■社名変更のスバル、最初の新型車発表は「スバルXV」
スバルのコンパクトなクロスオーバーSUVである「スバルXV」がフルモデルチェンジとなり、2017年3月9日より先行予約が始まりました。私(鈴木ケンイチ:モータージャーナリスト)がメディア向けの試乗会に参加したところ、先代モデルからの進化が確認できました。その進化の度合いは、昨年にフルモデルチェンジしたハッチバック版の「インプレッサ」と同様の、大きなものでした。
スバル「水平対向」なぜ採用? 世界的にマイナーな選択、そのワケ
新型の「スバルXV」は、全モデルに先進の運転支援システムである「EyeSight」を搭載。しかもすべてが4WDです。それでいて、価格は198万円スタートという思い切ったお手頃価格に設定されました。また、本格的なオフロード走行を可能とする電子制御システム「Xモード」も用意しています。さらに、2016年度自動車アセスメント(JNCAP)では、過去最高の得点を獲得したことで、「衝突安全性能評価大賞」まで受賞しています。走りがよくなって、安全性の高さを認められ、さらにコストパフォーマンスもなかなかのもの。スバルの渾身の1作といえるような内容になっています。
しかし、それも当然のことでしょう。なぜなら「スバルXV」は、「インプレッサ」シリーズの本命だからです。
■気が付けばスバルの主軸の一端に
「スバルXV」は、いまでこそ名称から「インプレッサ」の文字が消えていますが、もともとはハッチバックモデルである「インプレッサ」の派生モデルとして誕生しました。
「インプレッサ」シリーズは、年間95.8万台のスバルの販売のうち、25.7万台を占める大きな柱。「レガシィ」の29.8万台、「フォレスター」の27.2万台に続く、第3位が「インプレッサ」シリーズです。
同シリーズは、ハッチバックとセダン、クロスオーバーの「スバルXV」と3モデルが存在しています。ところが、先々代モデルの派生モデルとして誕生した「スバルXV」は、ぐんぐんと販売を伸ばしており、先代の最後には、世界中で販売される「インプレッサ」シリーズのなんと6割ほどが「スバルXV」、残りの4割がハッチバックとセダンという配分になってしまっていたのです。
そんな状況では、「『スバルXV』は派生」などとは言っていられません。
■SUVは世界の大激戦区
クロスオーバーSUVは、日本だけでなく世界中でトレンドとなっているジャンル。数多くのライバルが存在し、販売にしのぎを削っています。出来がよければヒット間違いなしですが、出来が悪ければライバルにお客さんを持っていかれてしまいます。
そのため、新型「インプレッサ」から採用となった「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」は、最初から「スバルXV」で使うことを想定されていました。デザインにしても、ハッチバック型が先ではなく、「スバルXV」も同時並行で進められたのです。とにかく、「いまのスバルとして出来ることをすべてやった!」という、そんな雰囲気を感じることができました。
世界の激戦区に送り出すための「インプレッサ」で、一番売れている本命モデルが「スバルXV」。出来の良さには、そんな理由があったのです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
三重県の「北勢バイパス」、2024年度内に四日市の中心部まで開通! 通勤ラッシュの緩和にも期待。 【道路のニュース】
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?