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軽貨物車に反映されたホンダの独自性(2022年3月・新車販売)

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軽貨物車に反映されたホンダの独自性(2022年3月・新車販売)

 日本自動車販売協会連合会が発表した2022年3月の新車販売台数(軽自動車を除く)は、32万7293台。前年同月比14.8%ダウンだった。

 前年同月比プラスを達成したのは、ホンダの5.2%増と三菱の6.2%増。この2社以外は、前年同月比マイナスだった。乗用車を生産しているメーカーで最も前年比ダウン幅が大きかったのは、マツダの24.7%である。

2022年2月国内ブランド別新車販売データ総覧。輸入貨物車にご注目を

■2022年3月 メーカー別新車販売実績
メーカー名=普通乗用車/小型乗用車/貨物・バス/計/前月(占拠率・今年3月)
*自動車販売協会連合会の資料をもとに作成

トヨタ(レクサスを除く)=75,791/59,356/17,949/153,096/93,764(46.8%)
輸入車=28,684/3,106/3,860/35,650/24,794(10.9%)
本田技研=11,674/22,357/−/34,031/23,091(10.4%)
日産=15,985/12,490/5,133/33,608/22,861(10.3%)
マツダ=15,535/2,961/264/18,760/16,094(5.7%)
SUBARU(スバル)=11,189/198/−/11,387/4,591(3.5%)
スズキ=1,587/9,375/−/10,962/7,557(3.3%)
日野=−/−/6,961/6,961/4,706(2.1%)
三菱=5,660/333/−/5,993/4,169(1.8%)
いすゞ=−/−/4,616/4,616/3,166(1.4%)
ダイハツ=14/4,205/−/4,219/3,187(1.3%)
レクサス=4,044/−/−/4,044/2,844(1.2%)
三菱ふそう=−/−/2,859/2,859/2,238(0.9%)
UDトラックス=−/−/1,107/1,107/637(0.3%)
計=170,163/114,381/42,749/327,293/213,699(100%)

 全国軽自動車協会連合会が発表した2022年3月の軽自動車販売は、18万5567台で前年同月比18.9%減だった。

 前年同月比プラスを達成したメーカーはなかったが、2022年2月比は各社がプラスになっている。

 昨年12月、ダイハツ・ハイゼットが17年ぶりにフルモデルチェンジを行い話題になった。ダイハツの貨物車比率は31.5%。スズキは25.2%。

 軽自動車の販売に関しては積極的なアピールを控えているトヨタの軽貨物車比率は39.3%、スバルは44.5%と高い。ホンダの軽貨物車比率は10.8%と軽自動車を扱う8社の中で最も低い。

 ホンダ軽貨物は、現在、ボンネットバン型のN-VANをラインアップしているが、他社が生産しているキャブオーバーバンは生産していない。キャブオーバータイプの商用車を持たないメーカーは、ホンダだけである。なお、ホンダ・アクティ・トラックは2021年4月に生産が終了しているが3月の販売データには118台のトラックが記録されている。
  

■2022年3月 メーカー別軽自動車販売実績
メーカー名=乗用車/貨物車/計/前月(占拠率・今年3月)
*全国軽自動車協会連合会の資料をもとに作成

スズキ=40,187/13,517/53,704/39,619(28.9%)
ダイハツ=35,971/16,568/52,539/44,856(28.0%)
本田技研=34,972/4,250/39,222/29,805(21.1%)
日産=20,999/5,068/26,067/16,872(14.0%)
三菱=3,981/1,266/5,247/3,384(2.8%)
マツダ=2,658/878/3,536/2,218(1.9%)
トヨタ(レクサスを除く)=1,923/1,245/3,168/2,573(1.7%)
SUBARU(スバル)=1,156/928/2,084/1,639(1.1%)
計=141,847/43,720/185,567/140,966(100.0%)

■2022年3月 メーカー別新車販売実績
メーカー名=登録車/軽自動車/計(占拠率)
*自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会の資料をもとに作成

トヨタ(レクサスを除く)=153,096/3,168/156,264(30.5%)
本田技研=34,031/39,222/73,253(14.3%)
スズキ=10,962/53,704/64,666(12.6%)
日産=33,608/26,067/59,675(11.6%)
ダイハツ=4,219/52,539/56,758(11.1%)
輸入車=35,650/−/35,650(7.0%)
マツダ=18,760/3,536/22,296(4.3%)
SUBARU(スバル)=11,387/2,084/13,471(2.6%)
三菱=5,993/5,247/11,240(2.2%)
日野=6,961/−/6,961(1.4%)
いすゞ=4,616/−/4,616(0.9%)
レクサス=4,044/−/4,044(0.8%)
三菱ふそう=2,859/−/2,859(0.6%)
UDトラックス=1,107/−/1,107(0.2%)
計=327,293/185,567/512,860(100.0%)

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みんなのコメント

6件
  • 大きな変化はどんな業界でもいつの時代でも
    シェアの小さいところから始まるんですよ。

    軽貨物、つまり軽トラは日本の規格であって
    日本でしか売れない不良債権になっていく。

    ちなみに今、二輪の原付がすでにそうなってしまっていて
    125ccクラスと新車価格の差があまりなくて
    かなり割高感があり、そのせいもあって
    自動車学校の小型二輪教習がこんなコロナ禍の中でも
    全国的に盛況です。

    軽トラの未来は
    いわば同じトヨタ組同士であるダイハツとスズキが
    潰し合う消耗戦が待っていて
    モノコックボディでバッテリーを包み込む隔壁が要るために
    あの構造では電動化にも対応できませんから
    早晩、立ち行かなくなります。

    ホンダは見切ると速いので
    N-vanに切り替えて電動化にも対応していくのでしょう。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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