最高速330キロのストリートファイター
900馬力でも日常の通勤にも支障なし!
さすがは自由の国! おかしなカスタムバギーが大量発生【2010ボンネビルSPLレポート-後編-】
オーバー1000psを発揮する、フルチューン2JZ-GTE仕様のJZX110マークIIで最高速348キロをマークするなど、『街乗りも快適にこなせるハイパワーマシン』の開発を追求するフレンズ。
このJZA80スープラも、アクセル全開で330キロに到達できるパフォーマンスを備えつつ、エアコンやカーナビを搭載して通勤にも支障のないことを条件に開発されたチューンドだ。
エンジンは、VVT-i付きの2JZ-GTEをベースにJUNの鍛造ピストンとH断面コンロッドで腰下を強化。最大回転数を落とさないためにストローク量は変えていない
。ヘッドにはハイカム(IN264度 EX280度)を投入し、燃焼室やポートもフル加工が施される。
組み合わせるタービンはHKSのT51R-SPL BBだ。また、長時間の高回転・高負荷走行が続く最高速シーンを想定し、ロスパフォーマンスのダンパープーリーを使用してエンジンの振動を吸収、オイルポンプなどの保護に努めていることもポイントだ。
スロットルはインフィニティ用90φ。サージタンクもトラスト製に交換し、高回転域での伸びを確保している。
インタークーラーはトラストの5層タイプのコアを使ってワンオフ。700mm幅のコアのため、配管のレイアウトに相当苦労したそうだ。
エンジンマネージメントはF-CON Vプロが担当し、可変バルタイはHKSのバルコンを追加することで調整している。インジェクターはHKSの1000cc、このサイズを90%以上の効率で使っている。
100φのメインパイプ径を持つワンオフのチタンマフラーで排気効率を極限まで高める。絞りのあるようなマフラーではパワーが出ないばかりでなく、エンジンやタービンの負担を増やしてしまう。
これにより最高出力は900ps/93kgmに到達。計算上(ファイナル3.2)では6速7200rpmで350km/hオーバー、経験的に5~6%のスリップ発生を考慮しても330キロは超える。
足回りはHKSハイパーマックスベースで減衰力設定をリメイク。アームにはイケヤフォーミュラの調整式をフル投入し、最高速に適した直進性能やトラクション性能をもったアライメントにセットしている。タイヤは信頼性の高いポテンザRE-11(F245/40-18 R265/35-18)だ。
重要なブレーキは、エンドレスのキャリパーキット(F6ポット R4ポット)を前後に投入。絶大なストッピングパワーを手にしている。
室内はストリート仕様らしいメイキング。純正タコメーター位置には60φのトラスト製ブーストメーターが鎮座し、回転数の確認は大型のオートメーターで行う。エアコンやナビ等の快適装備はもちろん生きていて、とても900ps仕様とは思えない仕上がりだ。
アクセルひと踏みで300キロオーバーの実力を秘めた900psのフルチューン仕様でありながら、堂々と通勤にも使えるリーガル性も併せ持つJZA80スープラ。「さすがはフレンズ」と唸る完成度の高さだ。
●フレンズ 栃木県下都賀郡野木町友沼6602-4 TEL:0280-54-1650
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