レクサスが旗艦サルーン「LS」の改良新型モデルを初披露。フラッグシップとしてのたゆまぬ進化に最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を導入。日本での発売は本年初冬を予定
トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは7月7日、フラッグシップセダン「LS」のマイナーチェンジモデルを初公開した。
新型レクサス「LC500コンバーチブル」が待望の市場デビュー。合わせてLC500h/LC500の一部改良を実施
今回の改良は、レクサス独自の乗り味である“Lexus Driving Signature”の深化を目指し、DNAである静粛性と乗り心地の大幅な向上を追求。パワートレインやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで徹底的な作り込みを実施し、合わせて人の感性に寄り添った最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用したことが特徴である。
まずエクステリアでは、ハイライトの美しい輝きと奥行きを感じさせる深い陰影感を持ったシルバーの外板色「銀影(ぎんえい)ラスター」を新規に開発したことがトピックだ。光輝材(アルミフレーク)を含んだ塗料の体積を凝縮させる「ソニック工法」を応用し、アルミ蒸着を高密度で敷き詰める最新の塗装技術を導入。鏡面のように粒子感をほとんど感じさせない滑らかな質感で、周囲の僅かな光も繊細にとらえ、時の移ろいや変化に呼応して様々な表情を見せる特別なシルバーに仕上げた。外装パーツの一部変更も図り、縦基調のキャラクターラインを配したフロントバンパーコーナー部やメッキモールがサイドまで回り込むフロントバンパー下端、新意匠の小型3眼ランプユニットとL字を際立たせたクリアランスランプおよびその下に配置したブレードスキャンAHS(アダプティブハイビームシステム)、内部のメッキモールをピアノブラックに変更した新リアコンビネーションランプなどを採用する。また、“F SPORT”はサブラジエーターグリルのガーニッシュをサイドまで回り込ませることでワイドなスタンスを強調し、合わせて専用色のスピンドルグリルや新造形の20インチホイールなどを組み込んでスポーティなイメージをいっそう際立たせた。
内包するインテリアは、オーナメントに西陣&箔を新規設定し、西陣織の銀糸やプラチナ箔の輝きにより月明りに照らされた波の揺らぎによる「月の道」を表現したことが訴求点となる。また、ステアリングとセンターコンソールのスイッチ類を黒で統一し、視認性を向上させるとともに端正な印象を演出。さらに、使用頻度の高いシートヒーターやステアリングヒーターの操作画面を表示するスイッチをセンターコンソールに追加することで、操作性を向上させた。マルチメディアシステムも進化し、新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLinkおよびApple CarPlay/Android Autoに対応させる。また、iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性をいっそう高めた。
一方、シートについては表皮の縫い位置をより深い位置に変更するとともに、ウレタンパッドに低反発素材を新採用。振動吸収と柔らかな座り心地により、快適性をさらに向上させた。
足回りに関しては、AVSソレノイドを新規に開発して減衰力を低減するとともに、ランフラットタイヤの縦バネ剛性とスタビライザーバーの剛性を最適化。また、エンジンマウント内のオリフィスを刷新することで減衰特性の変更を行い、室内に伝わる振動を低減させる。パワートレインのセッティングの見直しも図り、ハイブリッド車のLS500hでは使用頻度の高い走行領域における加速時のバッテリーアシスト量を増加させることで、より余裕のある加速を実現。加えて、発進加速時のエンジン最高回転数を低下させて静粛性の向上を果たす。一方、ガソリン車のLS500では使用頻度の高い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを引き上げ、車両の加速レスポンスをいっそう向上。また、シフトスケジュールを変更し、各ギア段で加速できる領域を拡げることで加速時のシフトダウン頻度を低減して余裕のある力強い走りを実現した。さらに、LS500hとLS500ともにANC(Active Noise Contro)およびESE(Engine Sound Enhancement)のチューニング変更を行い、静粛性をいっそう向上させる。なお、パワートレイン自体は基本的に従来と共通で、LS500hに8GR-FXS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sエンジン+2NM型モーター+リチウムイオン電池+マルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)を、LS500にV35A-FTS型3444cc・V型6気筒DOHC・D-4STインタークーラー付ツインターボエンジン+Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)を搭載している。
人の感性に寄り添った最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」の採用もマイナーチェンジの注目ポイントだ。「Lexus Teammate」は、人とクルマが気持ちの通った仲間のようにお互いを高め合い、共に走るというトヨタ独自の自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発。Perceptive(高い認識性能)、Intelligent(知能化)、Interactive(ドライバーとクルマの対話)、Reliable(信頼性)、Upgradable(ソフトウェアアップデート)という5つの技術的特長を備えている。具体的には、「Advanced Drive」と「Advanced Park」という先進システムを導入。「Advanced Drive」は自動車専用道路での周辺認識、自車位置推定、走行車線・位置選択、速度調整などを行いながら出口までの安全な運転支援を実施し、カーブや追い越しなど走行中の様々なシーンで凄腕ドライバーの走りから学んだ自動車メーカーならではの人に寄り添った乗り味を実現する。一方、「Advanced Park」は最新の高度駐車支援技術により、駐車場での操作において、ドライバー監視のもとカメラと超音波センサーを融合し全周囲を監視することで、適切に認知、判断、操作を支援。ハンドル操作、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジの全操作を車両がサポートするとともに、俯瞰映像に切り返し位置や目標駐車位置を常に表示して安全・安心でスムーズな駐車を具現化した。ほかにも、光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射し、ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構の「ブレードスキャンAHS」やより高解像度で大きなディスプレイを組み込んだ「デジタルインナーミラー」を新採用。安全性を最上レベルにまで高めている。
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みんなのコメント
マイナーチェンジで着くようになったみたいかな?
モニターぐりぐりしながら乗り降りしなくて
よくなるのかな。
チームメイトって何?