■キャンパーっぽいプチカスタムが流行中
昨今はアウトドアの趣味や遊びが流行っており、アウトドアにふさわしい1台としてコアな人気を集めているのがスズキ「ジムニー」です。
【画像】 車中泊OKなジムニーのキャンパーカスタムを画像で見る(25枚)
50年以上も前から愛され続ける軽クロカンの絶対王者ですが、2018年に登場した現行モデル(JB64/74型)は、従来からのジムニーファンだけでなく、幅広い層から支持される人気車種に成長しました。
ジムニーは、軽自動車でありながら堅牢なラダーフレームを採用したほか、悪路でも確かな駆動力を発揮するパートタイム式四輪駆動を搭載。
本格派オフローダーとしての側面を持ちつつ、直線基調のボディラインや丸目2灯のヘッドライトがレトロな雰囲気を演出していることもあり、それまでクロカンに興味のなかった女子にまでファンができるほど、根強い人気を誇ります。
そんなジムニーはカスタムベースとしても最適なモデルだといえますが、ジムニーをさらに魅力的に仕立てるカスタムにはどのようなものがあるのでしょうか。
いまジムニーで流行っているのは「キャンパーカスタム(キャンパー仕様)」です。「限られたスペースを工夫してキャンプでいかに使いやすくできるか?」ということを主眼としたカスタムが人気となっています。
キャンプとなれば道具も多くなり、調理器具なども必要になります。また、最近は「ソロキャンプ」や「車中泊」がトレンドとなっており、寝具やキャンプで必要な装備を上手に積載するためのラックやキャリアなどを装着するのが主流になっているようです。
クロカンやSUVで人気となっているヘッドライトのバルブ交換や追加装備用フォグランプなどを手掛ける「IPF」の商品企画グループ・リーダーの堀越さんに、ジムニーカスタムで人気の商品や傾向などを聞いてみました。
IPFといえば、ライトやランプ全般を取り扱うメーカーというイメージが強いのですが、ジムニーに関しては照明だけでなく、ランプ類をがっちり固定でき、かつキャンプなどでも便利な専用ラダーやランプステーを開発しています。
「2021年より、アイディア次第で自由に楽しめる新プラットフォーム『EXPシリーズ』の展開を開始しました。
その名の通り、シリーズを通じてキャンプやアウトドアなどさまざまなシーンでの使用を想定した拡張できる製品となっており、人気になっています」(IPF商品企画グループ 堀越さん)
とくに現行ジムニー/ジムニーシエラ向けに専用設計した製品をラインナップ。
リアハッチに取り付けるアルミ製軽量ラダー(はしご)にはIPFのランプ類やアメリカ製コンテナ(応急用品・工具類や水入れ)なども取り付けられる専用ブラケットやステー類も備わっています。
「そのほか、JAOSと共同開発したジムニー専用ルーフラック、アメリカで人気に火がついた『LEDライトバー(ボンネットより上に装着する横長の補助灯)』と、しっかり固定できる専用ブラケット・ステーなども展開しています」(IPF商品企画グループ 堀越さん)
またヘッドレストの装着部分を活用した「カーゴエクステンション」やデッドスペースになりがちなリアサイドウインドウ(クォーターガラス)に取り付けるユーティリティパネルなど、キャンプに役立ちそうなアイテムも展開。
ランプ全般を取り扱う老舗メーカーでも、ジムニー/ジムニーシエラ専用のラダーやルーフラック、またラゲッジスペース用のアイテムを開発するほど、ジムニーのキャンパー仕様は非常に人気になっているようです。
■キャンピングカー専門店が手掛けるとジムニーが「テントカー」に変身!?
現在、軽自動車をベースとしてキャンピングカーに仕立てるカスタムが人気となっており、車内スペースに優れるバンをベースとする例がほとんどですが、キャンピングカーメーカーでは現行ジムニー専用の製品を開発・販売するケースが増えています。
つまり、軽クロカンとしてだけでなく、キャンパー仕様への需要がそれだけ高まっている証拠ともいえまるでしょう
トヨタ「ハイエース」をベースにした「バンコン(Van Conversion=バン・ベースのカスタマイズの別称)」のコンプリートカーを販売する「トイファクトリー」は、ジムニーをベースにカスタムの新ジャンルを開拓しています。
「トイファクトリーは、テントとキャンピングカーの中間に位置する、移動も宿泊もできてもっと気軽に(アウトドアで)遊べる『テントカー』という新しいジャンルを提案しています」
そこで開発されたのが、ジムニー/ジムニーシエラの室内にピッタリとはめられる「フルフラットベッドキット」。
通常のシートアレンジでは平らにならないジムニーの室内に、防汚・抗菌対策を施した厚さ60mmのコンフォートマットを搭載。
完全なフラットスペースに生み出すことで、キャンパー仕様の車中泊をより快適に過ごせるように工夫しました。
さらにこのマットは分割式になっており、ラゲッジスペースにも収納可能。省スペースでラゲッジスペースに搭載することができます。
外観はあまり手を加えないのもキャンパー仕様の特徴ですが、トイファクトリーではレトロな雰囲気を演出できる「サイドストライプデカールキット」も用意し、エクステリアのカスタムも気軽に楽しめます。
※ ※ ※
ジムニーのキャンパーカスタムが人気なのは、走行性能はそのままに、ちょっと足りなかった実用性をプラスして、クルマと一緒にアウトドアを楽しめるからなのでしょう。
そのままでも魅力的なジムニーですが、自分好みにカスタムすることでさらに愛着が湧く1台へと進化させることができそうです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
三重県の「北勢バイパス」、2024年度内に四日市の中心部まで開通! 通勤ラッシュの緩和にも期待。 【道路のニュース】
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ジムニーは嫌いじゃないけど、バックドアが横開きだから雨の時のキャンプの撤収は大変
収納力の無さがジムニーの難点
carview!の記者陣で日本ルンペン党でも立ち上げる気?