7月14日、ホンダは新型SUV「ZR-V」の日本仕様を公開した。9月から先行予約を開始し、今秋発売を予定している。
ZR-Vはすでに北米(車名はHR-V)や中国で発表となっているが、今回公開された日本仕様を海外向けと比べると、フロントフェイスが異なっている。グリルは垂直基調となり、バンパーもブラック加飾が廃され、都市型SUVとしての雰囲気を強めている。フェンダーアーチもボディ同色だ。
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プラットフォームのベースとなったのはシビック。いわゆるCセグメントに属するモデルで、ヴェゼルとCR-Vの隙間を埋める重要な役割を担う。SUV全盛のこの時代に、ホンダは他メーカーに比べて売れ筋SUVが少なかったという事情もあり、グローバルでの拡販が期待されている。
ただ、日本向けのCR-Vは今年8月に生産を終了。今、北米でチラ見せが始まった新しいCR-Vは、日本に導入されない模様。つまり、日本におけるホンダSUVの看板は、ヴェゼルとZR-Vの2台が背負っていくことになる。
インテリアは、昨今のホンダらしくスッキリとした印象。左右に伸びやかに広がるクラス最大級のインパネパネルが見どころだ。広々とした空間を演出するとともに、造形や素材の美しさを際立たせる。横に長いエアコンアウトレットはシビックを彷彿。一方、センターコンソールはハイデッキタイプだ。
パッケージングにもこだわっている。SUVながら、あまり高くしないドライビングポジションを基準に、後席ヒップポイントも高くせず前席と後席の高低差を小さく設定。後席から前方への視界はあまり望めない可能性はあるが、そのぶん後席頭上空間とボディリヤセクションのデザイン自由度を高めることに成功。流麗なルーフラインと空力性能向上を実現しているという。
気になるパワートレーンは、シビックのラインアップと共通。シビックe:HEVに初搭載となった「スポーツe:HEV」、つまり新開発2Lエンジン+2モーター内蔵電気式CVTと、1.5Lターボ+CVTの2種類を設定。シビックと違うのは、e:HEV、ガソリン車ともにリアルタイムAWDを用意していること。スポーツe:HEV+4WDの組み合わせはZR-Vが初だ。
ZR-Vのグランドコンセプトは、「異彩解放」。これは、「異彩を放つ」という慣用句を発展させたフレーズだ。「彩=個性」、つまりユーザーの個性、クルマの個性、そしてホンダ開発者の個性、そのすべてを解き放つ新たなSUVをつくるという思いが凝縮されている。
日本では、実質CR-Vの後釜となるZR-V。装備やスペックに関する情報は、順次公開される。「最近のホンダ車は高い」と言われるが、それを払拭するワイドなバリエーションを期待したいところだ。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
北米で発表されたのが思いの外かっこよかったのに、がっかり。
並行は、ここまでドル高だとばかばかしいし、
というより、並行輸入車の登録手続が、締め出しみたいに厳しくなったから、
どのみち無理。