現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 購入したら横浜みなとみらいにドライブに行ってみたい! 黒木美珠の輸入車デビューへの道「MINIクーパーS」編

ここから本文です

購入したら横浜みなとみらいにドライブに行ってみたい! 黒木美珠の輸入車デビューへの道「MINIクーパーS」編

掲載
購入したら横浜みなとみらいにドライブに行ってみたい! 黒木美珠の輸入車デビューへの道「MINIクーパーS」編

ホワイトルーフとオーシャンウェーブグリーンのボディカラーも魅力的!

筆者(黒木美珠)は、30歳を迎えたら憧れの輸入車を手に入れたいという夢を抱いていました。この連載では、そんな夢を追いかける美珠が、輸入車の魅力を探求し、心を動かされたモデルを皆さんに紹介していきたいと思います。そして今、輸入車解禁を前に、未来の愛車を見つけるための旅に出ます。
果たして、美珠の心を奪う一台は見つかるのでしょうか? 第二回は、おしゃれでキュート、そしてスタイリッシュでもあるコンパクトカーの代表格、MINIクーパーS(3ドア)をお届けします。

9月なのに降雪に見舞われてクラブのメンバーは大興奮!「BMW Club Japan」創立60周年記念ツアーリポートその(2)【池ノ内ミドリのジャーマン日記】

【画像55枚】黒木美珠さんの輸入車デビュー候補「MINIクーパーS」のフォトギャラリーはコチラ

皆さんは「MINI」と聞いて、まず何を思い浮かべますか? クラシックミニと呼ばれる、レトロでかわいらしい往年のMINIでしょうか。それとも、丸みを帯びたフォルムにユニオンジャックなどの個性豊かなデカールが施された比較的年式の新しいMINIでしょうか。
私にとって、MINIといえば、クラシックミニも、現代のMINIも、どちらもオーナーに長く愛されて乗り続けられているクルマというイメージがあります。

MINIは街中でよく見かける人気の輸入車という印象を持っていましたが、実際に手に触れたのは今回が初めてでした。根強いファンが多いMINIが、現在どのようなクルマに進化し、時代とどのようにユニマッチさせているのか、とても興味深く感じました。

今回の試乗が筆者にとっての初めてのMINI体験ということもあり、「MINIといえばやはり3ドアのMINI COOPERだよな」というイメージから、王道のモデルを選択。グレードは、スポーティな走りも楽しめる魅力が詰まった、MINIクーパーSのガソリンモデル、最上位グレードです。
私自身、クルマを選ぶ際には、シビックタイプRやフォレスターSTIスポーツのように、同じ車種の中でもスポーツモデルを選ぶことが多いので、今回もそのこだわりを反映しました。

MINIクーパーSは、2L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。MINIの公式サイトでも掲げている「ゴーカートのような走り」を普通乗用車に見事に具現化したような乗り味でした。自分で操縦している感覚がしっかりと伝わってきて、操作感を楽しめるため、運転好きにはたまらない走りです。

エクステリアは、新鮮さや先進感がありながらも、MINIらしさをしっかりと受け継いだ印象を受けました。短いフロントオーバーハングが特徴で、コロンとしたMINIらしい丸みをおびたフォルムがとても魅力的です。





さらに、八角形のフロントグリルや丸型LEDヘッドライトは、キュルンとウルウルした表情や瞳のようにも見え、MINIの可愛らしさを強調しています。リヤフォルムも遊び心があり、特にテールランプはユニオンジャックをモチーフにしたデザインが印象的でした。

今回試乗したMINIで、特に魅力的だったのがボディカラーでした。ホワイト・ルーフ&ミラー・キャップとオーシャン・ウェーブ・グリーンの2トーンカラーがMINIの愛らしさをさらに引き立てていて、見た瞬間に心を奪われてしまいました。出会ってものの数秒で、すでにテンションが上がってしまったほどです。将来、愛車としてMINI を選ぶことになったら、このボディカラーをぜひ選びたいなと思うほど気に入りました。

ボディサイズは、全長3875mm、全幅1745mm、全高1455mmですが、数字だけを見ると思った以上に大きい印象を受けました。1959年に誕生した初代MINIに位置する「オースチン・セブン/モーリス・ミニマイナー」は、現在の軽自動車よりも小さく、全長3050mm、全幅1410mm、全高1350mmでした。誕生当時と比べると、かなり大きくなったことがわかります。

インテリアの最大の特徴は、高品質なガラス製の世界初の円形有機ELセンター・ディスプレイで、これはメーターと各種インフォテイメント機能が一つに集約されています。特に気に入ったのは、気分に合わせてディスプレイの雰囲気を変えられる機能です。中でも「TIMELESS」モードは往年のクラシックミニを彷彿とさせるレトロなメーター表示で、おしゃれな雰囲気がとても魅力的でした。




ステアリングは、コンパクトなサイズで、3本スポークのシンプルなデザインが特徴です。ボトム部分のスポークにはファブリック素材が採用されており、目を惹くデザインでした。

また、印象に残ったのは、エンジンスタートボタン、シフトスイッチといった操作スイッチです。トグル・スイッチが採用されており、直感的に操作できるため、操作性が非常に優れていると感じました。




私がシートで1番気に入ったのは動物性素材を使用していない点です。MINIでは、レザーに代わる画期的な素材を採用し、動物性素材を使用しない取り組みを進めているそうです。100%リサイクルのニット織物で作られたシート表面は、言われるまで見た目も感触も本物のレザーと信じていたほど、レザーに近い作りだったのです。





さらに、ダッシュボードとドアのアームレストにも再生ポリエステル系を使用したニット・スタイルが採用されています。ユーザーの満足度を損ねずに、こうした代替素材を上手く取り入れたクルマ作りに好感が持てました。




後部座席は特別広いという印象はありませんが、60/40分割可倒式リア・シートをたためば、最大725Lの荷室スペースが確保できます。想像以上に広い荷室空間を確保できるため、使い方の幅も広がりそうです。2人乗車を前提とした活用方法であれば、十分に快適に過ごせると思います。




今回試乗したMINI COOPER Sは、ガソリン車の中では最上位グレードに位置し、車両本体価格は465万円です。
一方で、EVモデルの標準モデルMINIクーパーEを選べば、メーカー希望小売価格は463万円となります。補助金を利用すれば、400万円代前半で輸入車EVを手に入れることができるため、購入を検討する際には、EVも選択肢に入ってきます。

さて、皆さんはMINIはどんな人に似合うクルマだと思いますか?
私は、自分のスタイルや個性を大切にし、移動手段としてだけでなく、MINI COOPERと過ごす時間すらも楽しめる人にぴったりだと思います。一人でもカップルでも、使い勝手がよく、飽きのこない長く愛されるデザインなので、長く愛されるクルマなのではないでしょうか。

そんなMINIに乗って、私はどこへ行ってみたいかと考えたとき、まず思い浮かんだのは横浜みなとみらいでした。赤煉瓦倉庫のようなレトロな雰囲気の場所にも似合いそうですし、夜景を見ながら夜の街をドライブも素敵だと思います。

MINIクーパーS 5段階評価
個性・ユニーク:⭐⭐⭐⭐
使い勝手:⭐⭐⭐
デザイン:⭐⭐⭐⭐⭐
サイズ感:⭐⭐⭐⭐⭐
価格:⭐⭐⭐⭐️
走り:⭐⭐⭐⭐

総評
ガソリンとEVに2種類の選択肢が用意されている点が特に魅力的だと感じました。MINIは、おしゃれでかわいいデザインに加えて、乗り味も想像以上にキビキビとしていて、そのギャップがとても気に入りました。

将来の購入可能性:95%
MINIのクルマに初めて乗りましたが、長年多くのユーザーに愛され続けている理由が少しわかったような気がします。街乗りや、片道100kmくらいの取材の足としても選びたいクルマでした。
長距離移動や、私の趣味であるサーフィンやスキーなどのアクティビティは別のクルマに任せるとして、近場や都内を走る普段使いのクルマとしては、EVモデルのMINIクーパーEやMINIクーパーSEを選ぶのも良さそうだな、なんて想像が膨らみます。

まとめ
未来の愛車探しの旅を通じて、これからどんな車に出会い、どんな車に惹かれていくのか、ワクワクが止まりません。もし皆さんのおすすめの輸入車があれば、ぜひX(旧Twitter)にて「#輸入車デビューへの道」をつけて教えてください! みなさんの感想やおすすめ輸入車を聞かせていただくのを楽しみにしています!
それでは、また次の車でお会いしましょう。

【SPECIFICATION】ミニ クーパーS(3ドア)
■車両本体価格(税込)=4,650,000
■全長×全幅×全高=3875×1745×1455mm
■ホイールベース=2495mm
■車両重量=1320kg
■エンジン形式/種類=直4DOHC16Vターボ
■総排気量=1998cc
■最高出力=204ps(150kW)/5000rpm
■最大トルク=300Nm(30.6kg-m)/1450-4500rpm
■燃料タンク容量=44L(プレミアム)
■燃費(WLTC)=15.3km/L
■トランスミッション形式=7速DCT
■サスペンション形式=前:ストラット/コイル、後:マルチリンク/コイル
■ブレーキ=前後:Vディスク
■タイヤ(ホイール)=前後:215/45R17

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「ガソリン価格」25.1円安くなる? ついに「暫定税率廃止」へ! 取得時の税も見直し? 大綱には何が書かれてる? 25年はどうなる?
「ガソリン価格」25.1円安くなる? ついに「暫定税率廃止」へ! 取得時の税も見直し? 大綱には何が書かれてる? 25年はどうなる?
くるまのニュース
日本と見間違うほど街には「日本車っぽい」クルマだらけ! ほかのアジア諸国とはひと味違うマレーシアの自動車事情
日本と見間違うほど街には「日本車っぽい」クルマだらけ! ほかのアジア諸国とはひと味違うマレーシアの自動車事情
WEB CARTOP
発進から停止まですべてバイクがやってくれる? BOSCHの最新電子制御をKTMのプロトタイプマシンで体感
発進から停止まですべてバイクがやってくれる? BOSCHの最新電子制御をKTMのプロトタイプマシンで体感
バイクのニュース
「渋滞しているのに先頭まで行って合流するのズルくないですか?」 いまでも勘違いする人多発! 各社が推奨する「ファスナー合流」は何が良いの? 渋滞軽減に効果あった?
「渋滞しているのに先頭まで行って合流するのズルくないですか?」 いまでも勘違いする人多発! 各社が推奨する「ファスナー合流」は何が良いの? 渋滞軽減に効果あった?
くるまのニュース
座り心地が劇的向上!プロが選ぶおすすめシートクッションで快適ドライブを実現 ~Weeklyメンテナンス~
座り心地が劇的向上!プロが選ぶおすすめシートクッションで快適ドライブを実現 ~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
第2話 HondaGO BIKE LESSONに参加!【連載マンガ】初心者バイク女子の「全治一年」から始める起死回生日記  
第2話 HondaGO BIKE LESSONに参加!【連載マンガ】初心者バイク女子の「全治一年」から始める起死回生日記  
モーサイ
【スーパーカー新時代】フェラーリSF90XXは「公道走行可能な純レーシングカー」、驚愕パワーをフィオラーノで解き放った!
【スーパーカー新時代】フェラーリSF90XXは「公道走行可能な純レーシングカー」、驚愕パワーをフィオラーノで解き放った!
カー・アンド・ドライバー
ホントに“国道”!? めちゃハードで「走行困難」な道も? “過酷”すぎる「日本三大“酷道”」とは
ホントに“国道”!? めちゃハードで「走行困難」な道も? “過酷”すぎる「日本三大“酷道”」とは
くるまのニュース
トヨタ「クラウン“セダン”」どう思う? ビッグなボディ&斬新「サメ顔」&横一文字テールに反響多数! 全長5m超えの「王道セダン」が話題に
トヨタ「クラウン“セダン”」どう思う? ビッグなボディ&斬新「サメ顔」&横一文字テールに反響多数! 全長5m超えの「王道セダン」が話題に
くるまのニュース
ホンダ「X-ADV」【1分で読める 国内メーカーの現行バイク】
ホンダ「X-ADV」【1分で読める 国内メーカーの現行バイク】
webオートバイ
えぇ!? [約10万円]も得するかも?? スズキの売れっ子[スペーシア]のおすすめグレード!!
えぇ!? [約10万円]も得するかも?? スズキの売れっ子[スペーシア]のおすすめグレード!!
ベストカーWeb
「100% BEVに」と宣言したメーカーと現在の戦略…「君子豹変す」は褒め言葉ですよ!!
「100% BEVに」と宣言したメーカーと現在の戦略…「君子豹変す」は褒め言葉ですよ!!
ベストカーWeb
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
グーネット
GRヤリスの3気筒ターボで300馬力超えって凄くない!? クルマの技術・装備はどのくらい進化した?
GRヤリスの3気筒ターボで300馬力超えって凄くない!? クルマの技術・装備はどのくらい進化した?
ベストカーWeb
彼女の2台目となるダイハツ「コペン」は「ザク」をイメージ! 最初の愛車は東日本大震災の津波で流され…仲間に協力してもらいカスタムしてきました
彼女の2台目となるダイハツ「コペン」は「ザク」をイメージ! 最初の愛車は東日本大震災の津波で流され…仲間に協力してもらいカスタムしてきました
Auto Messe Web
『サーキットの狼』の中でもランボルギーニ「ミウラ」は別格だった! 憧れの地「ミウラ牧場」を訪ねる夢を実現しました【極私的スーパーカーブーム】
『サーキットの狼』の中でもランボルギーニ「ミウラ」は別格だった! 憧れの地「ミウラ牧場」を訪ねる夢を実現しました【極私的スーパーカーブーム】
Auto Messe Web
充分に濃い「旨味」 ケータハム・セブン CSR 20へ試乗 213psと5速MTに620kg 過去1番に快適!
充分に濃い「旨味」 ケータハム・セブン CSR 20へ試乗 213psと5速MTに620kg 過去1番に快適!
AUTOCAR JAPAN
1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します
1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0495.0万円

中古車を検索
ミニの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0495.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村