世界最大のカングー祭り
全国からオーナーが集結する世界最大のカングー祭り、『ルノーカングージャンボリー2024』が、2024年10月27日、山梨県南都留郡山中湖村にある山中湖交流プラザきららで開催された。個性豊かなカングーと、それを愛するオーナーを紹介したい。
【画像】ルノーカングージャンボリー2024に、全国から個性派オーナーが集結! 全22枚
天候が心配された今年のカングージャンボリーだが、全国から1280台のカングーが集結した。近年を振り返ると、コロナ禍で2020年、2021年はオンライン開催になったが、2022年に再開。この時は久しぶりのリアルイベントということもあり、カングーだけで1783台と、台数、参加人数共に過去最多を記録した。
2023年は悪天候の影響を受け1350台と、カングーの参加はやや減少したものの、他のルノー車や他ブランド車による参加台数は、ほぼ同等となっている。
2024年式ヴァリエテ/土居誠さん、純子さんご夫婦
岡山より参加したという土井さんご夫婦は、5回目の参加という常連だ。以前も2代目カングーを愛用していたそうだが、トラブルをきっかけに乗り換えを決断。日本で最後の1台となった『グリ・アーバン』の限定車『ヴァリエテ』に今年から乗っている。
残念ながら前のカングーはトラブルが多く、エンジンの載せ替えまで経験。それでもほかの選択肢はなかったと誠さんは語る。以前のキレイなブルーが気に入っていた純子さんは、「新型カングーは明るい色が少ないのが残念。本当はかわいい色が欲しかった」と最初こそ色に不満があったそうだが、やはり、カングーは楽しいクルマとお気に入りの様子だった。
新型カングーは正常進化で、高速などの走りも良くなり、先進安全運転支援機能といった、他のクルマと同様の装備も付くようになったことに満足しているそうだ。
2019年式1.2LターボEDCゼン/別役直人さん
愛知県から参加の別役さんご夫婦は、4回目の参加。以前はトヨタ・ランドクルーザー・プラドに乗っていたそう。意外な乗り換えには、奥様である澄子さんのひと目惚れがあったとのこと。
「以前、宿泊した宿のオーナーさんがカングーに乗っていて、駅まで送ってくれました。その時、日本にないデザインがいいなと思いまして」と澄子さん。少しずつ、直人さんがカングーに興味を持つように仕向けていったと笑う。
直人さんも、今はカングーがお気に入りだ。愛車には、こだわりのカスタムを施す。車高調で車高を落としているが、実用的な範囲にとどめているそう。なんと後付けフェンダーモールで、タイヤハウスの隙間を隠しているのだ。
さらにタイヤにもカラーリングを施すことで、ワイドタイヤ風に見せている。車内を覗くと、着脱式ステアリングに変更されている。直人さんの顔を見ると、「ハンドル外せると、快適に仮眠できるんです」と、いたずらをした少年のような笑顔で教えてくれた。
2002年式1.4/宮下豊史さん
初代カングーのラゲッジに、ハーレーダビッドソンX350を積み込んできた宮下さん。バイクメディアで携わる仕事をされているため、愛車のカングーをトランポとしても活用している。
「初代カングーが出たときに、凄く気に入りました。当時は、買えませんでしたが、その欲しかった初期型を知人が手放すというので飛びつきました」と嬉しそうに出会いを教えてくれた。歴代モデルの中でもっとも小さなボディだが、バイクはしっかりと収める。その姿には、カングー・オーナーたちもびっくりするそう。
バイクの積み下ろしもハイエースよりフロアが低いため、安全に作業できるそう。「確かにトランポとしてはハイエースの方が上ですが、運転の楽しさや乗り心地の良さは断然カングーです」と誇らしげな宮下さん。もし今の愛車がダメになってもまた初代を探すと、べた惚れだった。
2024年式1.6ゼンMT/香山祐哉さん
フクロウに引き寄せられて出会った香山さんは、10月に納車されたばかりの愛車で神戸より初参加。以前からアカアシモリフクロウを連れだって、バイクでキャンプにも出かけていたと聞いて、驚いた。二羽のフクロウ『アメリカワシミミズク』を迎えるにあたり、バイクでの旅が大変となったため、愛車探しを始めたそう。
以前はプジョー206に乗っていたフランス車好きということもあって、憧れていたカングーを探したという。そこで珍しい赤のボディカラーとMTの組み合わせの現車に出会い、購入を決断。
「初のカングージャンボリーは、皆さんのカングー愛にも刺激され、すごく楽しかった」と話し、乗りつぶす覚悟で色々なところにでかけてみたいと、早くもカングー・ライフを満喫されていた。
2019年グラン・カングー・ディーゼル/佐藤圭一郎さん、ご家族
フリーマーケットにご家族と共に参加されていた佐藤さんの愛車は、レアな2代目グラン・カングーだ。ドイツ仕様のディーゼルMTで、足回りには、車高調とBBSのアルミホイールを組み合わせ、スポーティにカスタム。運転席まわりには、3連メーターを追加するなど、走り屋仕様ともいえるカングーだ。
家族3世代が乗れるクルマを検討していたそうだが、できればMT車にしたいという難しい希望を叶えてくれたことが購入の決め手になったそう。並行輸入車だが、販売店が親身に対応してくれるため大きな不安はないとするが、正規輸入が検討されている新型のグラン・カングーにも少し興味があるという。
もちろん、自身で好みのカスタムを施した愛車への想いもあり、「まだまだ大事に乗っていきたいですね」と話してくれた。
発売から1年半ほどを迎えた新型の数も徐々に増えており、個性豊かな3世代のカングーに出会えるようになった。これからも世界最大のカングー・イベントとして盛り上がることを感じさせる、オーナーたちのカングー愛が印象的であった。
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