■イタリア本社にいかなくとも、究極のアド・ペルソナム仕様にできる!
2020年7月20日、アウトモビリ・ランボルギーニは新しいバーチャル・アド・ペルソナム・スタジオを作成した。
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これにより、本社のあるサンタアガタ・ボロネーゼのアド・ベルソナム・スペシャリスト部門に足を運ばなくとも、自分だけのパーソナライズしたランボルギーニをオーダーすることが可能となった。
新たなアドペルソナムのサービスは、2020年7月からディーラーを介して約2時間の初期カウンセリングの事前予約をすることが可能だ。
カスタマーは、ショールームまたは別の場所からセールススペシャリストと一緒に、豊富なアド・ペルソナム・オプションに囲まれたランボルギーニのスペシャリストとのビデオ通話でカウンセリングを受けられるというわけだ。
ビデオ通話は、アド・ペルソナム・スタジオにある関連モデル、およびアド・ペルソナムチームからライブでデザインの提案などを提案してもらうことができ、スマートフォンを使用してウォークアラウンドや詳細を確認することが可能だ。バーチャルコンサルの後には、レンダリングや素材サンプルを含めた完全な提案がカスタマーに送られる仕組みだ。
アウトモビリランボルギーニのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるジョバンニ氏は、次のように述べている。
「ランボルギーニは、常に課題に対する最善のソリューションをダイナミックに考えています。
われわれの新しいバーチャル・アド・ペルソナム・スタジオ・コンサルテーションは、海外旅行に慎重になる時代にあっても、完全にパーソナライズされたランボルギーニを作りたいという、特別な1対1のパーソナライゼーションの時間を望むカスタマーをサポートするために、慎重に考案されたものです。
今後もサンタアガタ・ボロネーゼにカスタマーをお迎えすることを楽しみにしていますが、2020年中に150回以上のアド・ペルソナムのコンサルテーションがバーチャルでおこなわれ、将来的にはオプションとして継続されることを期待しています。
世界中のディーラーのサポートを受け──彼らはパーソナライゼーションの経験が豊富で、もちろん自社ディーラーにあるサンプルや資料も持っているので、デジタル時代になってきたいま、ランボルギーニの一点もののモデルをバーチャルで作成するエキサイティングな機会を手に入れることができます」
この新たなるアド・ペルソナムのサービスを記念して、「アヴェンタドールSVJ」に、特別仕様車がラインナップされた。果たしてどのようなクルマなのであろうか。
■10台限定の特殊なアヴェンタドールSVJロードスターとは?
アヴェンタドールは登場以来、さまざまな記念モデルをリリースしている。
タイヤメーカーのピレリとの記念モデルや「ミウラ」誕生50周年の記念モデルなど、そのバリエーションは豊富だ。
今回ランボルギーニが発表した特別仕様車の名は「アヴェンタドールSVJロードスターXagoエディション1」だ。
土星の北極にある六角形の雲の形と、自然界にある六角形の強さにインスパイアされたXagoは、ランボルギーニのデザインの象徴的なテーマである「ヘキサゴン(6角形)」がモチーフとなっている。
120時間を掛けて制作されたエクステリアは、特別に作成された見る角度によって変化するヘキサゴンのシルバーエフェクトが特徴的だ。
またアド・ペルソナムのコントラストカラーを用い、グロスブラックのNireoアド・ペルソナムリムが採用されている。
一方のインテリアは80時間もの時間を掛けて制作されており、ヘキサゴンをテーマにした専用のシートパターンが採用され、エクステリアとマッチした特別なコントラストカラーとなっている。
10台のみ生産されるアヴェンタドールSVJ ロードスターXagoには、それぞれシリアルナンバーが装着される。
* * *
新車でランボルギーニをオーダーする際に、自分好みにパーソナライゼーションするために用意されたアド・ペルソナムのサービスだが、無限に細部仕様をオーダーできることで、なかなか仕様を決められないカスタマーも多い。
今回発表されたアヴェンタドールSVJ ロードスターXagoは、そうしたカスタマーに向けて、アド・ペルソナムでオーダーできる仕様を提示する見本という意味合いもあるのだろう。
現在、新車でデリバリーされるランボルギーニのおよそ50%が、少なくともなにか1点だけでもアド・ペルソナムのディテールをまとっているという。
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