現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「プリウス”スポーツ”」世界初公開!? 24年春投入の「ハイブリッドスポーツカー」! 迫力エアロのトムス仕様発売へ

ここから本文です

トヨタ新型「プリウス”スポーツ”」世界初公開!? 24年春投入の「ハイブリッドスポーツカー」! 迫力エアロのトムス仕様発売へ

掲載 32
トヨタ新型「プリウス”スポーツ”」世界初公開!? 24年春投入の「ハイブリッドスポーツカー」! 迫力エアロのトムス仕様発売へ

■「エコカー」が「スポーツカー」に大変身!?

 2024年1月12日から14日まで開催された「東京オートサロン2024」では、スポーツカーやミニバンなど様々なクルマをベースにしたカスタムカーが出展されました。
 
 そんななか、エコカーの代表格といえる「プリウス」の最新モデルをベースにしたスポーツコンプリートカーが、トムスから世界初公開されました。どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「プリウススポーツ」を画像で見る(30枚以上)

 1974年、トヨタのファクトリードライバーとして活躍していた舘信秀氏などにより設立されたトムスは、モータースポーツをはじめ、トヨタやレクサス車のカスタマイズモデルを手がけるほか、レースカーの設計・開発・試作など、多岐にわたって展開しています。

 創業50周年を迎えた2024年、トムスは東京オートサロン2024で、トムスコンプリートカー3モデルを世界初公開しました。

 トムスによると、いずれもノーマルの良い部分をさらに向上させることをテーマに開発したと説明します。

 そのうちの1台が、2023年1月に発売を開始した5代目「プリウス」をベースにしたコンプリートカーです。

 5代目プリウスは、25年以上にわたって歴代モデルが培ってきたハイブリッド技術による高い環境性能をベースにしながら、「一目惚れするデザイン」と「とりこにする走り」という新たな価値を兼ね備えたエモーショナルなクルマとして開発されました。

 そんなトヨタの開発思想をさらに際立たせた「トムス プリウス」のコンセプトは「ハイブリッドスポーツカー」。

 ボディ下部をカスタマイズするスタイリングパーツとして「フロントスポイラー」「サイドステップ」「リアアンダースポイラー」をセットで揃えました。

 オートサロン2024会場のトムス担当者は次のように話します。

「トヨタさんがしっかりと考えたデザインを大きく変えず、フロントの大きな開口部は残しながら、レーシングカーを思わせるデザインを与えました。

 左右にはワイド感を強調するエアダクトを設けていますが、空気がちゃんと抜けるようにして、整流効果をもたせています。

 単に美観だけではなく、(レースでの豊富な経験を持つ)トムスとして、このようにしっかりと空気抵抗の低減という機能をもたせた製品を世に問いたいという気持ちで開発してきました」

■全長が長くなった!? ワイド&ロー感を高めたスタイリングの秘密とは

 サイドやリアも同様に、ベース車デザインとの連続性を持たせながら、床面の空気の流れを速め、高速域でのダウンフォース効果を高めています。

「ベース車自体、とても空力の効果を考慮されたデザインです。

 そのボディサイドで1番印象的なデザイン形状に沿うよう、もともとの空力機能を低下させずに、張り出し感を意識しながらデザインしています。

 細かなところでは、ベース車のフェンダーアーチモールの黒い部分もしっかり連続性をもたせて、違和感が出ないようにしているのもポイントです。

 リアはワイドなディフューザー形状にしたことで、全長が随分と伸びたかのように見せるデザインとしていますが、もちろん法規通りに全長や全幅はベース車の寸法内に収めています」(前出のトムス担当者)

 一見するとノーマルと見紛うほど違和感のない完成度を誇るトムス プリウスのレースカーを思わせるデザインは、50年に及ぶ空力パーツ開発のノウハウをふんだんに盛り込まれ、機能性にも富んだコンプリートカーといえそうです。

※ ※ ※

 今回発表されたトムス プリウスのうち、「スタイリングパーツセット」(フロントスポイラー/サイドステップ/リアアンダースポイラー)は、全国のトヨタディーラーやGRガレージなどで取り扱われ、希望小売価格(消費税込み/工賃・塗装・下地処理含まず)は37万8400円です。

 また、同モデルに装着されていた19インチ鍛造アルミホイール「TWF03」の価格は10万1200円(1本)。ともに2024年春の発売を予定します。

 なお出展車両の足回りには、トムス独自の「Advox(アドヴォックス)システム」ダンパーをセットしたプロトタイプの車高調整式ユニット「Advox Sports」を搭載しているとのこと。

 担当者によると「ハンドリングと快適性を両立した性能を目指して現在開発中です」と話しており、こちらも近日の発表に期待したいところです。

こんな記事も読まれています

前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
AUTOSPORT web
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
AUTOCAR JAPAN
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
Auto Messe Web
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
AUTOCAR JAPAN
ロールス・ロイス傘下の「ダービー」世代 ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(1) 端正なコーチビルド
ロールス・ロイス傘下の「ダービー」世代 ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(1) 端正なコーチビルド
AUTOCAR JAPAN
日産「新型“超凄い”スカイライン」まもなく登場! 420馬力の“史上最強”モデルはまさに「集大成」! もはや「次期型」に期待な“NISMO”実際どう?
日産「新型“超凄い”スカイライン」まもなく登場! 420馬力の“史上最強”モデルはまさに「集大成」! もはや「次期型」に期待な“NISMO”実際どう?
くるまのニュース
日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
WEB CARTOP
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
乗りものニュース
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
レスポンス
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
motorsport.com 日本版
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
@DIME
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
乗りものニュース
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
くるまのニュース
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
VAGUE
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
WEB CARTOP
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
Webモーターマガジン
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
乗りものニュース
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
@DIME

みんなのコメント

32件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0628.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0628.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村