ダイハツ「タント」が先進運転支援システムなどを進化させる一部改良。軽福祉車両も同時発表

2021年9月21日、ダイハツは軽乗用車の「タント」および軽福祉車両の「タント フレンドシップシリーズ」を一部改良して発売した。

安全性の向上も図り、ボディカラーも一部変更
タントは、ダイハツのハイト系ワゴンだ。初代は2003年に発売され、2007年に発売された2代目からセンターピラーレスとスライドドアを組み合わせた「ミラクルオープンドア」を軽自動車で初採用。現行型は2019年に発売された4代目で、標準系とカスタム系の2系統をラインアップしている。

今回の一部改良では、Xターボ／カスタムRS／カスタムRS スタイルセレクションに電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシスト（車両姿勢安定化制御）を標準装備し、先進運転支援システム（ADAS）を進化させた。新機能のなかでもダイハツ初搭載となるコーナリングトレースアシストは、走行中カーブに差しかかったときドライバーのブレーキを補助し、遠心力に負けず安定した姿勢を保つことで安全性を向上させている。

X／カスタムX／カスタムX スタイルセレクションには、全車速追従機能付きACC（アダプティブクルーズコントロール）や電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストなどを含む「スマートクルーズパック」をメーカーオプションで設定し、装備を充実させている。

また、ボディカラーを一部変更し、プラムブラウンクリスタルマイカやターコイズブルーマイカ メタリックを追加し、ユーザーの選択幅を広げている。

軽福祉車両のフレンドシップシリーズの対象グレードも、機能やボディカラーともに同様の改良を行い、幅広くユーザーが選べる仕様としている。

今回発表された以外に、内外装の装備やパワートレーンなどのスペックに関する変更はない。エンジンは0.66Lの自然吸気とターボを設定。トランスミッションは、いずれもCVT。駆動方式は、ほとんどのグレードに2WD（FF）と4WDが用意されるが、フレンドシップシリーズではFFのみのグレードもある。主なグレードと車両価格帯は下記のとおり

・タント：124万3000円～178万7500円
・タント カスタム：172万1500円～202万4000円
・タント フレンドシップシリーズ：143万5000円～216万5000円

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Comments

車椅子を吊れるの便利だけど…
何なら後ろから直に車椅子で乗り込めちゃうとか、乗り降りが最小限の路肩スペースで出来るとお互いに安全性は高まるのに。

通勤途中に介護施設の送迎ハイエースを停めてるジイサンいるけど、スライドドア横に車椅子寄せたいからって、路肩どころか対向車線にはみ出て停めるから、いつもいつもジイサン都合で通行止めにされるんだよね。
道板だと動力付いた耕運機とかでもあまり楽ではないし、安全かつ車椅子でも楽に後ろから直に乗り降り出来る機能が出来たらいい。

軽にこんなにゴテゴテ装備いるのかね？　だから無駄に価格ばかり上がってしまうのでしょう。

もし買うなら・・一番安いグレードで十分。どうせ遠出もしないし、大勢乗れる訳でも無い。　まあ、自動ブレーキくらいは必要だけど。