現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > えっ…? 真っ黒過ぎるトヨタ「センチュリー」がスゴい! さらなる存在感付与されたカスタマイズ仕様とは

ここから本文です

えっ…? 真っ黒過ぎるトヨタ「センチュリー」がスゴい! さらなる存在感付与されたカスタマイズ仕様とは

掲載 61
えっ…? 真っ黒過ぎるトヨタ「センチュリー」がスゴい! さらなる存在感付与されたカスタマイズ仕様とは

■日本が誇るトヨタ「センチュリー」とは

 日本車の中で現在する唯一無二のショーファードリブンカーとなるトヨタ「センチュリー」。
 
 様々な伝統技法や職人の手によって手掛けられたモデルですが、あえてカスタマイズするとどのような仕上がりとなるのでしょうか。

【画像】漆黒のセンチュリーがスゴい! これが極上仕様です!(77枚)

 世界各国には、ハイクオリティな装備や静寂性の高い快適な乗り心地などが特徴的な高級車と呼ばれるクルマが、数多く存在しています。

 そのほとんどは、所有者がハンドルを握る「ドライバーズカー」ばかりです。

 それに対し、経営者や政府の要人などがお抱え運転手を雇い、移動する目的のために利用するクルマを「ショーファードリブンカー」といいます。

 ショーファードリブンカーの定義は難しいですが、海外ではロールス・ロイス「ファントム」やメルセデス・マイバッハ「Sクラス」などが挙げられます。

 そして、日本ではトヨタのセンチュリーです。

 トヨタが1967年に官公庁や企業の公用車 として開発をおこない、後席の広さはもちろんのこと乗り降りのしやすさを考慮した最高級のセダンとなっています。

 とくに、皇族や内閣総理大臣の公用車として採用していることもあって、センチュリーのショーファードリブンカーとしてのイメージを確立してきました。

 手作業での溶接や塗装の工程も通常より長い時間をかけるなど、センチュリーは他のクルマとは一線を画します。

 手間暇かけた製造工程と後席の快適性はそのままに、1997年に2代目、2018年に現行型の3代目が誕生し、エンジンも5リッターV12から5リッターV8のハイブリッドに変更されています。

 とくに3代目のセンチュリーは、ショーファードリブンカーとしての磨きがかかり、ボディサイズは全長5335mm×全幅1930mm、全高1505mmといった堂々たるものです。

 また、ハイブリッド化したことで燃費は大幅に改善され、先代の7.6 km/Lから13.6 km/Lになりました。

 ほかにも後席には大型モニターや20スピーカーオーディオシステムなどが搭載され、ショーファードリブンカーとしての快適装備も満載です。

 またフロントグリルの奥と車内アナログ時計には七宝文様をあしらい、前後席を本杢のウッドパネルで区切って後席天井には紗綾形崩し柄が織物にあしらわれるなど、細部からもトヨタの意気込みを感じられます。

■カスタマイズされたセンチュリーは何が変わっているのか

 そんなトヨタ最高級セダンのセンチュリーに、日本の老舗カスタムメーカーWALDが専用エアロパーツを開発したようです。

 WALDは、トヨタ車以外にもメルセデスベンツなどのエアロパーツやアルミホイールを製作しており、デザイン以外に品質や精度の完成度も高いメーカーです。

 とくにメルセデス・ベンツ「Gクラス」のエアロパーツは、日本のみならず世界中から支持を得ています。

 そして今回、製作をおこなったのは輸入車や希少車のカスタムなどをおこなうオートファクトリー仁というショップです。

 それでは、センチュリーのWALDエアロのカスタム車はどのような仕様になっているのでしょうか。同店の担当者は次のように話します。

「WALDのエグゼクティブラインというパーツを使っています。

 フロントスポイラー、サイドステップ、リアスカート、トランクスポイラーにエアロを装着しています。

 ホイールも21インチのWALDのホイールを使用し、黒く塗装しました。

 また、ロワリングロッドで車高を下げています。センチュリーのメッキパーツを一度解体して黒く塗っています」

 そもそもWALDエアロを装着するセンチュリーはどのような経緯で生まれたのでしょうか。

「当店では基本は高級輸入車のカスタムをおこなっていますが、国産の高級車も取り扱いたく、日本トップの高級車であるセンチュリーのカスタムをしました。

 そして、『人と被らないようなセンチュリー』を表現したく、とことんクールで押し出し感のあるカスタムをおこないました。

 また、ブレーキのキャリパーをシルバーにしていますが、『カスタムは施しているけど純正でありそうなセンチュリー』というクルマにしました」

※ ※ ※

 WALDエアロを装着したセンチュリーについて、オートファクトリー仁には「ロールスロイスに見えた」「オリジナリティがあっていい」といった声が届いています。

 同店の担当者は、「今後もセンチュリーWALDエアロ仕様のような、人と被らないクルマを製作していきたい」と話します。

こんな記事も読まれています

日産“新型”「高級ノート」初公開! 迫力顔&上質内装の「小さな高級車」! オシャグリーンも超カッコイイ「オーラ」に販売店でも反響集まる
日産“新型”「高級ノート」初公開! 迫力顔&上質内装の「小さな高級車」! オシャグリーンも超カッコイイ「オーラ」に販売店でも反響集まる
くるまのニュース
知っていると自慢できるカーエアコンの上手な使い方
知っていると自慢できるカーエアコンの上手な使い方
ベストカーWeb
往年のライトウエイト・スポーツらしさを再現したマツダ MX-5 ミアータ[driver 1989年3-20号より]
往年のライトウエイト・スポーツらしさを再現したマツダ MX-5 ミアータ[driver 1989年3-20号より]
driver@web
マクラーレン代表、フェルスタッペン&ノリス接触の原因は“3年前”にあると指摘「マックスを厳しく罰して来なかったから」
マクラーレン代表、フェルスタッペン&ノリス接触の原因は“3年前”にあると指摘「マックスを厳しく罰して来なかったから」
motorsport.com 日本版
ポーランド過去最大のポルシェ・パーティー! 200台超の空冷ポルシェと3,500人のファンがルフトカルトに集結
ポーランド過去最大のポルシェ・パーティー! 200台超の空冷ポルシェと3,500人のファンがルフトカルトに集結
LE VOLANT CARSMEET WEB
型式指定認証不正で新車販売現場は混乱する……と思ったらそうでもない! コロナ禍以降の「長納期慣れ」で消費者は意外にも冷静だった
型式指定認証不正で新車販売現場は混乱する……と思ったらそうでもない! コロナ禍以降の「長納期慣れ」で消費者は意外にも冷静だった
WEB CARTOP
なんならクルマを買ってから1度も見てないなんて人も! 使ってなくてもスペアタイヤは「交換」する必要あり
なんならクルマを買ってから1度も見てないなんて人も! 使ってなくてもスペアタイヤは「交換」する必要あり
WEB CARTOP
フェラーリの新型ハイパーカー出現! モコモコ膨らむ偽装の下にあるのは「なめらかボディ」?
フェラーリの新型ハイパーカー出現! モコモコ膨らむ偽装の下にあるのは「なめらかボディ」?
レスポンス
ポルシェ、80歳を迎えた伝説の元ワークスドライバー、ルディ・リンスを祝福!
ポルシェ、80歳を迎えた伝説の元ワークスドライバー、ルディ・リンスを祝福!
LE VOLANT CARSMEET WEB
小松礼雄代表率いるハースF1、レッドブルのペレスを抑えるなど大量12ポイント獲得「抑え込める自信はなかったけど、戦う価値はあった」
小松礼雄代表率いるハースF1、レッドブルのペレスを抑えるなど大量12ポイント獲得「抑え込める自信はなかったけど、戦う価値はあった」
motorsport.com 日本版
【ロングセラーモデルが新型に】 ホンダ・フリード 「エアー」/「クロスター」 福祉車両も同時発表
【ロングセラーモデルが新型に】 ホンダ・フリード 「エアー」/「クロスター」 福祉車両も同時発表
AUTOCAR JAPAN
ランド・ノリス、フェルスタッペンとの接触に憤慨「今日の彼は”やりすぎな日”だった……必死になりすぎているように見えたよ」
ランド・ノリス、フェルスタッペンとの接触に憤慨「今日の彼は”やりすぎな日”だった……必死になりすぎているように見えたよ」
motorsport.com 日本版
フェルスタッペン、ノリスとの接触は”攻撃的すぎたわけじゃない”と釈明「ブレーキング中に動いたわけじゃない。だって……」
フェルスタッペン、ノリスとの接触は”攻撃的すぎたわけじゃない”と釈明「ブレーキング中に動いたわけじゃない。だって……」
motorsport.com 日本版
現代における「世界一価値の高いファミリーカー」を追求した新型ホンダ・フリードが発売
現代における「世界一価値の高いファミリーカー」を追求した新型ホンダ・フリードが発売
カー・アンド・ドライバー
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
motorsport.com 日本版
“昼の高速バス”の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
“昼の高速バス”の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
Merkmal
”接触エンド”は回避できたかも? レッドブルF1、ノリスへのペナルティ付与の可能性をフェルスタッペンに伝えず「我々にも落ち度がある」
”接触エンド”は回避できたかも? レッドブルF1、ノリスへのペナルティ付与の可能性をフェルスタッペンに伝えず「我々にも落ち度がある」
motorsport.com 日本版
新東名の開通遅れの原因「最難関トンネル」どこまで進んだ? 「見るからにヤバイ山」 準備中の巻き返し策とは?
新東名の開通遅れの原因「最難関トンネル」どこまで進んだ? 「見るからにヤバイ山」 準備中の巻き返し策とは?
乗りものニュース

みんなのコメント

61件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2008.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

52.02500.0万円

中古車を検索
センチュリー(セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2008.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

52.02500.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村