現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か

ここから本文です

BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か

掲載 7
BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か

すべてのドライブトレインを単一ラインで生産

BMWは2025年に「ノイエ・クラッセ」プラットフォームをベースとするEVの「3シリーズ」を投入する。一方で、同じ外観を持つ内燃エンジン車とハイブリッド車も、現行プラットフォームの改良版をベースに開発・生産する見込みだ。

【画像】これが次世代「3シリーズ」の姿か?【BMWビジョン・ノイエ・クラッセを写真で見る】 全22枚

BMWの製品責任者であるベルント・ケルバー氏によると、同社は次世代EV用のノイエ・クラッセ・プラットフォームに加えて、内燃エンジン車(FF、FR)用のプラットフォームを引き続き使用していくという。

BMW傘下のミニも同様で、EVとガソリン車の「クーパー」は同じ外観でありながら、一方はEV専用プラットフォームで中国生産、もう一方はエンジン車用の従来型プラットフォームで英国生産となっている。

デザインは同じでも、中身の構造はまったく異なるものだ。

BMWはこの戦略により、EVの普及をめぐる世界的な市場環境の変動に適応できるという。ケルバー氏は取材に対し、次のように語っている。

「規制やお客様のニーズに左右されるため、開発が非常に不安定になることは明らかでした。当面の間、BMWは技術的に柔軟性を持たせたアプローチをとり、そのためにすべてのドライブトレインを1つの生産ラインで生産する計画です」

「市場がある方向にシフトしても、工場を閉鎖したりシフトを減らしたりする必要はありません。別のドライブトレインにシフトするだけです」

また、BMWの販売責任者であるヨッヘン・ゴラー氏は「2年前、EVに関する予測は楽観的すぎたが、今は悲観的すぎる」と述べ、今後の焦点は依然として「EVによる成長」であるとした。「航続距離が長く、充電時間が短いモデルが増えることで、購入の障壁は一部取り除かれると思います」

こんな記事も読まれています

2000万円級の高性能車シリーズ 灼熱の「マグマ」登場 ジェネシスGV60から順次導入
2000万円級の高性能車シリーズ 灼熱の「マグマ」登場 ジェネシスGV60から順次導入
AUTOCAR JAPAN
デロリアンDMC-12、現代EV技術で蘇る 218馬力、航続距離240kmの「電動スポーツカー」へ
デロリアンDMC-12、現代EV技術で蘇る 218馬力、航続距離240kmの「電動スポーツカー」へ
AUTOCAR JAPAN
ジープの小型SUV『アベンジャー』、欧州受注10万台達成…日本仕様は今夏発表へ
ジープの小型SUV『アベンジャー』、欧州受注10万台達成…日本仕様は今夏発表へ
レスポンス
BYD『シール』、欧州ではEVモード80kmの電動SUV設定 9月発売
BYD『シール』、欧州ではEVモード80kmの電動SUV設定 9月発売
レスポンス
新型「ミニ・クーパー5ドア」登場 4車種揃った“新世代ミニ”はどう違う? 似ているようで異なるそれぞれの個性とは
新型「ミニ・クーパー5ドア」登場 4車種揃った“新世代ミニ”はどう違う? 似ているようで異なるそれぞれの個性とは
VAGUE
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
AUTOCAR JAPAN
「気持ち」で買うクルマ フォルクスワーゲンID.バズ 長期テスト(最終) 今後のEVへ必要な個性と特徴
「気持ち」で買うクルマ フォルクスワーゲンID.バズ 長期テスト(最終) 今後のEVへ必要な個性と特徴
AUTOCAR JAPAN
中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
中国吉利の主力セダン『エムグランド』、世界販売386万台…現行型はEVやPHEVも設定
レスポンス
量産車で世界最高の空力性能、Cd値0.194達成…中国シャオペンの新型EV
量産車で世界最高の空力性能、Cd値0.194達成…中国シャオペンの新型EV
レスポンス
ニッサン新型「大型バン」登場! もはや「エルグランド」!? 斬新「堂々」マスクが超カッコイイ新型「インタースター」ドイツで発売 570万円から
ニッサン新型「大型バン」登場! もはや「エルグランド」!? 斬新「堂々」マスクが超カッコイイ新型「インタースター」ドイツで発売 570万円から
くるまのニュース
「BYD シャーク」長距離走行が可能な新型BYDのフルサイズピックアップトラックはPHEV!
「BYD シャーク」長距離走行が可能な新型BYDのフルサイズピックアップトラックはPHEV!
AutoBild Japan
19インチも選べるスポーツモデル VW「ゴルフGTI」 270馬力のハイブリッドも登場
19インチも選べるスポーツモデル VW「ゴルフGTI」 270馬力のハイブリッドも登場
AUTOCAR JAPAN
[15秒でわかる]BYD『シール』…日本市場参入第3弾はEVセダン
[15秒でわかる]BYD『シール』…日本市場参入第3弾はEVセダン
レスポンス
BYD、国内第3弾の電気自動車『シール』を販売開始。“e-スポーツセダン”の確立を目指す
BYD、国内第3弾の電気自動車『シール』を販売開始。“e-スポーツセダン”の確立を目指す
AUTOSPORT web
アルピーヌ、新型『A290』の日本導入を検討。高性能、俊敏性、軽量を備えたブランド初のスポーツEV
アルピーヌ、新型『A290』の日本導入を検討。高性能、俊敏性、軽量を備えたブランド初のスポーツEV
AUTOSPORT web
ホンダ『シビック・ハイブリッド』、2025年モデル生産開始…カナダ工場
ホンダ『シビック・ハイブリッド』、2025年モデル生産開始…カナダ工場
レスポンス
驚異的に「速く」明らかに「重い」 最新BMW M5へ初試乗 次世代は727psのV8プラグインHV!
驚異的に「速く」明らかに「重い」 最新BMW M5へ初試乗 次世代は727psのV8プラグインHV!
AUTOCAR JAPAN
レクサス新型スーパーカー 600馬力の「LFA」後継、開発進行中か V8プロトタイプも確認
レクサス新型スーパーカー 600馬力の「LFA」後継、開発進行中か V8プロトタイプも確認
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

7件
  • xtr********
    当面の間」はエンジン車の販売継続 

    逆だろ当面の間、BEVをカタログに乗せ続けます。

    補助金も無くなりトータルコストでは一番高いですが、
    企業としてはカタログに載せてます。手な感じだろうな。
  • dko********
    欧州でもBEVの雲行きが怪しくなってきたのかな。
    ベンツも全車EV化の予定がトーンダウンしているし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村