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【このクルマなんぼ?】人気の高かったV8ツインターボ搭載の特別なメルセデスSL500(R231) 果たしてその価格は適切か?

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【このクルマなんぼ?】人気の高かったV8ツインターボ搭載の特別なメルセデスSL500(R231) 果たしてその価格は適切か?

このパワフルなメルセデスSL500は、ユニークなアイキャッチャーとなるだろうか?R231シリーズの特別なメルセデスSL500がeBayで売りに出されている。523馬力のロードスターは、AMGの素材などを使ってモディファイされている。

「メルセデスSL」に乗りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてほしい。eBayでは、「R231」シリーズの「SL500」が、単なる星付きロードスターをはるかに超えた存在として出品されている。それはダイムラーを精巧に磨き上げた個体だ。

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「メルセデスSL」というと、クラシックカーのラリーでポロシャツを着た白髪の紳士が大切に乗っているクロームメッキのクラシックカーというイメージを持っている人も少なからずいるかもしれない。今回はそうではない!この「SL」は、暗くて邪悪な感じがするので、ナイトクラブの前やミュージックビデオの中が似合うと思われる。

このSLはユニークなだけでなく、明らかに手入れが行き届いている

中でも、フロントスカート、サイドシル、リアスポイラー、リアエプロンを備えた「AMGスタイリングパッケージ」が、ユニークな外観を実現しているとされる。さらに、「SL」にはアイゼンマン製のステンレス製エグゾーストシステムが採用されている。V8ツインターボは523馬力を発揮し、923Nmのトルクを持つ。

売主は、広告の「SL」は非常によく維持されていると説明している。前オーナー2名、オリジナル証明書を持つドイツのファーストデリバリー車だ。無事故で、いつもメルセデスで整備されていたようだ。96,000kmの走行距離で、価格は、59,800ユーロ(約837万円)と提示されている。

メルセデスSL R231について知っておくべきこと

「R231」の市場投入時、流麗なダイムラーには、ある一つのこだわりがあった。それは、スリム化である。「SL」はもともと「Sport-Licht(スポーツライト)」の略だが、「R230」以前は、豪華なベンツに軽さはなかった。そんな中、「R231」が登場し、装備に妥協することなく140kgのダイエットに成功した。

「R230」SLは、かなりマッシブな印象で、止まっていてもそのパワーを感じさせる。インテリアはソフトレザーと快適なシートで説得力がある。アブラハムの膝の上にいるような安心感で、車から降りたくなくなったという人もいるようだ。

この6代目となる「メルセデスSL」もまた、複雑なテクノロジーを搭載した高級車である。エレキは美しいスワビアの醍醐味とは無縁のようだ。フォーラムの書き込みを読むと、購入希望者が特に注意すべき点が明らかになる。エンジンやトランスミッションも同様だ。駆動系に込められた思いが伝わってくるはずだ。

実際のオファーを見る際には、どのような改造が誰によって、どのように専門的に行われたかを注意深く確認する必要がある。これは、エンジンについても言えることだ。記載されている車両の整備状態は魅力的に聞こえる。しかし、エンジンは標準状態より数馬力アップし、トルクもかなり出ている。その道の専門家にチェックしてもらうべきだろう。

【ABJのコメント】 「メルセデス・ベンツR231」の「SL」・・・。ちょっと印象が薄い(のと、正直言うと世界的に不人気であった)のが残念だが、乗ってみればその性能は文句なしだし、安楽で快適だという「SL」本来の魅力満載なオープンカーではある。その辺が弟分の「SLK」とはやはり別物で、安心して毎日の乗れる高性能オープンスポーツカーとしては、文句のない仕上がりにはなっている。ワイパーブレードからウオッシャーが出たり、グラストップ(もちろん折りたたまれてフルオープンになる)の液晶で透過率を帰られたりと、新機構もなかなか多く、メルセデス・ベンツの2シーターオープンカーとして最上位の自動車であることは誰もが認める一台ではある。僕としてはAMGスタイリングパッケージも遠慮したいし、この黒く塗りつぶされたルックスもご勘弁いただきたいが、それはその人の好みの領域であって、車には責任がない話である。価格は正直いうと(走行距離も考えると)ちょっと高い気もするが、こういう車はとにかく水物であり、程度を見てみなければなんとも言えない部分も多い。もう少し普通の色で優しい内装色だったら・・・。ついつい、そんなわがままを言ってしまう今回の物件であった。(KO)

Text: Lars Hänsch-Petersen 加筆: 大林晃平 Photo: ebay.de/s’s113cui

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