現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラは、DB11をベースに軽量化とパワーアップを図る【スーパーカークロニクル/093】

ここから本文です

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラは、DB11をベースに軽量化とパワーアップを図る【スーパーカークロニクル/093】

掲載 更新
アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラは、DB11をベースに軽量化とパワーアップを図る【スーパーカークロニクル/093】

1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラだ。

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ(ASTON MARTIN DBS SUPERLEGGERA:2018~)
アストンマーティンは、DB11、新型ヴァンテージに続くセカンドセンチュリープランの第3弾として、2018年に「DBS スーパーレッジェーラ」を発表した。DBSとは過去に2度ほどアストンマーティンの高性能モデルに採用された名称で、スーパーレッジェーラとはイタリア語で「超軽量」を意味し、またイタリアのコーチビルダーであるトゥーリングが先鞭をつけた革新的なアルミ軽量車体技術へのオマージュでもある。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

現在(編集部註:2020年当時)のアストンマーティン車は、GT/スポーツ/スーパーGTの3ラインアップを構成し、DB11はGTに、ヴァンテージはスポーツにあたる。DBS スーパーレッジェーラはDB11の高性能版でスーパーGTに相当し、それまでのヴァンキッシュSの後継モデルにあたる。

DB11は既にアルミニウム製のシャシを採用していたが、さらにルーフやボンネットをカーボンファイバー製とし、ドアもアルミニウム製にすることなどでDB11よりも70kgの軽量化を果たした。DB11をベースにしているが、よりアグレッシブで筋肉質なスタイルだ。DB11で採用した、エアロパーツを使わずにボディ内に空気を流してダウンフォースを得る空力コンセプトを進化させ、最高速時のダウンフォースは180kgに達する。

自社開発の5.2L V12DOHCツインターボはDB11よりも最高出力は117psもアップされて725ps、最大トルクも200Nmアップされて900Nmを発生。DB11同様の8速ATをリアに搭載したトランスアクスル式FRで、最高速は約340km/h、0→100km/h加速は3.4秒というパフォーマンスを発揮する。

そんなハイパワーながらGT的な走りも可能で、FRゆえ+2以上のリアシートやラゲッジスペースも確保されている。ソフトなレザーとアルカンターラで仕上げられたインテリアは、アストンマーティンらしい高品質なもので、タイヤ空気圧モニタリングシステムやパーキングディスタンス ディスプレイ付き360度カメラなど、快適装備も充実している。2019年にはオープンモデルのヴォランテも設定された。

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ 主要諸元


●全長×全幅×全高:4712×1968×1280mm
●ホイールベース:2805mm
●車両重量:1693kg
●エンジン種類:60度V12 DOHCツインターボ
●総排気量:5204cc
●最高出力:725ps/6500rpm
●最大トルク:900Nm/1800-5000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:トランスアクスル式FR
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・78L
●タイヤサイズ:前265/35R21、後305/30R21

[ アルバム : アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
バイクのニュース
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
Auto Prove

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2580.02870.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1158.02600.0万円

中古車を検索
DB11の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2580.02870.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1158.02600.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村