7月に開催されたSTI30周年記念イベント「STIサーキットドライブ」にゲスト参加させていただきましたが、同じくゲストにラリードライバーの新井敏弘選手と勝田範彦選手がいらっしゃいまいた。お会いしたらどうしても伺ってみたい!と思っていたことあったので、今回、意を決してお声掛けさせていただきました。
それはおふたりが「コ・ドライバーに求めることはなにか?」ということです。
塚本奈々美選手のニュルブルクリンク24時間レースチャレンジ。初挑戦のVLN第5戦で体験したこととは?
おふたりには共通した答えがありました。
それは「ドライバーの気持ちをくみとること。理解して動くこと。(ドライバーを)コントロールできること」ということでした。
そして、勝田選手は「イメージを正確に、そしてわかりやすく伝え、ドライバーをとにかく落ち着かせること」
新井選手は「マルチタスクが出来ること」が大切だと仰っていました。
コ・ドライバーはやるべきことがたくさんあり、そうしたなかでもドライバーを慌てさせることなく、そして運転しやすい環境を作り、その上でわかりやすくコースを伝えていく!
こうしたことが重要なんだなと改めて感じました。
「コ・ドライバーとケンカしたことは?」という質問は、おふたりとも喧嘩まではないと仰っていましたが……、面白いエピソードを教えていただきました。
勝田選手は、アタック中にコ・ドライバーがノートを読むタイミングが遅れてしまうときに「遅い!」と言ってしまうときがあるそうです。そのときは怒っているつもりはなくても、後でオンボード映像で見ると思いのほか口調が強くなっているのでびっくりすることがあるそうです。
それでも、そうした状況をコ・ドライバーは理解して冷静に対応してくれる。だからこそ、ケンカをすることなく2人でやっていくことができるということです。
コ・ドライバーには心のゆとりや何ごとにも動じないメンタルの強さも必要なんですね。
新井選手は「もしケンカしても合わせてくれるというのはコ・ドライバーの大事な役割」と答えて下さいました。
「コ・ドライバーは嫁よりも(コンビネーションが)合っていないと絶対(ラリーは)無理」なんだそうです!
それだけ相性が良くないと、世界の第一線で戦えないんですね。
「ラリーはやはり1人では走れないし、コ・ドライバー、そしてペースノートがなければアタックもできない。そして、優勝したときの喜びを2人で分かち合えるのはラリーという競技ならではだし、それがとても楽しい」というお話しもして下さいました。
「いつもドライバーですが、逆にコ・ドライバーはやりたいですか?」とお聞きしたところ、新井選手も勝田選手も「やりたくない! 向いてない!」と即答!(笑)
海外のラリーではドライバーとコ・ドライバーが交代するようなこともあるようです。どちらの立場も経験しておくと、コ・ドライバーの時にドライバーの気持ちをくみ取りやすいそうですが、新井選手は1度経験した時に「これは違う!」と感じたそうです。そして、コ・ドライバーは女性が向いてると思う!とお話しして下さいました。
ふたりペアが協力しあって戦うラリーだからこそ、サーキットのレースにはない魅力があるんだなと改めて感じるお話しでした。
新井選手、勝田選手、ありがとうございました!
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