スポーツランドSUGOで開催されているスーパーフォーミュラ第3戦。TGM Grand PrixのJujuは予選で20番手(Q1 B組10番手)という結果だった。
スーパーフォーミュラ初の女性ドライバーとして、着々と経験値を積んでいる段階のJujuだが、ここまで2戦は初日(予選日)にトラブルに見舞われるケースが多かった。開幕戦鈴鹿はチームとのコミュニケーションがうまくいかず、予定していたシークエンスを実行できずにアタックが不完全燃焼に。第2戦オートポリスでは練習走行中に車両トラブルでストップしたことで後手後手に回った。
■驚速TEAM MUGENがフロントロウ独占。野尻智紀が今季初PP、岩佐歩夢が続く|スーパーフォーミュラ第3戦SUGO
しかし今回の週末はトラブルもなく順調に進んだという。練習走行では1コーナーで飛び出す場面もあったが、限られた走行時間の中で限界を探っていたとのこと。予選に関しては、過去2戦はライバルに大きな差をつけられていたが、今回は練習走行から大きくタイム更新。Q1 B組で10台中10番手とライバルの前に立つことは叶わなかったが、同組8番手、9番手のタイムとはコンマ5秒ほどの差で収めた。
スポーツランドSUGOはラップタイムが1周1分強と短いため、タイム差の絶対値で他の大会と比較するのはフェアではないかもしれないが、ラップタイム比のパーセンテージで言えば、開幕戦がポールタイムから105%のタイムだったのに対し、第2戦は104%、第3戦は103%と着実に進歩していることがうかがえる。
Jujuはレースを振り返り、次のようにコメントした。
「今回は順調にセッションを進めることができました。予選に関しても、鈴鹿ではチームとのコミュニケーションの問題もあってアタックに入れなかったり、オートポリスではトラブルもありましたが、今回は現状の自分の力を出して走らせることができたので、そこは良かったです」
「タイムの上がり方も順調で、予選のタイムも悪くなかったので、もう少し練習の時間があればタイムが上がる実感はあります。流れ的には良いですが、自分もクルマもまだまだ改善点はあります。しっかりチームで話し合って、できることをしたいです」
明日のレースはウエットコンディションになる可能性もあるが、Jujuは「できれば晴れで走りたい」と本音を明かしながらも、ベストを尽くすと語った。メディアに対応する表情もこれまで以上に明るく、「明日のレースが楽しみです!」と締め括った。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
小さくなったのは良いこと