■「タント ファンクロス」登場により「SUV風軽ワゴン」の競争激化
ダイハツは2022年10月3日、軽スーパーハイトワゴンの「タント」のマイナーチェンジをおこなうと同時に、SUV風の外観を与えた「タント ファンクロス」を追加して発売しました。
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このタント ファンクロスの登場により、同じジャンルの軽スーパーハイトワゴンでSUV風の外観を持ったクルマは、2018年12月20日に発売のスズキ「スペーシア ギア」、2020年3月19日に発売された三菱「eKクロス スペース」と勢揃いしました。
そんなSUV風の最新軽スーパーハイトワゴンのライバルとなる3モデルの特徴について比較してみましょう。
タントは2003年に初代がデビュー。「軽スーパーハイトワゴン」の草分け的存在です。
2007年登場の2代目からは、左のセンタピラーをスライドドアに内蔵した、大開口部のスライドドア「ミラクルオープンドア」を採用。タントのアイデンティティとして現行モデルでも採用し続けています。
2022年10月3日のマイナーチェンジで追加となった新型タント ファンクロスは、外装に無塗装ブラックの樹脂パーツを積極的に取り入れ、専用バンパーや専用フロントグリル、アウトドアシーンで活躍するルーフレールを装備しています。
インテリアはオレンジ色を差し色として所々にアクセントが加えられ、シートはカモフラージュ柄となりタフさを表現。
シート表皮、後席シートバックは撥水加工されており、手入れが楽で、キャンプや釣りなどで汚れた荷物を気にせずそのまま積み込むことができます。
ボディカラーはいわゆる「アースカラー」を中心としたモノトーン8パターン、2トーンカラー5パターンの全13色のバリエーションとなっている点も特徴です。
※ ※ ※
スズキが展開する軽スーパーハイトワゴンのスペーシアは「パレット」の後継車として2013年3月15日に発売。
2018年12月に登場したスペーシア ギアは、SUV風軽スーパーハイトワゴン3台のうち、最初に登場したモデルです。
エクステリアは「ジムニー」や「ハスラー」など、スズキのSUVモデルのイメージと共通する丸形のヘッドライトが特徴です。
フロントグリルやバンパー、サイドドアガーニッシュやルーフをガンメタリックとし、ルーフレールを装備するなどSUVらしいタフなデザインとなっています。
内装はカーキ色のステッチが特徴の撥水加工シートを装備。ラゲッジフロアは防汚タイプとなっています。
ルーフには後席へ風を送るサーキュレーターを装備しており、前席と後席でエアコンの効きの偏りを改善。どの席でも快適に過ごせるようになっています。
また、スペーシア ギアは全車でマイルドハイブリッドを採用。発進時はモーターによるアシストで低燃費化を実現しています。
■三菱「eKクロス スペース」は高い悪路走破性能と先進運転支援が充実
三菱eKクロス スペースは2020年3月19日に発売しました。
三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、ルーフレールやスキッドプレート風ガーニッシュを装備しタフなイメージを持たせつつも、メッキを活用した押し出し感のある側面も持っています。
インテリアはほかの2台とは全く異なるもので、全車で撥水加工シートである点は共通ですが、内装はブラウンを基調とし、合成皮革のコンビシートをオプションで用意するなど、上質なインテリアを目指しています。
またスペーシア ギアと同様に後席にはサーキュレーターが備わりますが、eKクロススペースにはプラズマクラスター付きとなっており、車内の空気をきれいに保つことができます。
先進運転支援機能は、レーダークルーズコントロールに加え、高速道路での同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。ステアリング制御により、車線中央の走行をサポート。
さらに安全装備として、下り坂で車速をコントロールする「ヒルディセントコントロール」やぬかるんだ路面でスリップした駆動輪にブレーキをかけ発進をサポートする「グリップコントロール」を装備するなど、悪路での走行性能も高めています。
※ ※ ※
今回登場した3台は「軽スーパーハイトワゴン」で「SUV風」の外観を持つ車種として共通していますが、装備や先進技術などにそれぞれ特徴があることがわかります。
タント ファンクロスはピラーの持たないスライドドアと多彩なカラーバリエーションが特徴的で、特にスライドドアはどの車種にも当てはまらない便利な装備です。
スペーシア ギアはタフさを強調する3台の中ではレトロで可愛らしいイメージを持たせる丸形ヘッドライトがデザイン面として異彩を放っており、また全車がマイルドハイブリッドとなり燃費性能もよいほか、アイドリング時が静かであることもアドバンテージとなっています。
eKクロス スペースは、ブラウンの上質な内装と先進運転支援機能、そしてオフロード4WDモデルが主力の三菱らしく悪路で強い味方となってくれるタフな走行性能が他の2台にはないものとなっています。
タント ファンクロスの登場により、SUV風の軽スーパーハイトワゴンの競争がますます激化することとなり、ユーザーもどの車種にするか悩むことも増えると予想されますが、特徴的な装備やデザインを吟味し、それぞれ実車を見て選ぶことがベストだといえます。
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みんなのコメント
社会人だったら、おまえ会社じゃ用無しだろうね
程度低すぎ、
他人の車なんて誰もみてないし、どうでもいいのだよ
引け目があるから、軽はどうのこうのってほざくんだよ
かまってもらいたいだけの赤ん坊だね 笑