリーズでもハコスカGT-Rが登場するなど、かなりの数の中古車が海を渡っているとみられています。
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