BMW i3に航続距離を拡大した新モデル

BMWは、電気自動車「i3」に進化型リチウムイオン電池を採用し、航続距離を300kmへと大幅に拡大した「i3 94Ah仕様」を設定すると発表した。新バッテリー搭載モデルは今夏より順次発売していく。

新バッテリーはセルの高密度化により、33kWhの保有電力量を実現。バッテリーサイズを拡大することなく約50％の航続距離拡大を実現している。

具体的には、ヨーロッパで一般的的な燃費モード「NEDCサイクル」による航続可能距離は、従来の190kmから300kmへと大幅に拡大。エアコンやヒーターをONにした状態での実用燃費も200km前後は走行可能になるという。