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トヨタが「LFA風モデル」を初公開!? ボタンで「早変わり」どういうコト? LAFからのパッソに激変する驚愕技術とは

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トヨタが「LFA風モデル」を初公開!? ボタンで「早変わり」どういうコト? LAFからのパッソに激変する驚愕技術とは

■ボタンひとつで…レクサス「LFA」に変わる! 謎のBEVとは

 最近、トヨタが公開した様々な技術により各メディアは盛り上がりを見せています。
 
 これは「Toyota Technical Workshop 2023」というイベントでお披露目された内容が報道されたためですが、その中にクルマ好きとして注目したい1台がありました。
 
 ボタンひとつでトヨタ「パッソ」からレクサス「LFA」に変わるクルマです。

【画像】これがLFA後継モデル!? 美しいレクサス「エレクトリファイドスポーツ」 デザインがスゴイ! 実車を見る!(38枚)

 トヨタは東富士研究所にて「Toyota Technical Workshop 2023」(以下テクニカルワークショップ)という技術の説明&体感会を開催しました。

 そこでは、トヨタが掲げる「電動化」、「知能化」、「多様化」に沿った様々な技術などをお披露目。

 その技術の中で各メディアが気になったのは「トヨタの次世代電池や全固体電池の概要」が明かされたことでした。

 しかし、クルマ好きとしてはBEVが主流になっても「運転する楽しさ」を提供する技術として紹介された「擬似的なMT(マニュアルトランスミッション)」や「クラウンの姿をしたBEV」、「水素エンジンを搭載するレクサス・LX」などに加えて、ボタンひとつでパッソからLFAなど「走りをオンデマンドで変更可能なクルマ」(以下オンデマンドカー)が挙げられます。

 このオンデマンドカーは、BEV(電気自動車)のソフトをアップデートすることで、乗り味やエンジン音などをオンデマンドで変更が可能となるモデルです。

 そのため、例えば走りを追求したスポーツタイプや将来乗ってみたいクルマ、さらには昔乗っていた懐かしのクルマを再現することも可能だといい、この1台でBEVの可能性を無限に広げられることを表現しています

 今回、用意されたオンデマンドカーのベースとなるのはレクサス初のBEV専用モデルとなる新型「RZ」ですが、ボタンひとつでLFAやパッソに早変わりするようです。

 この2台を採用した理由を担当者に聞くと「トヨタの普通車で最もオーソドックスな1リッター車のパッソと、その真逆に位置するLFAで設定することでオンデマンドカーの凄さを体感してほしかったからです」と話していました。

 用意されたRZの見た目は、市販モデルと変化はなく、運転席に乗り込んでもそのままのインテリアデザインと変わりません。

■いざ…世界初試乗! パッソ&LFAの違いは? どう?

 今回は、実際に試乗することが出来ました。運転席に乗り込み、走り出すとレクサスらしい上質なBEVという印象を受けます。

 少し走った後にコース上で一旦停止。助手席の担当者がPCでセッティングを変えるボタンを押すと、車内には4.8リッターV型10気筒の甲高いエンジン音(通称:天使の咆哮)が聞こえてきます。

 そしてアクセルペダルを踏み込むと少し粗さは残るものの、LFAのように「クルマ全体で呼応するレスポンス」や「高回転型エンジンによるどこまでも果てることのない加速感」に似た感覚を覚えました。

 今度はある程度減速したところでまた担当者がボタンを押します。

 そうすると途端に天使の咆哮は鳴り止み、アクセルペダルを踏んでも進みづらいパッソのフィーリングへと早変わり。

 4.6リッターV型10気筒から1リッター直列3気筒の変化は大きいものでした。

 このようにBEVでは、モーターの特性やアクセルレスポンスを自在に変えることが可能です。

 そのため実用面では週末のお父さんがLFAを操る楽しさを体感し、平日に奥さんや子供向けに乗りやすいクルマに変えられるということが可能で、まさに一家に1台といえる代物だと言えます。

 前出の担当者によれば「今回のセッティングはあまり煮詰められていないので、もう少し精度を上げることは可能です」と話していました。

※ ※ ※

 クルマ好きとしては気になるオンデマンドカーですが、前述のMTを疑似的に再現出来る「マニュアルBEV」と組み合わせることで、商品の価値としては十分に見合う技術だと感じました。

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みんなのコメント

13件
  • LAFからのパッソって何だ?
    LAFって何?
    馬鹿を笑えってこと?
  • BEV版AE86だってボタン一つでLFAになるんだぞ。
    だからそんな機能当たり前だし驚きもしない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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