■最新技術が搭載され、刷新された新外装を纏った「PCX160」
ホンダのインドネシア法人 PTアストラ・ホンダ・モーター(以下、AHM)は2024年12月6日、新型「PCX160」を発表しました。
新型PCX160は、160ccクラスの軽二輪AT車に分類されるスクーターです。運転には普通二輪免許(AT限定普通二輪免許)以上が必要になります。
一体どのような特徴があるスクーターなのでしょうか。
PCXは、デザイン性と機能性を重視した、ホンダのラインナップするスクーターのなかで、上位モデルに位置づけられているプレミアムモデルです。
全体のルックスは、先代モデルと比べ、面を大きく取ったデザインが採用され、高級感がさらに向上しています。
フロントフェイスの特徴であるヘッドライトも新デザインが採用されており、サイドからフロントトップまで繋がった、ウィンカー内蔵式大型LEDライトを採用。左右に別れたヘッドライトは、眼の様な睨みを効かせた精悍な顔付きです。
リアLEDライトのデザインも変更され、視認性が向上しています。
足回りでは、Y字型スポークホイールにフロント11インチ、リア13インチのチューブレスタイヤを採用。
パワーユニットは、約16馬力を発揮する、160cc水冷4ストローク「eSP+エンジン」を搭載し、無段変速式の「Vマチック」により滑らかな加速を実現。快適な走行を提供します。
機能面では、フロントポケットにUSB Type-Cコネクタを標準装備、シート下収納は、約30リッターの容量を誇り、シートストッパーが装備されます。
ポケットからキーを取り出さなくてもイグニッションのON/OFFが可能な「ホンダスマートキーシステム」を標準装備。
PCX160には、「CBS(コンビブレーキシステム)」「ABS」「RoadSync」全3つのグレードが設定されています。
標準モデルのCBSは、ブラックホイール、シルバーエンブレム仕様。
足回りが強化されたABSは、バーンドチタンカラーホイール、ゴールドエンブレム、さらにABSを備えます。
最上級グレードのRoadSyncは、ホイールとエンブレムがバーンドチタンカラーになっており、TFTメーターとスマホを連携できる「Honda RoadSync」を装備。さらにリアショックにリザーバータンク付きサスペンションが採用され、快適な走りをサポートしています。
TFTデジタルパネルは5インチの大型が採用され、背景の切り替えが可能となり視認性が向上しています。左ハンドルには、モニター/ロードシンク操作のためのマルチファンクションスイッチが追加されています。
カラーバリエーションは、「ホワイト」「レッド」「マットシルバー」「マットブラック」の全4色。ロードシンクモデルのみ「レッド」「マットブラック」の2色です。
新型「PCX160」の現地販売価格は、CBSモデルが3375万ルピア(日本円で約32万円)、ABSモデルが3735万ルピア(日本円で約35万6000円)、RoadSyncモデルが4035万ルピア(日本円で約38万5000円)です。
※ ※ ※
2024年11月にイタリアミラノで開催された「EICMA2024」では、125ccモデルの「PCX125」の日本導入が発表されました。
なお、今回のPCX160に関してはホンダ公式からアナウンスがなく、導入未定となっています。日本に導入されればプレミアムスクーターの選択肢がさらに広がるので、期待して待ちたいところです。
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みんなのコメント
くるまのニュースを書いている方は変だと気付かないのでしょうか?
スマートキーの電池切れ、バイクのバッテリー上がりになると、ハンドルロックすら解除できなくなり悲惨。サイドスタンドを出すとエンジンが止まるので、イグニッションの電源切り忘れるとバッテリーが上がる。
キーを刺さないがゆえに、走行中にポケットから落とすリスクもある。
キーを落とすと、スペアを買うのに3万円以上。
便利さより、諸々リスクとダメージの方が圧倒的に大きい。
初代から3代PCを乗りついていますが、スマートキーが嫌で乗り換えは別のバイクにしようかと思っています。