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ロー&ワイドのデザインは昔の面影なし!VTECターボエンジンを磨き上げたホンダの新型「シビック」

掲載 更新 35
ロー&ワイドのデザインは昔の面影なし!VTECターボエンジンを磨き上げたホンダの新型「シビック」

ホンダが、新型「CIVIC(シビック)」を9月3日(金)に発売することを発表した。

シビックシリーズは、1972年の発売以来、世界で累計約2,700万台を販売しているグローバルモデルである。いつの時代も一歩先のニーズを捉え、常に進化をし続けており、人々に驚きを届けるクルマとして多くのファンから支持されている。11代目となる新型シビックは、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感を併せもち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマを目指したという。

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デザインは、低重心・水平基調でシンプルかつ流れるようなプロポーションとすることで、一目で魅力が感じられ長く乗り続けたくなるような存在を目指した。またホンダ独自のVTEC TURBOエンジンをさらに磨き上げた俊敏なレスポンスと、高い操縦安定性により、質の高く軽快な走行性能を実現。

さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加(CVT車のみ設定)するなど、操る喜びに加え、安心・快適に移動する喜びを体感できる時間の提供を目指した。

また、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イー エイチ イー ブイ)」を搭載したハイブリッドモデルの新型シビックと、新型「TYPE R」の発売を2022年に予定している。

新型シビックの主な特長

■パッケージング

歴代シビックの価値である広いガラスエリアとゆとりある室内を大切にしながら、新型シビックではすべての席で爽快な空間を目指し、低く水平基調のベルトラインと、広い水平視野角により、開放的な空間と気持ちのよい視界を実現した。また、ホイールベースを延長し前後席の距離を35mm拡大することで、後席の居住性を向上させた。

さらに、先代モデルで好評だった荷室容量を拡大し、クラストップレベルとなる452L(※)の大容量を実現。運転の心地よさと使い勝手のよさの両面で、新型シビックならではのパッケージを作りあげた。

※ Honda測定値。LXの場合。荷室と荷室下収納の合算値

■デザイン



エクステリアは、広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるような美しいプロポーションを創出。サイドは、フロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、低重心で伸びやかなクーペイメージをさらに強調し、力強くも軽快な走りを予感させるデザインとなっている。

インテリアでは、不要なデザイン要素を排した造形にするとともに、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチを配置。清潔感や心地よい五感への刺激などを重視し、爽やかで心地のよい移動ができる空間となっている。

■ダイナミクス

クルマと一体となったような質の高い軽快感を目指し、細部にわたる熟成を行うことで、直進・旋回時の安定性、優れた静粛性や乗り心地のよさなどを高次元で兼ね備えた走行性能を実現した。

エンジンは、1.5L直噴VTEC TURBOをさらに進化させ、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強く加速する応答性と、高回転域までよどみなくパワーが増大するリニアな出力特性としている。

トランスミッションには、CVTに加え6速MTを設定。CVTは進化したエンジンを生かした制御により、加速フィールとエンジンサウンドが一体となった心地よさを追求した。また、6速MTは、シフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーかつダイレクト感のあるシフトフィールを目指した。

■ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)

ホンダのHMIの考え方である「直感操作・瞬間認知」を追求し、10.2インチのフルグラフィックメーターを採用(EXグレードのみ設定)。メーターの左半分にオーディオなどのインフォテインメントの情報を、右半分にはHonda SENSINGやナビなどの運転支援情報等をそれぞれ表示。ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置とすることで、直観的な操作をサポートする。

■Honda CONNECT

新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」を全タイプに標準装備。より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」(サブスクリプションサービスとなり、申し込みが必要)を提供。

HMIの考え方に基づき、簡単・確実に操作できることを目指して開発されたHonda CONNECTディスプレーは、インストルメントパネル中央の見やすい位置に配置されるとともに、目的の機能が素早く選べるようアプリや情報表示のゾーニングを明確にするなど、使い勝手の向上を目指した。

■Honda SENSING

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプ標準装備。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサーを採用した。

また、シビックとして初めてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を採用。0km/h~約65km/hの速度域でも、先行車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシスト。高速道路などでの渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減する。

さらに、アダプティブドライビングビーム(EXグレードのみ設定)をホンダとして初めて採用。ハイビーム照射中に、先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロール。前方車両や歩行者へも眩しさを与えないよう配慮しながら視認性を確保する。

■ボディーカラー

・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール
・ソニックグレー・パール
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・プレミアムクリスタルブルー・メタリック

【全国メーカー希望小売価格】

※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない
※価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込み)で参考価格
※自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要

関連情報:https://www.honda.co.jp/CIVIC/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

35件
  • 先日、試乗しました。FK7から正常進化版で走りが楽しめます。とても1.5Lクラスのクルマには、思えない満足感が、味わえます。内装の質感&デザインもワンランクアップしました。
  • 実車見ましたが、イイ感じでした。
    エクステリアもインテリアも、派手さや豪華さなしでイイ感じなんですよ。
    でもこれ、日本ではウケなさそう。
    たぶん、これに欧州車のブランドでも付いていれば、価格が+150万円でも絶賛なのでしょうけれどね。。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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