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アルテック、EVバス参入視野に日本で市場調査 トルコのカルサン社製を輸入

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アルテック、EVバス参入視野に日本で市場調査 トルコのカルサン社製を輸入

 産業機械商社のアルテックは20日、トルコの商用車メーカー、カルサンの小型ノンステップ電気バス(EVバス)の輸入販売に向け市場調査を始めると発表した。自治体やバス事業者のニーズを把握した上で事業化を目指す。

 カルサンの小型ノンステップEVバス「e―ジェスト」(左ハンドル仕様)を使い、23年4月頃まで市場調査を行う。同年4月末までに右ハンドルの試作車も完成させる。

アルテック、国内にない小型ノンステップEVバスに勝算 高齢者の利用前提に高い乗降性を確保

 e―ジェストは全長5845ミリメートル、全幅2055ミリメートル、全高2800ミリメートルのコンパクトサイズながら、バッテリーを床下に搭載し室内空間を広げた。動力には独BMWの電気自動車(EV)「iシリーズ」のモーターとバッテリーを採用しており、満充電での航続距離は210キロメートル。電子制御横滑り防止システム(ESP)やトラクションコントロールシステム(TCS)など安全機能を搭載している。欧州ではこれまでに210台を販売した。

 日本では環境対応への意識が高い自治体やバス事業者を中心に、コミュニティーバスをディーゼル車からEVに代替する需要を見込む。点検整備などのサービスはジェイアールバス関東が協力する。

 日本で運行する小型ノンステップEVバスは中国・比亜迪(BYD)の「J6」などがある。e―ジェストは競合車に比べ車体が小さく、幅が狭い道も通行しやすい。日本仕様車の価格や発売時期は未定だが、「競合車種に合わせるのではなく、商品の性能に見合う価格に設定する」(犬童英一E―Bus推進グループ部長)とする。

 e―ジェストは20年から2年連続で欧州の3.5~8トンクラスのEVバス部門で販売首位。カルサンは日本のほかマルタや英国など右ハンドル国での展開も計画する。

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みんなのコメント

8件
  • ポンチョが意外と小回り効かないからリエッセの代替車種に悩む事業者向けにはいいのかも…
  • BYDのJ6と被るかな。日本だとポンチョクラス。
    後は価格と右ハンドル対応がいつ可能になるのかだよね。
    あと安全性。日本はひたすら取り残されるだけ。
    日野のポンチョEVはBYDのJ6の日野版だしいすゞとの共同開発もあるけど
    例の不正の関係で開発費が捻出できるのかどうか。
    北九州のもまだ少し先だしね。
    まずはトルコにも抜かされている現状を理解するべきだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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