■EVなのに4速マニュアルトランスミッション搭載!
独オペルは2021年5月19日、電気自動車(EV)のスペシャリティクーペモデル、新型「マンタGSe」を発表した。
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初代マンタは1970年に発売されたオペルのスペシャリティカーで、WRCグループBやニュルブルクリンク24時間耐久など、ラリーやレースにも参戦した歴史あるモデル。1970年代を代表するスポーツクーペとして、現在も人気がある。
今回、およそ半世紀ぶりに復活した新型は、モーターを搭載する電気自動車(EV)として登場した。クラシックなエクステリアと、持続可能なクルマの最先端技術を組み合わせた新型マンタは、エミッションフリーであり、エモーションに満ちているという、未来の自動車を見据えたものになる。
「マンタGSeは、私たちがオペルブランドでクルマを作るときの熱意を見事に表現しています。このモデルはオペルの偉大な伝統と、持続可能な未来のためのエミッションフリーのモビリティに対する今日のコミットメントを組み合わせたものです。オペルはすでに多くのモデルで電気自動車を開発していますが、伝説のマンタも電気自動車になりました」と、マイケル・ローシェラーCEOはコメントする。
正式名は「マンタGSe ElektroMOD」。MODとは変化を意味で、技術的にもスタイル的にもMODARN(モダン)で持続可能なライフスタイルを意味している。GSeの「e」は電動化を表す。
搭載するモーターは最高出力147ps・最大トルク255Nmを発生し、後輪を駆動する。
注目は、ほかの量販EVとは異なり、4速マニュアルトランスミッション(MT)を採用している点。さらにMTを手動でシフトするのか、4速ギアに入れてからオートマチックモードでドライブするのかを選択できる。
搭載するリチウムイオンバッテリーは31kWhで、すでに欧州で市販されているオペルのEV「コルサ-e」や「モッカ-e」よりも小さいバッテリー容量だ。航続可能距離はおよそ200kmとなる。
マンタGSeのエクステリアは、新しいオペルのデザインが採用されている。ネオンイエローの塗装は、最近更新されたオペルのCIにマッチし、特徴的なブラックボンネットを鮮やかなコントラストで縁取っている。
ロナール社製のアルミホイールを採用、フロント195/40R17、リア205/40R17サイズのタイヤが装着され、トランク部分には「Manta」のエンブレムが輝いている。
インテリアは最新デジタル技術を採用。丸型メーターは廃止され、ワイドな液晶パネルを採用している。12インチと10インチのふたつの一体型ワイドスクリーンには、充電状況や航続距離などの情報が表示される。また伝説のアンプブランドである「Marshall(マーシャル)」のBluetooth対応オーディオを搭載、モダンクラシックな雰囲気を醸し出している。
センターにイエローラインが入ったスポーツシートを採用。快適性と横方向のサポート性を両立している。ステアリングホイールはペトリ社製の3本スポークタイプで、12時位置にはイエローのマーカーが入り、70年代のスポーティなスタイルを踏襲している。コックピットやドアパネルはマットグレーで、天井にはアルカンターラが用いられている。
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みんなのコメント
日産も似たコンセプトのIDX出せばいいのに
下からトルクが出るが高速が苦手のモーター。ポルシェにはあったが変速機が無いなんて「ローで延々と走る」ようなもの。
メーカーも愉しさを見出して具体化しないと選ばれない。