1年ぶりに人気プレミアムSUVが買えるようになった!
レクサスは人気のミドルクラスSUV「NX」を一部改良、停止していたディーラーでの受注受付を再開した。
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2021年10月に2世代目へとフルモデルチェンジを果たしたNXは、その人気ぶりと半導体不足などの世界情勢の影響で2022年2月からオーダーの受付を一旦停止していた。一部改良モデルが2023年3月1日に発表されたことを受け、3月2日よりオーダーの受付が再開されている。パワートレインや仕様によって生産台数や納期などが異なるものの、待ち望んでいた人も多いのではないだろうか。
今回の一部改良ではレクサスならではの走り味(Lexus Driving Signature)を深化させ、インテリアの上質感をさらに向上させたという。
ボディ剛性の向上でさらに“深化”した走行性能
クルマの基本性能から見直すことで“深化”させたというLexus Driving Signature。ボディ剛性を向上させ、それに合わせてサスペンションのセッティングを最適化させることで操縦安定性と乗り心地をさらに高めている。フロントはラジエターサポートまわりの強化、リアはサスペンションメンバープレースを追加(NX350は既設)することで、ボディ剛性を向上させた。
さらに、前後ボディ剛性配分変更によって変わってしまう空力バランスを調整している。足まわりもそれに合わせて、コイルスプリングやアブソーバー、EPSにチューニングが施された。なお、バージョンLとFスポーツには20インチノーマルタイヤをオプションとして設定。バージョンLはグレーメタリック塗装、Fスポーツはブラック塗装のアルミホイールが標準装備となっている。
2.4リッター直4ターボを搭載するNX350では、発進時のレスポンスやトルク感を高めつつ、エンジンやトランスミッションの制御を変更させることでドライバビリティをさらに向上させた。
インテリアはより華やかで上質な空間を目指し配色を刷新。ドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマ色と同じカラーを採用した(ブラック、Fスポーツ専用ブラックを除く)。
パーキングサポートブレーキをNX450h+ Fスポーツにも採用
予防安全性能も強化されている。Lexus Safety System+はプリクラッシュセーフティの低速時の衝突回避または被害軽減をサポートする低速時加速抑制機能を拡充。自車の直前の歩行者、自転車運転者、車両に加えて壁のような構造物も認識するなど、より幅広いシーンに対応する。
運転をさりげなく支援するプロアクティブドライビングアシスト[PDA]には、歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援、先行車に対する減速支援、カーブに対する減速支援に加え、信号交差点に対する右左折時減速支援を追加している。
さらに、すでにNX450h+バージョンLとNX350hに備わる、Lexus Teammate Advanced Park(リモート機能付き)と、ブレーキとアクセルの踏み間違いで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(周囲静止物)を、NX450h+ Fスポーツにも採用している。
また、オプションで前後方のドライブレコーダーを設定。車両前方&後方のカメラ映像をメモリ内に常時録画し、センターディスプレイで再生可能なため、事故やトラブルの際、その場で大きな画面で確認することができる。映像データをスマホやUSBメモリに転送することも可能だ。
ラインナップは、最高出力201ps/最大トルク241Nmを発生する2.5リッター直4エンジンを搭載したNX250(FF:455万円/4WD:482万円)と豪華装備のNX250バージョンL(FF:552万6000円/4WD:579万6000円)、279ps/430Nmの2.4リッター直4ターボのNX350 Fスポーツ(4WD:608万6000円)。
ハイブリッドモデルのNX350hは、190ps/243Nmの2.5リッター直4と182ps/270Nmのモーターを組み合わせたFF(520万円/バージョンL:617万6000円/Fスポーツ:617万6000円)と、さらに54ps/121Nmのリアモーターも搭載した4WD(547万円/バージョン644万6000円/Fスポーツ644万6000円)という構成。プラグインハイブリッドのNX450h+は185ps/228Nmの2.5リッター直4と前後モーターを組み合わせた4WDで、バージョンL(729万5000円)とスポーティなFスポーツ(753万5000円)を用意した。
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