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さらに快速を実現!? 日産新型「リーフNISMO」登場! 従来モデルとの違いとは

■日産の電気自動車「リーフ」のNISMO版が刷新

 日産が掲げる経営ビジョンは「電動化」と「電脳化」ですが、それをもっとも象徴するモデルといえば100%電気自動車の「リーフ」です。

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 2代目となる現行モデルは2017年に登場。航続距離アップに加えて、走りや乗り心地、静粛性なども大きくレベルアップ。

 インフラの整備や昨今の電動化シフトなども相まって、販売も順調に推移。2019年1月には世界累計45万台を達成しています。

 当然、普及が進むとユーザーニーズは多種多様となり、リーフにも「プラスα」を求める人が増えています。

 日産はそのようなニーズに対してサブブランドを用いたスペシャルモデルを用意。モータースポーツ直系でパフォーマンス重視の「NISMO」と、プレミアム性の高いクラフトマンシップを感じさせる仕立ての「AUTECH」ですが、今回NISMOが2020モデルへとアップデートされました。

 改めてNISMOをおさらいすると、1984年に設立された日産のワークス部隊ですが、2013年に「NISMOロードカー事業」をスタート。

「NISMOの魅力をより多くの人へ」、「日産車に更なるワクワクを」をコンセプトに、日産自動車と共同プロジェクトで開発されたモデルを限定発売ではなく通常のモデルと同じようにカタログモデルとしてグローバルに販売をスタート。すでに主要なモデルに設定されています。

 では、従来モデル(2018モデル)に対して何が変わったのでしょうか。

 エクステリアは控えめな形状だがレーシングカーのテクノロジーを市販車にフィードバック。ゼロリフトや前後バランスの適正化など空力操安の考えを盛り込んだ「エアロパーツ」は不変です。

 開発者に聞くと「機能部品なので性能面を考慮した結果、変える必要がなかった」とのことです。

 ちなみに外観上で2020モデルの証は「アンテナ(2018モデル:ポール式、2020:シャークフィン)」のみですが、筆者的(山本シンヤ)にはユーザーの心をくすぐるような「プラスα」が欲しかったです。

 インテリアは正確なドライビングをおこなうための環境を整えるために、レカロシートをオプション設定。

 レカロのスポーツスターをベースにNISMOがチューニングをおこなった専用品で、ホールド性と乗降性をバランスさせた設計になっています。

 クッションが硬めなのでノーマルよりも着座位置が若干高めになってしまうのは気になる所ですが、ドライバーの正確な操作に大きく寄与しています。

 ちなみに標準のシートはノーマルの表皮違いのままで、個人的には「ノートe-POWER NISMO」などに採用されるスポーツシートの出来が非常に良かったので、水平展開してほしかったです。

 パワートレインは専用VCMにより加速度とレスポンスをより引き上げたセットアップは不変ですが、ブレーキは液圧コントロールの専用チューニングがおこなわれています。

■見た目は変わらずとも中身は大幅刷新!?

 初期制動はやや強めでタッチも硬めですが、踏力コントロールのしやすさと加減速の“連続性”が増しており、2018モデルよりリズム良く走れるようになっています。

 フットワーク系は、スプリング(フロント:14%アップ、リア:25%アップ)、ショックアブソーバー(フロント:伸び10%/縮み10%、リア:伸び30%/縮み10%)、リアバンプストッパー(ゴム→ウレタン)、ステアリングギア比(18.3→14.3)、VDC制御を変更。

 タイヤは、225/45R18サイズのコンチネンタル・スポーツコンタクト5+アルミホイールは変更ありません。

 ボディ補強は2018モデル同様におこなわれていませんが、その理由は「補強をおこなう必要がないくらいベースの車体が良くできている」とのことです。

「フェアレディZ」並みのステアリングギアレシオ(14.3)とは、直進時のスワリとタイヤとの直結感の薄さはやや気になりますが、意図通りにステアリングが切れるといった正確さは確実に増しています。

 そして、操舵時にはキレのいい回頭性を実感すると共にリアのスタビリティの高さも相まってシビアな印象や不安要素は一切ありません。

 むしろ機敏でリズミカルなクルマの動きに心地よさを感じます。2018モデルと同じコーナー、同じ速度で走らせてみると、元々持つ重量バランスの良さと低重心に加えて、操舵量の圧倒的に少なさと4輪を上手に使ったセットアップ、インテリジェントトレースコントロールの相乗効果によって、FFながらもアンダーステア知らずのハンドリング。

 大きめのパイロンスラロームでは4WS(四輪操舵)が付いているかと錯覚するくらいグイッと内側に巻き込んで曲がる様は、より自然な制御と動きのルノー「メガーヌGT」のような印象でした。

 さらにVDCのTCS制御もスポーツ走行時にお仕置きされにくい制御になっているのも嬉しいポイントのひとつです。

 一方、乗り心地は無駄な動きが抑えられフラット感が増したのとギャップをスッキリと吸収するダンピング特性、柔らかく受け止めるバンプストッパーなどにより、2018モデルより硬めですが雑味がない乗り味で、人によってはむしろ快適に感じるかもしれません。

 そろそろ結論にいきましょう。見た目の変化は最小限ですが、走りは2018モデルが「クルマ好きにとってのノーマル」だとしたら、2020モデルは「スポーツハッチ」といっていいくらいの変化を感じました。

 ちなみにNISMOロードカーのラインアップを横串に刺して見ている筆者は、これまでは残念ながら「GT-R以外は甘口」という印象が否めませんでした。

 しかし、2020モデルのリーフNISMOに乗り、NISMOの一貫性を持った「味」がより濃くなっているということが実感できました。

 つまり、これは電動化や電脳化も大事ですが、走りも忘れていないぞ、という日産&NISMOの“決意”だと解釈したいと思います。

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