メーカー別12月の売れ筋は? ダイハツ編：台数減もテコ入れにより競争力アップ狙う

12月のメーカー別 売れ筋ランキングTOP 5 ダイハツ編は、順位が大きく変わらないなかで、前月に続き全車種が登録を減らす結果となった。11月に仕入先の火災で部品供給が滞り、生産を休止した影響が尾を引いたようだ。この生産休止では「タント」と「ムーヴキャンパス」の生産に影響が出た。

首位の「タント」は前月から1割減となったが、9574台を登録し盤石の強さを見せた。12月1日に運転支援機能の充実や外装色追加などの一部改良を受けており、さらなる登録増を狙う。

2位は8733台を登録した「ムーヴ」。こちらも前月と同順位をキープしたが、台数は13％程減少している。なお、ここにはスライドドアを備えた「ムーヴ キャンバス」も含むが、12月14日にはシートヒーターなどを装着した同モデルの特別仕様車が設定されており、来月以降の数字に反映されそうだ。

3位には「ミラ」が浮上。前月から5％程台数を減らしたが、5747台をマーク。現在ミラシリーズは「ミラ イース」と「ミラ トコット」からなり、うちミラ イースは12月1日、タントともに装備を充実する改良を受けている。

4位の「タフト」はミラと入れ替わる形でワンランクダウン。台数も5424台と前月から17％程減らしている。昨年6月10日の販売開始から半年が経過し、新車効果もやや薄れてきたというところだろうか。

5位は前月と同じく「キャスト」となった。登録は4位以上と大きく差のある1415台で、前月比でも2割近く台数を減らしている。2015年9月の登場から5年強が経過しており、販売の起爆剤となる改良などに期待したいところだ。

Comments

ダイハツヘイトコメンテーター噴出。

あれ？軽だけ？