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ダイハツが新型「コンパクトスポーツカー」初公開! 次期型「コペン」の方向性どうなる! 小さくて偉大な「初代モデル」の“凄さ”とは

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ダイハツが新型「コンパクトスポーツカー」初公開! 次期型「コペン」の方向性どうなる! 小さくて偉大な「初代モデル」の“凄さ”とは

■小さくて“偉大”な初代「コペン」とは!

 2023年10月25日から開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」で、ダイハツは新型コンセプトカー「VISION COPEN(ビジョン コペン)」を世界初公開しました。
 
 同車は初代「コペン」を思わせる個性的なフォルムからも注目を集めていますが、ではコペンとは一体どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! ダイハツ新型「コペン」を画像で見る(49枚)

 初代コペンは2002年6月に発売し、「誰もが気軽に楽しめる本格的オープン・スポーツカー」というコンセプトで開発された2シーターの軽自動車です。

 最大の特徴は、軽自動車において初採用となる「アクティブトップ(電動格納式のハードトップ)」にあり、当時はトヨタ「ソアラ」などの高級モデルにのみ取り入れられていた同機能を軽自動車で実現・市販化したことが非常に大きな話題となりました。

 パワーユニットには最高出力は64馬力を発揮する直列4気筒のツインスクロールターボエンジンを採用しており、トランスミッションは5速MTと4速ATの2種類をラインアップ。

 軽自動車ゆえ最高出力は自主規制値に収まるよう抑えられていますが、車重が800kg台と軽量なため走りは軽快そのもので、コンセプト通り誰でも手軽にスポーティな運転を楽しめるクルマとなっていました。

 また、全体的に丸みを帯びたフォルムと丸目2灯のヘッドライトによる可愛らしい雰囲気によって、従来のスポーツカーとは異なるファッション性を実現しており、男性のみならず女性からも高い支持を獲得。さらなるコペンの魅力を引き出そうと、様々なドレスアップを施す女性オーナーも珍しくありませんでした。

 そんな初代コペンは、2002年の発売から2012年の販売終了までの10年間で約5万8000台を販売し、軽自動車のオープン・スポーツカーとしては異例の大ヒット作となります。

 通常の軽ワゴンなどと比較した場合、“2シーターで乗車人数が少なく荷室も狭い”など実用面においてはネガティブな要素はあったものの、“走りが楽しくデザインが良い”など大きな魅力によってトータルで高く評価されたのです。

 そして2014年には、現行モデルである2代目コペンが登場します。

 2代目は見た目が大きく異なる3タイプが順次発売され、まず2014年6月に釣り目のヘッドライトが特徴的な「ローブ」が発売されました。初代が可愛らしい丸目ライトだったのに対し、このモデルはスポーツカーらしい「格好良さ」を強調したフォルムが目を引きます。

 同年11月には、多面体ボディと多面体グリルを用いたSUV風の「エクスプレイ」が登場し、翌2015年6月には初代を思わせる丸目ライトの「セロ」を発売。このセロとローブは外装を比較的簡単に取り外す事が可能で、両車のエクステリアを交換する換装キットも登場しています。

※ ※ ※

「2シーターオープンタイプの軽スポーツカー」という限定的なマーケットを対象としながらも、ダイハツを代表する1台となったコペン。

 今回JMS2023で初公開されたビジョン コペンはあくまでもコンセプトモデルということで、そのままの姿で3代目として市販されるのかについてはダイハツから明確な公式コメントはありません。

 将来登場するであろう新型モデルが果たしてどのようなクルマになるのか、ダイハツの今後の動向に注目していきましょう。

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みんなのコメント

12件
  • tma********
    コペンXPLAYに乗っています。
    多面体ボディと多面体グリルを用いたボディはSUV風というよりもガンダム風w
    電動ハードトップが開閉するルーチンはまさに可変モビルスーツを彷彿させます。
  • ズル大佐
    コペンと言ったらやっぱり初代のデザインが秀逸でした。
    このコペンが発売されたら、定年後セカンドカーとして欲しいなぁ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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