■安全性も高いボルボのステーションワゴンの魅力とは?
アウトドアの趣味、家族やお友達とのお出かけで重宝する実用的なクルマといえば、この頃はアクティブなイメージでお洒落に乗りこなせるSUVが人気があります。でも、その一方で注目してみて欲しいボディタイプが、ステーションワゴンです。
ボルボの新型SUV「XC40」がリアルに凄い! 全てに完璧を求めるボルボの自信作
ステーションワゴンは、セダンやハッチバックの派生モデルとして、荷室空間を拡げて設計されたものが多く、ルーフの高さは低めで機械式駐車場にも収まるのも嬉しいポイントです。マンション住まいや都市部で生活する方にとって、駐車場事情に振り回されにくいことも、ステーションワゴンが支持されている理由のひとつです。
ステーションワゴンがかつて一大ブームを巻き起こしていたのは1990年代のこと。国産車、輸入車ともに多彩なモデルが登場していましたが、その頃からひときわ輝いて見えた憧れの存在だったのが、スウェーデンブランドのボルボです。ボルボではステーションワゴンのことを「エステート」と呼んでいました。
ボルボといえば、かねてより安全性が高いクルマづくりを行うことで知られてきましたが、実際に起こってしまった事故被害を調査し、彼ら独自の安全哲学を採り入れられたクルマづくりは安全性を高めているだけでなく、ストレスの少ないドライブフィールをもたらしてくれるもので、そうした流れは現代のボルボのクルマたちにも受け継がれています。
世界各国で支持されてきたボルボですが、エステートの販売台数は、本国のスウェーデンに次いで、日本は第2位の市場なのだそう。
現代のボルボのエステートの中核に位置する「V60」は、全幅は1850mmと比較的コンパクトに抑えられていて、日本の道路環境における扱い易さに配慮されています。
■スポーティな外観に温かみのある内装のボルボ「V60」
先ずはそのスタイリングに注目してみましょう。ヘッドライトは最近のボルボのトレードマークであるトールハンマー(北欧神話の雷神が持つハンマー)をモチーフにしたデザインを採用しています。
ルーフは低く、ワイドに構えたスタンスでスポーティな印象を漂わせたスタイリッシュな外観でありながら、サイドシルエットに目を向けてみると、荷室の積載性を大切に設計されていることが分かります。
リアゲート上部は荷室の容積を天井付近まで広く確保した形状で、長尺物の荷物が天井付近まで積み込みやすいように配慮されています。荷室は壁面の凹凸を少なくしたことで、横幅の広い箱型の荷物が積み込みやすく、デッドスペースは最小限に抑えられました。
また、リアシートは60:40の2分割式で左右の背もたれを倒せるようになっていて、乗員の人数や積み込む荷物に応じて、臨機応変に使いこなせます。さらに、荷室の床下のボードを起こすと、買い物袋を引っかけるフックが出現し、スーパーなどで買い物した荷物が転がらないように支えることができるような便利な機能も盛り込まれています。
北欧家具のように温かみのあるデザインが施されたインテリアは、「ハイセンスなボルボ」を感じさせてくれます。
天然の風合いを活かした木材をあしらったインパネのしつらえや前後席の乗員の身体をストレスなく受け止めるシートを採用して、くつろげる移動空間を提供しています。
また、インパネ中央には、カーナビやオーディオ、車両設定などをタッチパネルの操作で行える大型モニターを採用し、タブレット端末のように、フリックやタッチ操作でクルマの機能と向き合うスタイルには、今ドキの空気が感じられます。
■安定感のある乗り心地は、低重心のエステートならでは
今回試乗するのは直列4気筒 2リッターターボエンジンを搭載する「V60 T5 Inscription(インスクリプション)」です。
運転席に座って、シフトセレクターの脇に設けられたスイッチをひねるとエンジンが始動。動き出してみると、振動や騒音の少なさに驚かされます。
エンジンルームやタイヤハウスから響くはずのノイズは上手に遮断されていて、まるで高級なサルーンに乗っているような気分。一見すると大きめなクルマに見えますが、アクセルを少し深く踏み込めば、レスポンスよく加速してみせるので、車体の重たさを感じるようなこともありません。
カーブを曲がる時は、SUVとは違っていて、地面に張り付くようにして安定した姿勢で走れるあたりも、重心が低いエステートならではといえます。
また、今欲しい運転支援機能が標準装備されているのも安全イメージを牽引するボルボらしい部分です。前走車、自転車、歩行者などに衝突しそうなとき、事故被害を軽減するために自動ブレーキ作動する機能を備えているほか、高速道路などを走行する際は前走車と車間を維持しながら追従して走るアダプティブクルーズコントロールも採用しています。
操舵支援をクルマが行いながら、同一車線内にクルマを留めながらクルージングができるパイロットアシストも装備しているので、ロングドライブのストレスを減らしてくれることでしょう。
スタイリッシュで実用的な空間を求め、安全で快適な移動時間をもたらしてくれる「ボルボ V60」は、SUVがブームの今乗るからこそキラリと光る魅力的な実用車といえそうです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
クルマの「新しい車検」4月スタートに賛否両論!「大歓迎です」「いや税金を軽くして…」「3年に1度で十分!」の声も殺到! ユーザーにも「メリット」ありの“新・車検制度”とは!
1.5リッター3気筒搭載!! 新型[エルグランド]はe-POWERで追撃開始!! 2026年登場で元祖Lクラスミニバンはどうなる?
とりあえず車体に大砲つけばOK!「2階建て戦車」M3が超有能だったワケ「ウチのより使える」と英軍も大満足!?
新東名から北へ…無料28kmが一本に! 静岡‐長野直結「三遠南信道」の断絶区間が2025年度開通へ
「世界で一番嫌い」 マツコ・デラックスはなぜ「二子玉川」を拒絶するのか? 理想化された街に漂う“らしさ”の呪縛、再開発と多様性の葛藤を考える
クルマの「新しい車検」4月スタートに賛否両論!「大歓迎です」「いや税金を軽くして…」「3年に1度で十分!」の声も殺到! ユーザーにも「メリット」ありの“新・車検制度”とは!
「世界で一番嫌い」 マツコ・デラックスはなぜ「二子玉川」を拒絶するのか? 理想化された街に漂う“らしさ”の呪縛、再開発と多様性の葛藤を考える
1.5リッター3気筒搭載!! 新型[エルグランド]はe-POWERで追撃開始!! 2026年登場で元祖Lクラスミニバンはどうなる?
【メディアのウソ】テスラ失速、欧州も踊り場でBEVは“売れていない”のか? 数字で検証する
昔は喜ばれた「ど派手なデコトラ」がいまは敬遠されるように……日本人のゆとりのなさがもたらした「ステルスデコトラ」の台頭
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?